【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

立憲民主党「12議員」以外への説明は来週火曜日以降に

2021年11月05日 21時06分17秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
 立憲民主党の枝野幸男代表は、今週火曜日の「執行役員会」のマスコミオープン・アタマ撮り部分の「冒頭あいさつ」で「特別国会最終日の辞任」を表明しましたが、この会合に参加した12国会議員以外への説明は来週火曜日以降にずれこみそうです。

 立憲民主党は、来週月曜日まで公式日程はない、と発表しました。これにより、来週火曜日の常任幹事会の40国会議員に対する冒頭あいさつまで、枝野さんの次の発言はずれこみそうです。

 12国会議員には、泉健太政調会長、大串博志役員室長が含まれ、枝野さんのあいさつを聞きました。これに加えて、常任幹事会では原口一博、長妻昭、玄葉光一郎各副代表や、馬淵澄夫・近畿ブロック常任幹事らが加わります。原口さんはツイッターで枝野さんに対して慰留や再出馬を求める考えがあるとしています。岡田克也常任顧問らも常任幹事会からとなりますが、枝野代表は支持しつつも、きょねん9月の結党以来「執行役員会の情報が入らない」との不満を水面下で漏らしていました。岡田さんが情報が入らないと不満を漏らすのですから、他の立憲出身を含んだ現職国会議員・地方議員らにも「枝野・福山体制」の情報共有に関する不満はあったとみられます。

 枝野さんは、派閥や事務所がなく、党本部と埼玉県連以外で、昼夜に、複数の国会議員を集めて話をする機会はあまりありません。

 以上です。

第206回特別国会は来週令和3年2021年11月10日(水)から12日(金)まで 岸田文雄第101代首相と細田博之衆議院議長選出へ

2021年11月05日 12時46分25秒 | 第206回特別国会
[写真]松野博一内閣官房長官、先々月2021年9月29日、自民党大会ホテルで、宮崎信行撮影。

【衆議院各派協議会 きょう令和3年2021年11月5日(金)】
【参議院議院運営委員会理事会 同日】

 松野博一官房長官が陪席して、第206回特別国会は、来週11月10日(水)に召集することを伝達しました。同日にの衆議院本会議で、議長、副議長を選出。衆参で第101代首相に岸田文雄さんを選出。立憲民主党は枝野幸男さんに投票。

 この日はこれに先立って、初登院が行われ、4倍増で第3党に躍進し2014年以来再び野党で主導権を持つことになった維新の新人らが初登院することになります。

 会期は、当日決まりますが、11月12日(金)までの3日間となりそうです。

 当面、政策での与野党対決は無さそう。政界の焦点は、清和政策研究会の新しい会長と立憲民主党の新しい代表の体制に移ります。

このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。 
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
Ⓒ2021年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。