政府が3月上旬まで提出した58法案のうち、衆議院に提出したもので、審議入りしていないのはわずか2法案のみとなりました。第208回通常国会は連休明けも波乱なく、すべての政府提出法案を議了して閉会する見通しとなっています。
【衆議院本会議 きょう令和4年2022年4月26日(火)】
自民党の金田勝年衆議院議員に対する永年在職表彰から始まりました。
「日本海溝・千島海溝周辺地震防災特別措置法改正案」(208衆法 号)は全会一致で可決し、参議院に送られました。
「特定外来種被害防止法改正案」(208閣法46号)は全会一致で可決し、参議院に送られました。
「航空法改正案」(208閣法44号)が全会一致で可決し、参議院に送られました。
「省エネ法改正案」(208閣法43号)が全会一致で可決し、参議院に送られました。
この後、「福島復興特別措置法改正案」(208閣法23号)が西銘恒三郎復興大臣から趣旨説明され、審議入りしました。提出は2月8日で4月26日まで審議入りが遅れました。だからといって、福島風化というわけでもないようで、登壇会派6会派の代表が全員質問。立憲民主党を代表して質問した金子恵美さん(福島1区)に対して西銘大臣は、25年間の復興増税が財源の東日本大震災復興特別会計について「復興特会が期限が切れても、復興庁が続くように、一般会計の財源も増やしていく」と答弁しました。
◇
政府提出58法案のうち、衆議院先議で審議入りしていないのは、「資金決済法改正案」(208閣法47号)と「高圧ガス法改正案」(208閣法50号)。
【衆議院東日本大震災復興特別委員会 同日】
「福島復興特別措置法改正案」(208閣法23号)が本会議に続き、委員会でも趣旨説明されました。
【衆議院総務委員会 同日】
「電気通信事業法改正案」(208閣法48号)は衆議院本会議での趣旨説明は省略されて、議長が総務委員会に付託されたので、委員会で大臣から趣旨説明を聴取しました。
【衆議院法務委員会 同日】
「刑法改正案」(208閣法57号・208閣法58号)と「それに対する立憲対案」(208衆法31号)の審議。争点は、懲役刑・禁固刑改め拘禁刑ではなく、侮辱罪の厳罰化に移っています。きょうは、SNS炎上で亡くなった木村さんのお母さんらへの参考人質疑となりました。奈良地裁で公選法に関する裁判に出席した前川清成・日本維新の会衆議院議員もこちらの委員会で質問し、そのことへの批判は少なくとも聞こえません。
【衆議院安全保障委員会 同日】
ウクライナ情勢を受けてでしょうが、林芳正外相と岸信夫防衛相に対する一般質疑がありました。
【参議院内閣委員会・経済産業委員会連合審査会 同日】
「経済安全保障法案」(208閣法37号)の連合審査がありました。
【参議院内閣委員会 同日】
連合審査会の後に、内閣委でも「経済安全保障法案」(208閣法37号)の審議があり、時間が積み上がりました。
【参議院国土交通委員会 同日】
「所有者不明土地の利用円滑化促進法改正案」(208閣法20号)は、質疑が終わり、討論なく採決され、全会一致で可決すべきだと決まりました。あす成立。斉藤鉄夫大臣が知床から帰り答弁しました。
【参議院厚生労働委員会 同日】
「薬機法改正案」(208閣法42号)が趣旨説明され、そのまま与野党とも4時間半にわたり対政府質疑をしました。国会には「一事不再議の原則」があるため、各党も、衆議院本会議で否決された対案とは離れて、参議院では政府案の是非のみ審議する国会戦術となっています。
【参議院法務委員会 同日】
「オンライン民事訴訟法改正案」(208閣法54号)が古川禎久法相から趣旨説明され、静かに審議入りしました。質疑は次回。
【参議院財政金融委員会 同日】
「公認会計士法及び金商法改正案」(208閣法40号)が鈴木大臣から趣旨説明されました。今週は黒田東彦日銀総裁が金融政策決定会合に臨むことになるため、連休明けに参考人として呼ばれることになりそうです。
【参議院農林水産委員会 同日】
「農地関連改革法案」(208閣法55号)と「農山漁村活性化のための定住及び地域間交流の促進法改正案」(208閣法56号)が趣旨説明されました。
