[写真]菅源太郎さん、おととし2021年、東京都内(東部)で、宮崎信行撮影。
立憲民主党公認の菅源太郎さんが、今週日曜日(令和5年12月24日)の武蔵野市議会議員補欠選挙で当選しました。任期は次の統一地方選まで3年半あるようです。条例本則の議員報酬は月55万円。
菅源太郎さんは、1972年生まれの51歳。父親である菅直人衆議院議員(東京18区)=今季勇退を既に発表し後継者も公認済み=の秘書をつとめ、1年以上前からは政策担当秘書に昇格していたようです。警視庁警備部の警護対象ながら、断っていたようで、街頭演説会や会館内の議員室から会議室への移動で菅源太郎さんが付き添う姿は前回の解散前後からよくみられました。
補選の投票率は44%と高く、菅さんは1万3894票で2位で当選。絶対得票率は1割超で、相対得票率も26・8%。定数2に6人が立候補しての26・8%はかなり優秀な成績ではないでしょうか。
世襲批判はあるわけです。組織に属しない一匹狼の筆者は、十数年間に結婚式(披露宴含む)は2回出ただけ。そのうち、直近の結婚式は「菅源太郎さんが年に1回開いていた夜通しホームパーティー(ホムパ)で初めて知り合い、その後再会して結婚した新郎新婦」でした。50人ほどで3時間の式では、菅元総理が「源太郎に言われて、年に1回、私たち夫婦は武蔵野市内のホテルに泊まっていた」と笑わせました。都外選出の国会議員ならば夫婦で自宅以外に泊まるのは当たり前かもしれませんが、両親にホテルに泊まってもらって、年1回のホムパとはコミュニケーション能力が高いといえます。ちなみに、各当事者は武蔵野市民ではありませんが、このエピソード一つだけでも武蔵野市議にふさわしい人物といえるでしょう。
JR中央線と京王井の頭線の「吉祥寺駅」で圧倒的に有名な武蔵野市は、中央線リベラルの結節点。中央線は、東京ないし新宿駅から離れれば離れるほど、家賃は安くなります。このため、中央線沿線住まい同士がテーブルにつけば、お互いの経済水準をある程度理解してから会話が始まることになります。例えば東急東横線なら渋谷・横浜の二正面ですし、山手線ならば全員が張り合い失敗したら都落ちしかない緊張感の中で会話があります。お互いの懐事情が分かって会話できるから中央線リベラルが始まるのだと思います。
立憲の武蔵野市議では、6期の「川名ゆうじ市議」が党本部の常任幹事会に出たり、都の集会で都連内で声を掛け合ったりしている姿を見かけます。ぜひ、菅源太郎市議も、都内や神奈川などの「りっけんリベラル」の仲間に、幅広く声をかけあうような役回りをしてくれるといいなと思います。
それにしても、宮崎個人は、長野北東信の竹下派主流の羽田孜総理グループから始まって、中央線リベラルの社民連の菅直人元総理グループとも人生がつながって、選挙道楽30年で、ほんとうに幸せだと感じます。
以上です。
立憲民主党公認の菅源太郎さんが、今週日曜日(令和5年12月24日)の武蔵野市議会議員補欠選挙で当選しました。任期は次の統一地方選まで3年半あるようです。条例本則の議員報酬は月55万円。
菅源太郎さんは、1972年生まれの51歳。父親である菅直人衆議院議員(東京18区)=今季勇退を既に発表し後継者も公認済み=の秘書をつとめ、1年以上前からは政策担当秘書に昇格していたようです。警視庁警備部の警護対象ながら、断っていたようで、街頭演説会や会館内の議員室から会議室への移動で菅源太郎さんが付き添う姿は前回の解散前後からよくみられました。
補選の投票率は44%と高く、菅さんは1万3894票で2位で当選。絶対得票率は1割超で、相対得票率も26・8%。定数2に6人が立候補しての26・8%はかなり優秀な成績ではないでしょうか。
世襲批判はあるわけです。組織に属しない一匹狼の筆者は、十数年間に結婚式(披露宴含む)は2回出ただけ。そのうち、直近の結婚式は「菅源太郎さんが年に1回開いていた夜通しホームパーティー(ホムパ)で初めて知り合い、その後再会して結婚した新郎新婦」でした。50人ほどで3時間の式では、菅元総理が「源太郎に言われて、年に1回、私たち夫婦は武蔵野市内のホテルに泊まっていた」と笑わせました。都外選出の国会議員ならば夫婦で自宅以外に泊まるのは当たり前かもしれませんが、両親にホテルに泊まってもらって、年1回のホムパとはコミュニケーション能力が高いといえます。ちなみに、各当事者は武蔵野市民ではありませんが、このエピソード一つだけでも武蔵野市議にふさわしい人物といえるでしょう。
JR中央線と京王井の頭線の「吉祥寺駅」で圧倒的に有名な武蔵野市は、中央線リベラルの結節点。中央線は、東京ないし新宿駅から離れれば離れるほど、家賃は安くなります。このため、中央線沿線住まい同士がテーブルにつけば、お互いの経済水準をある程度理解してから会話が始まることになります。例えば東急東横線なら渋谷・横浜の二正面ですし、山手線ならば全員が張り合い失敗したら都落ちしかない緊張感の中で会話があります。お互いの懐事情が分かって会話できるから中央線リベラルが始まるのだと思います。
立憲の武蔵野市議では、6期の「川名ゆうじ市議」が党本部の常任幹事会に出たり、都の集会で都連内で声を掛け合ったりしている姿を見かけます。ぜひ、菅源太郎市議も、都内や神奈川などの「りっけんリベラル」の仲間に、幅広く声をかけあうような役回りをしてくれるといいなと思います。
それにしても、宮崎個人は、長野北東信の竹下派主流の羽田孜総理グループから始まって、中央線リベラルの社民連の菅直人元総理グループとも人生がつながって、選挙道楽30年で、ほんとうに幸せだと感じます。
以上です。