ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

【衆院選】自民党と公明党だけで310確保、衆参とも改憲勢力が2019年まで3分の2

2017年10月23日 01時26分59秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

 第48回衆院選の開票が続いていますが、比較的早いペースで集計している朝日新聞電子版が、自公で「310」議席を超えた、としました。

 今回から、定数が465になりましたので、憲法改正案の発議に必要な衆議院の議席数は「310」となりました。

 参議院は、定数242で、必要な議席数は、162。参議院では、2019年7月まで、自民党・公明党・維新・日本のこころ(希望に移籍者あり)の4党で、162を確保する情勢が続きます。

 衆議院では、2021年まで、自公だけで、改憲発議ができるようになりました。

 改憲発議は、衆議院と参議院で各々発議することになっています。委員会は過半数で可決できますが、本会議は3分の2が必要。今後も、安倍晋三首相率いる自民党は、維新、日本のこころへの気配りが必要となりますが、衆議院でも3分の2勢力が、2021年まで延長されたことで、2年以内の、憲法改正国民投票が現実的になりました。

 このエントリー記事の本文は以上です。
(C)2017年、宮崎信行。

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前原誠司・民進党代表「辞任することは責任をとることではない」「希望の党への合流は見合わせる」

2017年10月23日 00時23分55秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

 前原誠司・民進党代表は、第48回衆院選の大勢がみえた、平成29年2017年10月23日深夜(24日)午前0時10分過ぎから、党本部で記者会見を開きました。

 前原さんは「今辞任することは責任をとることではない」と語りました。民進系の議員が増えながらも、希望の党、立憲民主党、無所属に分裂する大混乱を招いたにもかかわらず、続投することを強調しました。

 前原さんは「希望の党を中心に大きな塊で合流することはいったん考え直す」として、参議院民進党、無所属、地方議員、支援団体と話し合う考えを示しました。前原さんは2019年4月の統一地方選や、2019年7月の参院選に向けた、話し合いの必要性を強調。続投の意思を明確にしました。

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(C)2017年、宮崎信行。

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【第48回衆院選】第4次安倍内閣発足へ、自公「310」は現在微妙、民進系は議席増で立憲民主党が野党第1党、岡田克也ネットワークも含めて野党再々編、政権交代は2020年前後を目標に

2017年10月22日 20時38分17秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

 第48回衆院選(平成29年2017年10月22日施行)の投票が終わりました。

 NHKなどの分析では、465議席(過半数233、3分の2数310)

 自民党が、253議席から300議席まで

 公明党が、27議席から36議席まで。よって、連立与党は、281議席から336議席までで過半数の233は確実。

 立憲民主党は、44議席から67議席まで。時事通信によると、野党第1党は確実。

 希望の党は、38議席から59議席まで。

 共産党は、8議席から14議席まで。

 維新は、7議席から18議席まで。

 社民党は、1議席から2議席まで。

 無所属は、20議席から29議席まで。

 大地は、0議席から1議席まで。

 日本のこころは、0議席。

 となっています。台風の中、開票を明日に持ち越した自治体が続出していることもあり、かなり幅があるようです。深夜まで分かりません。民進党は深夜0時10分から、前原誠司代表が記者会見の予定。

 となり、自公が 第4次安倍内閣ができます。任期は2021年10月まで。

 立憲民主党、希望の党、野党系無所属・岡田克也ネットワーク全体では、議席が伸長。

 選挙後、有権者の「騙された感」のない、野党再編が2年ないし4年続くことになりそうです。私もこの動きに全力を傾注していきたいと存じます。

 野党の突然の分裂により、有権者の自由、すなわち政権担当能力ある政党の選択肢がなくなった絶望の状態で、忖度国家公務員にかわり、敢然と立ちあがった、地方公務員のみなさんに、まずは立場に関係なく敬意を表します。枝野幸男さんの当たり前の話が拍手喝采を浴びた選挙でしたが、その中でも、2017年10月14日(土)、東京・新宿での、「よしりん」こと小林よしのりさんの「自民党は保守でない」演説は、民間人の声が目に見えるように全国に広がる体験をしました。あたかも、東欧のビロード革命の劇作家ハベル氏(後に大統領)のような、「市民」という概念を見たような気がします。