【衆議院本会議 きょう令和4年2022年4月26日(火)】
自民党の金田勝年衆議院議員に対する永年在職表彰から始まりました。
「日本海溝・千島海溝周辺地震防災特別措置法改正案」(208衆法 号)は全会一致で可決し、参議院に送られました。
「特定外来種被害防止法改正案」(208閣法46号)は全会一致で可決し、参議院に送られました。
「航空法改正案」(208閣法44号)が全会一致で可決し、参議院に送られました。
「省エネ法改正案」(208閣法43号)が全会一致で可決し、参議院に送られました。
この後、「福島復興特別措置法改正案」(208閣法23号)が西銘恒三郎復興大臣から趣旨説明され、審議入りしました。提出は2月8日で4月26日まで審議入りが遅れました。だからといって、福島風化というわけでもないようで、登壇会派6会派の代表が全員質問。立憲民主党を代表して質問した金子恵美さん(福島1区)に対して西銘大臣は、25年間の復興増税が財源の東日本大震災復興特別会計について「復興特会が期限が切れても、復興庁が続くように、一般会計の財源も増やしていく」と答弁しました。
◇
政府提出58法案のうち、衆議院先議で審議入りしていないのは、「資金決済法改正案」(208閣法47号)と「高圧ガス法改正案」(208閣法50号)。
【衆議院東日本大震災復興特別委員会 同日】
「福島復興特別措置法改正案」(208閣法23号)が本会議に続き、委員会でも趣旨説明されました。
【衆議院総務委員会 同日】
「電気通信事業法改正案」(208閣法48号)は衆議院本会議での趣旨説明は省略されて、議長が総務委員会に付託されたので、委員会で大臣から趣旨説明を聴取しました。
【衆議院法務委員会 同日】
「刑法改正案」(208閣法57号・208閣法58号)と「それに対する立憲対案」(208衆法31号)の審議。争点は、懲役刑・禁固刑改め拘禁刑ではなく、侮辱罪の厳罰化に移っています。きょうは、SNS炎上で亡くなった木村さんのお母さんらへの参考人質疑となりました。奈良地裁で公選法に関する裁判に出席した前川清成・日本維新の会衆議院議員もこちらの委員会で質問し、そのことへの批判は少なくとも聞こえません。
【衆議院安全保障委員会 同日】
ウクライナ情勢を受けてでしょうが、林芳正外相と岸信夫防衛相に対する一般質疑がありました。
【参議院内閣委員会・経済産業委員会連合審査会 同日】
「経済安全保障法案」(208閣法37号)の連合審査がありました。
【参議院内閣委員会 同日】
連合審査会の後に、内閣委でも「経済安全保障法案」(208閣法37号)の審議があり、時間が積み上がりました。
【参議院国土交通委員会 同日】
「所有者不明土地の利用円滑化促進法改正案」(208閣法20号)は、質疑が終わり、討論なく採決され、全会一致で可決すべきだと決まりました。あす成立。斉藤鉄夫大臣が知床から帰り答弁しました。
【参議院厚生労働委員会 同日】
「薬機法改正案」(208閣法42号)が趣旨説明され、そのまま与野党とも4時間半にわたり対政府質疑をしました。国会には「一事不再議の原則」があるため、各党も、衆議院本会議で否決された対案とは離れて、参議院では政府案の是非のみ審議する国会戦術となっています。
【参議院法務委員会 同日】
「オンライン民事訴訟法改正案」(208閣法54号)が古川禎久法相から趣旨説明され、静かに審議入りしました。質疑は次回。
【参議院財政金融委員会 同日】
「公認会計士法及び金商法改正案」(208閣法40号)が鈴木大臣から趣旨説明されました。今週は黒田東彦日銀総裁が金融政策決定会合に臨むことになるため、連休明けに参考人として呼ばれることになりそうです。
【参議院農林水産委員会 同日】
「農地関連改革法案」(208閣法55号)と「農山漁村活性化のための定住及び地域間交流の促進法改正案」(208閣法56号)が趣旨説明されました。
Ⓒ2022年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。