ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

山本孝史(山本たかし)元民主党など国会議員きょう(12/22)17回忌、元祖「当事者」に検索いまだ絶えず

2023年12月22日 00時00分00秒 | 人物
(FD)前夜投稿で、それから、22日付にフォワードデート(FD)しました。
[画像]山本孝史・元国会議員の公式ホームページからスクリーンショット。

 交通遺児支援の団体職員から、日本新党ブームで衆議院議員に当選し、新進党・民主党の衆参両院議員として「がん対策基本法」「自殺対策基本法」の立法に主導的な役割を果たした、山本孝史(山本たかし)さんがきょうで17回忌を迎えました。

 当ニュースサイトが16年前に書いた訃報は、今でも毎日7ページビュー(PV)ほどの人が訪れており、尾辻秀久さん(現・参院議長)の「感動的」ともされる哀悼演説も後押しし、在職わずか13年ながら強烈な印象を与え続けています。

 亡くなった政治家の思いを勝手に解釈する人が目立つ昨今、山本さんの思いを斟酌することはさけますが、がん対策基本法でがんで亡くなる人の割合は2割減少(先進国平均とほぼ同じ)する実績を上げています。


 日本新党の同期当選の枝野幸男・立憲民主党代表は「すべての人に居場所と出番を」の当事者の政治を党運営の骨格として打ち出しました。日本新党ブームでは、藤村修元官房長官も同じくあしなが育英会の職員の肩書で、地方議員を経ずに国会に初当選しました。30年で一回りして、ふたたび政治改革の機運が高まっています。

 以上です。
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