 前回衆院選。ネクスト総理は海江田万里さんだったのですが、みなさん覚えてますか。岡田ネクスト総理のまま衆院選を闘えなかったことは慙愧に耐えません。でも、私としては、何らかの押し出しではなく、前回書いたことが今回も同じ流れの中にあるような気がしますので、末尾に全文コピペさせていただきます。前回衆院選後、集団的自衛権が解禁されましたから、今後はアメリカからの参戦要望があれば、国会や選挙で、日本人が多数決をとっても無力になるでしょう。返す返すも、2012年12月の与党で弱者の民主党への国民の徹底的な叩き方に、70年前と変わらない日本人の陰湿さを見た思いです。



以下は、前回の第47回衆院選(2014年12月)の開票時に書いた雑感記事です。

[当ブログ内から全文引用はじめ]




インターネット解禁年の瀬選挙、負けたのは中産階級者だ マネー資本主義に押し流された

2014年12月12日 21時18分40秒 | 第47回衆院選2014年12月アベノミクス解散

[画像]友愛会創立100周年記念切手の、シートの部分、2012年8月発行分、スキャニング。

 与党が勝った、野党が負けたというよりも、中産階級が負けた選挙という位置付けが、第47回衆院選(2014年12月14日)ということになるでしょう。

 それに先立ち、前回とほど同時期の年の瀬の選挙ながら、連合の地協のみなさんは、街頭演説会などで一生懸命にやっていらしたように思います。ハコの会合、遊説、電話掛けも同様だろうと考えられます。この時期は、民間の産別は、春闘の要求作りで忙しいのですが、地協のみなさんの活躍は2年前以上だったように、街頭で見受けました。

 さて、インターネット選挙運動が初めて解禁された衆議院選挙ですが、低調でした。

 過去2年間の前職議員の発言回数に関する集計表が東大教員から発表されると、2年間防災担当副大臣を務めた候補者から「質問できないのは当たり前」とのインターネット上の反応が出ました。

 「低投票率だと、自公が有利かもしれないから、投票に行こう」との呼びかけもインターネット上で盛り上がりました。ただ、無党派層の投票志向は、現時点で、自民党と民主党が拮抗しています。組織のある4党(自民党、民主党、公明党、日本共産党)が低投票率が有利なのは当然ですが、投票率と議席占有率の相関関係は分からない選挙です。

 今回の報道戦では、2年前と違い、「注目選挙区」の報道が増えました。これは2年前は不景気でテレビ局が経費節減をしていたのに対して、経費が使えるようになり、若手の訓練も含めてやったのでしょう。ただし、選挙区というのは、295分の1に過ぎず、総選挙後に出来上がる衆議院を占える1つの選挙区はありません。

 いきなり衆議院が解散されても、自分が何をすべきか分かっている、自民党地方議員と支援団体の職員(新規採用の終身雇用も多い)、民主党地方議員と地協の職員(ただし専従の入れ替わりはありうる)、創価学会員(世帯で入会)、日本共産党関係者(地区職員は終身雇用が多い)と、それ以外の違いが出たように感じます。

 お金があるけど、時間の自由と言論の自由がない。何をしていいかも分からない。高学歴中産階級者の敗北。

 私には、公示後に有権者同志が政策論争をしているなど、中産階級同士のつぶし合いにしか思えず、与党権力者の思いのまま。蜘蛛の糸にしか見えません。

 12日付朝日新聞天声人語のしめくくりは「未来をつくるのは若い世代なのだから。」となっているが、未来をつくるのは大人です。あるいは、互いに大学生のときから知っている友人が「なぜ亡命は高くつくのか」というネット記事を書いているが、だからどうしたとしか言いようがない。投票日は明後日だ。

