(初投稿は14時10分、20時15分最終更新)
きょう5月4日は、月曜日、みどりの日の祝日ということですが、国会が開かれました。
【与野党国会対策委員長会談 令和2年2020年5月4日(祝・月)】
午前中に、森山裕、安住淳両国会対策委員長が会談。来週5月11日(月)に衆議院予算委員会の集中審議を開くことが決まりました。同日午後には参議院予算委員会でも集中審議が開かれます。「アベノマスク」をめぐる不明朗な契約なども議題になる見通し。
きょねんは森山委員長と、総評系の辻元清美国会対策委員長の体制で、3月27日(水)の参議院予算委員会締めくくり質疑の後、集中審議が開かれたのが10月11日(金)というあり得ない日程政治で、参議院選挙で立憲民主党は伸び悩みました。
【衆議院議院運営委員会 同日】
緊急事態宣言の延長の事前報告がありました。
西村康稔・内閣府大臣は「特措法第32条第1項にさだめる緊急事態宣言を5月31日までとする公示案を、本日夜政府対策本部で決定したい」と話しました。
各党の質疑で、自民党の赤澤亮正さんは「いつ解除されるのか」と問い、西村さんは、直近2~3週間の新規感染者数・感染経路不明者の比率・PCR検査の体制・医療提供体制を勘案して「総合的に判断する」とだけ答弁しました。赤澤さんは「第2次補正予算案が必要だ」とうながしましたが、明確な答弁はありませんでした。
立憲民主党の岡島一正さんは「出口戦略を示せ」「PCR検査をしっかりやるべきだ」、国民民主党の泉健太さんからは「事業者から悲鳴が上がっている」「100兆円規模の経済対策をすべきだ」と語りました。
次回の本会議は12日(火)だ、と高木毅委員長が発表して、散会しました。
ところで、掲示した写真ですが、5月31日というのは日曜日です。このカレンダーからすると、5月29日(金)の夕方に地裁に駆け込んで自己破産や会社更生・民事再生法などを申請した場合、宣言明けの6月1日(月)午前になってから気づく人がいるでしょう。仮にもぬけの殻でも、社長にある物が無ければ民事・刑事とも返ってきません。5月29日に倒産した会社に、6月1日朝になってかけつけたらもぬけの殻だったとしても、反応が遅いような気がします。私は生まれたときから、こういう倒産カレンダーを徒弟制度のように両親から教え込まれてきました。なので、財務基盤が盤石で単価が高い会社をつくり、受け継いでいます。こういうセンスは、専門家会議にも官僚にも政治家にもないように感じます。
【参議院議院運営委員会 同日】
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言期間延長の件で報告と質疑がありました。山東昭子議長、小川敏夫副議長も陪席しました。
インターネット版官報
Ⓒ2020年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki
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以上です。