【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

宮崎信行が宏池会黒マスク取材妨害男に、たった50日で復讐に成功、岸田文雄会長の顔に泥を塗る日当5000円で宏池会の国光文乃会員が東京地検特捜部に直告さる、清潔イメージ崩壊

2021年11月20日 21時33分14秒 | 議員秘書
[写真]私の取材妨害をした宏池会黒マスク男(9月29日、宮崎信行撮影。)と、茨城6区の岸田首相街頭演説会場でてきぱきと取材する宮崎信行(10月26日)=国光文乃公式ユーチューブチャンネルからスクリーンショット。

 先月26日、宏池会(岸田派)会長として30年ぶりの首相岸田文雄さんが、茨城県つくば市で、丹羽元会長の後継者で2選を目指した(当選)国光文乃・宏池会員を応援した際に、茨城県トラック協会がつくる任意団体が日当5000円を21人に配っていたことが各媒体で報道されました。きょう読売新聞に報じられ、フラッシュから始まり、文春、フライデー、ゲンダイ、朝日→共同・毎日・産経・東京、TBS・日テレ・フジが報じ、ついに読売。今週は市民団体が国光さんを東京地検特捜部に直告しました。

 生まれた時点で既に家業が成功していた私は、幼稚園児の頃から両親から「やられたらやり返せ」としつけられ、営利目的で近寄る大人には「グーではなく、パーでなぐれ」「自分の手は汚さずに敵を日本の経済・社会から消せ」とシュミレーション訓練を受けてきました。

 やり返しました。

 9月29日の自民党大会では、感染対策のため、フリーランス・日本インターネット報道協会加盟社らを排除しました。プリンスホテルが経営するホテル本館の自民党本部仕切りのゾーンでは、ご覧のように警視庁本庁警護課SPに視界を遮られるなどの妨害を受けました。

[写真]自民党本部仕切りのゾーンで、私の取材を妨害する、警視庁本庁警護課SP、ホテル本館。

 ここでは、フリーランスの横田一記者に対して、「左手薬指に指輪をした若手SP」が99%の確率で横田さんの体に先に手を触れた証拠と、100%の確率で、先輩SPが、「左手に指輪をした若手SP」の手を振り払う証拠写真も持っていますので、来春ごろ公開するかも。「70議席減」の情勢もあった党本部の衆国対詰め幹部職員は私の目を直視できない状態になっていました。

 このため、普段と違って、スマホ動画を取りっぱなしにしていたため、レガシーメディア岸田総裁番記者との間で、新館で岸田派仕切りの報告会があることや、私が事前に岸田新総裁の車が地下何階か把握している証拠音声もあります。

 そして、新館。

 実は収益を共にしない仲間内で私だけ岸田さんの写真を持っていない私が、誰よりも新館の会場へ。宏池会関係者に名刺を渡し「岸田さんきますか」と聞くと「古賀先生は来ません」とうそぶかれました。

 やがて、宏池会黒マスク男に、報告会を取材したいというと拒まれました。そして、本館での伏線がある本庁警護課SPたちが新館へ。

 ここで、年長の現場担当者が、30年ぶりに総裁の権力を手に入れたばかりの宏池会黒マスク男に警護・警備について要請したようです。

 




[写真]黒いネクタイをした本庁警護課現場担当者(左)が宏池会黒マスク男に取材妨害を依頼したと思われる現場。

 ところが、「総裁派閥として警護課から要請される立場」に黒マスクは酔ってしまったようで、幟でやぐらを組んで、攪乱作戦に出ました。黒マスクは「宮崎さんどこ行った?」「横ピングループ排除」などと口にしながら排除を楽しんでいるようでしたが、秘書団の一部は苦笑いを浮かべており、黒マスクは浮いていたようです。


[写真]宮崎信行撮影。

 この際、横田一さんらに対して、警護課の男性警察官と、高輪警察署警備課の女性警察官が、新館のこの線から入るなと指示。警察官職務執行法第4条第1項に基づきますが、同条第2項で東京都公安委員会に報告書を絶対に出さねばならないことになっています。来年には東京都情報公開条例に基づき、開示請求をしたいところです。


そして、「岸田外相・中谷安保法制相」のコンビで、平和安全法制で安倍首相の代わりに自分たちの手を汚して成立した功績も含めて、総裁の座を手に入れた、中谷さんが部屋から出てきて、黒マスクらをねぎらいました。

 で、既に私は感づいていましたが、部屋の向こうで、中国新聞とNHK広島放送局の取材を受けた岸田新総裁は、別の出口から出ました。

 もちろん、現場のSPさんたちは、これはまずいと感じていたようです。

 
ごらんのように、直撃を試みたTBSのホラン千秋さんについていた女性報道局記者が「どういうわけか、SPさんがホランさんの直撃に協力すると言っている。半信半疑だが、一応やってみるけれども無理せずに、番組開始までに赤坂に必ず帰る」という趣旨の連絡をしていました。

 なぜかホランさんまで巻き込んでしまいましたが、だいたいみんな予期していました。

 これが取材妨害の顛末。警護課が麹町から桜田門に移って最大かもしれない混乱が大石吉彦警視総監第1週に起きました。

 やられたらやり返すのは幼稚園児からの両親のしつけ。

 4年前にも行った茨城6区つくばの街頭演説会場に行きました。街頭演説会場では取材妨害はありませんでした。団体の「ブツ」を入手したのは私ではありませんが、現在、日当5000円は岸田首相のイメージを下げ、参院選への暗雲が漂い始めています。

[写真]日当5000円で動員されていた演説、宮崎信行撮影。


[写真]初めて「写真・宮崎信行」として名前が載りました。








[写真]時代の流れを読み「ペン」を「カメラ」に持ち替えたので、政治記者歴24年で初めて権力者の背中を追うのではなく、先回りして待ち伏せる取材方式となり、てきぱきと機敏に行動する筆者の姿は「国光あやの公式ユーチューブチャンネル」でも確認できる。

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 スクープの新情報。


 実は4年前、石井啓一国土交通大臣(当時)が国光あやのさんの応援にかけつけました=2017年10月4日、宮崎信行撮影=。聴衆を前にマイクで話した内容によると、国光さんと石井大臣はつくばの自宅が至近距離とのこと。この演説が、国交省関係団体の「期待」と「上滑り」につながった背景なのかもしれません。

 それにしても、わずか50日間で復讐に成功できて、良かったです。私を取材妨害すると、こういうことになるかもしれません。

 以上です。