  日本の労働運動の創始者は鈴木文治さんで、朝日新聞を辞めて、102年前に「友愛会」をつくりました。上の友愛会100周年記念パーティーのお土産にもらった切手セットにある通り、鈴木さんの活動を支えたのは、資本主義の父・渋沢栄一さん、民主主義の父・吉野作造さん、社会主義の父・安倍磯雄さん、国際協調主義の父・新渡戸稲造さん、女性社会運動の母(日本YWCA創始者)のマクドナルド女史ら、各界の第一人者が日本の中産階級である、大企業正社員の労働組合を支援しました。

 大正15年(男性だけの)普通選挙法が施行された選挙では、鈴木文治さんら、中・無産階級8名が衆議院議員に当選しました。すぐに暗殺された山本宣治代議士は、今でも「ヤマセン」と地元で尊敬され、ここは、前原誠司さんが連続して小選挙区で当選しています。京都2区は民主党公認の前原誠司さんのほかに、自民党の上中康司さん、日本共産党の原俊史さんも立候補しています。

 異次元の金融緩和に代表される、ITグローバルマネー資本主義に、知識階級であり民主主義に担い手である中産階級が丸ごと流される可能性があることは、先々週発売の解散後公示前の週刊金曜日にも書かせてもらいました。

 早大経済学で大学院を出て、中堅証券会社につとめ、取締役経済調査部長を経て、民主党政権の内閣官房内閣審議官をつとめ、下野後に日大教授になって水野和夫さんの著書「資本主義の終焉を歴史の危機」には次のような下りがあります。

 「グローバル資本主義は、社会の基盤である民主主義をも破壊しようとしています。」「市民革命以後、資本主義と民主主義が両輪となって主権国家システムを発展させてきました。民主主義の経済的な意味とは、適切な労働分配率を維持するということです。しかし第二章でも説明したように、1999年以降、企業の利益と所得とは分離していきます。政府はそれを食い止めるどころか、新自由主義的な政策を推し進めることで、中産階級の没落を加速させていきました。その結果、ライシュが言うように、「超資本主義の勝利は間接的に、そして無意識のうちに、民主主義の衰退を招くことになってしまったわけです。同様に、国家が資本の使用人になってしまっている状況は、国民国家の存在意義にも疑問符を突きつけています。詰まるところ、18世紀から築き上げてきた市民社会、民主主義、国民主権という理念までもが、グローバル資本主義に蹂躙されているのです」(200~201ページ)。

 私はこの水野さんの論には触発されました。11月中旬の解散風で21日解散、12月14日投開票の師走の総選挙では、大企業正社員は選挙でますます無力です。IT化とグローバリゼーションで暴走するマネー資本主義が、民主主義の担い手だった知識ある中産階級を根こそぎ流し去ってしまった選挙だといえるでしょう。

 小資本家として生まれ育ち現在がある私としても、大学入学後、多くの時間を過ごした中産階級が根こそぎ流されては困ります。

 上司に投票依頼してほしいと言っているわけではございません。とりあえず、土曜日ぐらい、20年前に、大学のサークルの合宿で、食事や宿泊をともにした旧友の電話番号でも探して、具体的に誰に投票してほしいと依頼していだきたい。どうせ、人生において、会うことがあるかどうか分からないような友達である。 

[当ブログ内から全文引用おわり]

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#きょうの天気は変えられないがあしたの政治は変えられる 第48回衆院選

2017年10月22日 07時20分53秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

[写真]筆者・宮崎信行、2017年10月22日、宮嵜信行撮影。

 人生初めて、第一投票者(というんでしょうか)になりました。小選挙区、比例代表、最高裁判所裁判官国民審査とも、投票箱が空であることを、立会人さん、第一投票者の私、第二投票者の方と確認してきました。

