[写真]きょうの国会周辺。赤囲みは中国全人代「香港国家安全法」の成立に直面して日本の支援を求める香港の関係者の活動。
岡田克也さんは、「涼しくなって(ウイルスの)第2波が来る前の8月後半に衆議院が解散されることは十分にありうる」と語りました。きょう2020年5月28日(木)の記者懇談会で語りました。
岡田さんは前日閣議決定した第2次補正予算案に言及。新型コロナウイルス感染症対策予備費として異例の巨額が盛り込まれたことを「10兆円の予備費が国会で審議されず白紙委任されることがあってはならない」と問題視しました。「国会をしばらく開かなくていいという下心を感じる」とし、6月17日に閉会し秋の臨時国会を開かない可能性を示唆。「需要を喚起するための第3次補正予算案を審議するまで国会を延長すべきだ」としました。
おとといの閣議で予備費から医療機関へのマスク配付1500億円が支出されました。岡田さんは自分が官僚時代の財務当局の指示を振り返り、「30年前は、予備費の支出は国会閉会中でないと駄目だという説明だった。それが国会開会中なのに予備費が支出されるのは憂慮すべきことだ。国民を代表する国会で評価されずに勝手に使うことは好ましくない」と語りました。
黒川弘務・前検事長の賭けマージャン事件などで内閣支持率が29%まで落ちたことに関して「賭けマージャンはいけないことだが、身内に甘い処分の問題だ。訓告で済んだというおかしさ。安倍さんは国会を閉じて時間が経てば(有権者が)忘れることに期待している。閉じておけば(支持率上昇の)チャンスはある」と述べました。
ごく一部での陰謀論に近い話ですが、トランプ大統領が6月下旬に「ホワイトハウス・サミット」を考案しており、安倍晋三首相が出席した場合は帰国後2週間首相公邸で自己隔離し、都知事選(7月5日)の応援演説を回避したうえで抜き打ち解散することについて。「サミットは言われれば、行かざるを得ないがすぐに解散とはならない」とし、8月後半以降の第2波前の解散にそなえる姿勢を鮮明にしました。
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岡田克也さんは、「涼しくなって(ウイルスの)第2波が来る前の8月後半に衆議院が解散されることは十分にありうる」と語りました。きょう2020年5月28日(木)の記者懇談会で語りました。
岡田さんは前日閣議決定した第2次補正予算案に言及。新型コロナウイルス感染症対策予備費として異例の巨額が盛り込まれたことを「10兆円の予備費が国会で審議されず白紙委任されることがあってはならない」と問題視しました。「国会をしばらく開かなくていいという下心を感じる」とし、6月17日に閉会し秋の臨時国会を開かない可能性を示唆。「需要を喚起するための第3次補正予算案を審議するまで国会を延長すべきだ」としました。
おとといの閣議で予備費から医療機関へのマスク配付1500億円が支出されました。岡田さんは自分が官僚時代の財務当局の指示を振り返り、「30年前は、予備費の支出は国会閉会中でないと駄目だという説明だった。それが国会開会中なのに予備費が支出されるのは憂慮すべきことだ。国民を代表する国会で評価されずに勝手に使うことは好ましくない」と語りました。
黒川弘務・前検事長の賭けマージャン事件などで内閣支持率が29%まで落ちたことに関して「賭けマージャンはいけないことだが、身内に甘い処分の問題だ。訓告で済んだというおかしさ。安倍さんは国会を閉じて時間が経てば(有権者が)忘れることに期待している。閉じておけば(支持率上昇の)チャンスはある」と述べました。
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Ⓒ2020年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki
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