 きょうも、投票所に行ったかどうか確認する「追い出し電話」をしたり、投票所まで車でお連れすることはできます。

 平成29年台風21号が襲来ということになりました。第48回衆院選・最高裁判所裁判官国民審査は、きょう投開票。

 18歳・19歳に選挙権が与えられて、初めての衆院選。当日有権者数は、昨夏の数字から勘案して、1億0500万人とおもわれます。

 私の古巣日経新聞は「ポスト平成を見通す衆院選」と見出しをつけています。あまりいいことがなかった平成時代最後の衆院選となるでしょう。「見通す力」がすべての有権者にあるわけではありませんので、気楽に言ってください(笑)。

 期日前投票は既に金曜日までの数字で、過去最多となっています。昨日を含めて、おそらく2000万人が期日前投票したのではないでしょうか。なので、投票者の3割が期日前投票者になるかもしれません。このため、マスコミの出口調査に幅が出てくるかもしれません。

 第44回、第45回と、比較第1党の地滑り勝利が続き、第46回、第47回は打って変わって、1強。ここまで叩く必要があるのか。日本人の陰湿さが顕在化したと思います。太平洋戦争時と比べて、国土面積は0・8倍、人口は1・4倍、人口密度は1・6倍ですから、日本人の陰湿さは今後もかわることがないでしょう。

 ただ、怪我の功名となるか。野党が分裂して小選挙区で乱立しましたから、1枚目と2枚目で別の政党に投票する「戦略的投票」を考えている人が多いようです。43回、44回にみられた、自主的な、「併用制(1枚の票で、個人名の公認政党に比例1票を割り振る)」のようなことは無さそうです。

 与野党とも、前職が有利な選挙結果になるだろうと推測しています。

 定数が465になりました。なので、過半数は233。3分の2は310となりました。ぜひ、与党第1党が単独で233をとった場合は、現職総理が必ず首班指名で当選し、1年以上、できれば第49回衆院選まで、やり遂げてもらいたいと考えます。

 相変わらず国政選挙は多くて、1年9カ月後には、第25回参院選があるわけで、うんざりします。ただ、改正法の立法事実がある省は、法務省・厚労省をのぞけばあまりないと思います。来年の通常国会は大変そうですが、比較的スムーズに政策をやりとげる任期になるのではないでしょうか。

 今回の当選者はおそらく東京オリンピック・パラリンピックの開会式には招待されるということになるでしょう。また、現・皇太子徳仁親王殿下の、天皇陛下御即位の礼に参加することになるのでしょう。

 私は今回、選挙区をていねいに回りました。当ブログに書いた以外にも、回りました。地方は疲弊というよりも、停滞が安定している感じ。ただ、中年の中間層の没落は悲惨です。家族愛と中間層の知恵と、削り代がある前半生ゆえ、修正する力はたくましい。そのため顕在化していないでしょう。でも、私たち団塊ジュニアが50歳代半ばになる10年後には、がん患者が3倍になりそうにも思えます。政権交代があろうがなかろうが、直接的な給付というものが必要になりそう。なかなか財政健全化を唱える民主主義は機能しないように思えます。そのうち、「イージスアショアよりも敵基地先制攻撃能力を持つ方が安い」という議論が平然となされることになるでしょう。

 いずれにせよ、今日の天気は変えられないけど明日の天気は変えられる。泣いても笑っても、責任を果たさないと、自由は得られません。第48回衆院選の結果は今夜にも大勢が判明。現・野党を中心とした再編協議は、あさってにも始まりそうな気配です。


きょうの天気は変えられないがあしたの政治は変えられる!

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【政党交付金】総務大臣が現与党系候補のA元代表個人に10万5000円返還命令、解党した「みんなの党」で、B元支部長(現野党系候補)が支出減額によって余剰金を報告

2017年10月19日 12時48分52秒 | 政権交代ある二大政党政治の完成をめざして

 総務大臣は、「みんなの党」=解散(解党)=の代表者だった、A前衆議院議員に対して、10万5000円を返還するよう命令しました。

 命令は、きょう、平成29年2017年10月19日(木)付で、官報にも同日付で載りました。

 命令の根拠は、政党助成法第33条第7項。

 A前衆議院議員は、現在選挙戦中の、第48回衆院選で、与党系候補として立候補しています。

 返還の理由は、今回の選挙選で、野党系候補として立候補しているB前衆議院議員が代表をつとめていた支部に余剰金があったこと。解散した平成25年分の報告書を、B前議員が精査したところ、支出の部分に減額要員があり、収支の帳尻が、10万8000円残余金が出ていたとするもの。これを、Bさんが、8月17日付で総務省に報告しました。これは、政党助成法第33条第2項第4号に、「抵触」することになります。

 このため、総務大臣は、既にみんなの党が解党していることから、代表者であるAさんに対して10万8000円の返還を命令しました。

 総選挙中の命令について、総務省は「8月17日付は解散前ですから(関係ない)」と話しています。当日は、通常国会閉会後2か月後なので、Bさんが時間に余裕があったのかもしれません。

 「みんなの党」は「第3極」として発足した「新党」で、その後仲間割れして、解党しました。解散の実務は、銀行員経験があるA議員が、その頃の仲間の元銀行員を呼び寄せて会計責任者になってもらい、処理しました。二大政党になったことはなく、連立与党経験もないまま、解党しました。

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【不倫続出の反省なし?】安倍晋三首相、「昔の恋人も投票所に連れていけ」と世も末な演説

2017年10月18日 21時38分56秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

[写真]安倍晋三首相兼自民党総裁、2017年10月4日、茨城県で、筆者・宮崎信行撮影=この記事の本文とは違う写真です=。

 世も末といったところです。

 現職議員同士が不倫、夫婦議員が第一子誕生直前に不倫、配偶者以外の異性とハワイで模擬結婚式と、世間の常識を外れた不倫・浮気が続出した3年間の反省が無いのでしょうか。

 現職の総理大臣で、自民党総裁の安倍晋三さんは、きょう、平成29年2017年10月18日(水)の東京・池袋の演説で、「期日前投票は簡単だ」としたうえで、「(今の)恋人も、昔の恋人も投票所に連れて行ってほしい」と呼びかけました。

安倍首相「昔の恋人も投票所に連れていけ」と倫理感にもとる演説、不倫浮気の続出自民党 20171018 東京池袋駅東口 宮崎信行撮影 20171018

 総理大臣ともあろうものが、自民党が勝つためには、昔の恋人も連れて行けと呼びかけるとは何事。関心出来るのは勝利への執念だけです。

 恋愛結婚は勝ち組で、お見合い結婚は負け組。クリスチャンでもないのに、高級ホテルを予約して、恋人同士で過ごさなければならない、という「恋愛至上主義」「恋愛資本主義」は広告代理店・電通などが打ち出した金儲けに過ぎません。

 国が亡びていく過程には、こういうことが起きるんだな、との思いです。

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【戦略的投票】安倍一強打破、全小選挙区票寄せリスト 宮崎信行作成、第48回衆院選

2017年10月18日 06時42分12秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

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 投票日前日に終盤情勢で入れ替える予定。その場合も、この記事のURLは変わりません。

【北海道】1区道下大樹、2区松木謙公、3区荒井聰、4区本多平直、5区池田真紀、6区佐々木隆博、7区石川明美、8区逢坂誠二、9区山岡達丸、10区神谷裕、11区石川香織、12区水上美華。

【青森】1区升田世喜男、2区工藤武司、3区山内崇。

【岩手】1区階猛、2区畑浩治、3区小沢一郎。

【宮城】1区岡本章子、2区鎌田さゆり、3区一條芳弘、4区坂東毅彦、5区安住淳、6区横田有史。

【秋田】1区松浦大悟、2区緑川貴士、3区村岡敏英。

【山形】1区荒井寛、2区近藤洋介、3区阿部寿一。

【福島】1区金子恵美、2区岡部光規、3区玄葉光一郎、4区小熊慎司、5区吉田泉。

【茨城】1区福島伸享、2区石津政雄、3区樋口舞、4区大熊利昭、5区浅野哲、6区青山大和、7区石嶋巌。

【栃木】1区渡辺典喜、2区福田昭夫、3区渡辺美由紀、4区藤岡隆雄、5区大豆生田実。

【群馬】1区宮崎岳志、2区石関貴史、3区長谷川嘉一、4区不破弘樹、5区猪口幸子。

【埼玉】1区武正公一、2区菅克己、3区山川百合子、4区吉田芳朝、5区枝野幸男、6区大島敦、7区小宮山泰子、8区小野塚勝俊、9区杉村慎治、10区坂本祐之輔、11区三角創太、12区森田俊和、13区北角嘉幸、14区鈴木義弘、15区高山智司。

【千葉】1区田嶋要、2区樋口博康、3区岡島一正、4区野田佳彦、5区山田厚史、6区生方幸夫、7区石塚貞道、8区太田和美、9区奥野総一郎、10区谷田川元、11区多賀谷亮、12区樋高剛、13区水野智彦。

【神奈川】1区篠原豪、2区高橋野枝、3区勝又恒一郎、4区早稲田夕季、5区吉岡憲史、6区青柳陽一郎、7区中谷一馬、8区江田憲司、9区笠裕史、10区市川佳子、11区真白リョウ、12区阿部知子、13区太栄志、14区本村賢太郎、15区乃木涼介、16区後藤祐一、17区神山洋介、18区三村和也。

【山梨】1区中島克仁、2区小林弘幸。

【東京】1区海江田万里、2区松尾明弘、3区松原仁、4区井戸正枝、5区手塚仁雄、6区落合貴之、7区長妻昭、8区木内孝胤、9区高松智之、10区若狭勝、11区前田順一郎、12区池内沙織、13区北條智彦、14区矢作麻子、15区柿沢未途、16区初鹿明博、17区西田主税、18区菅直人、19区末松義規、20区宮本徹、21区長島昭久、22区山花郁夫、23区伊藤俊輔、24区吉羽美華、25区小沢鋭仁。

【新潟】1区西村智奈美、2区鷲尾英一郎、3区黒岩宇洋、4区菊田真紀子、5区大平悦子、6区梅谷守。

【富山】1区吉田豊史、2区山崎彰、3区柴田巧。

【石川】1区田中美絵子、2区本田正和、3区近藤和也。

【福井】1区鈴木宏治、2区斉木武志。

【長野】1区篠原孝、2区下条みつ、3区井出庸生、4区毛利栄子、5区中嶋康介。

【岐阜】1区吉田里江、2区森桜房義、3区阪口直人、4区今井雅人、5区阿知波吉信。

【静岡】1区小池政就、2区松尾勉、3区小山展弘、4区田中健、5区細野豪志、6区渡辺周、7区福村隆、8区源馬謙太郎。

【愛知】1区佐藤夕子、2区古川元久、3区近藤昭一、4区牧義夫、5区赤松広隆、6区森本和義、7区山尾志桜里、8区伴野豊、9区岡本充功、10区安井美沙子、11区古本伸一郎、12区重徳和彦、13区大西健介、14区田中克典、15区関健一郎。

【三重】1区松田直久、2区中川正春、3区岡田克也、4区藤田大助。

【滋賀】1区嘉田由紀子、2区田島一成、3区小川泰江、4区徳永久志。

【京都】1区穀田恵二、2区前原誠司、3区泉健太、4区北神圭朗、5区井上一徳、6区山井和則。

【大阪】1区井上英孝、2区椎木保、3区渡部結、4区清水忠史、5区長尾秀樹、6区村上史好、7区奥下剛光、8区木下智彦、9区足立康史、10区辻元清美、11区平野博文、12区藤田文武、13区姜英紀、14区谷畑孝、15区浦野靖人、16区森山浩行、17区馬場伸幸、18区遠藤敬、19区丸山穂高。

【兵庫】1区井坂信彦、2区舩川治郎、3区横畑和幸、4区野口威光、5区梶原康弘、6区桜井周、7区畠中光成、8区堀内照文、9区川戸康嗣、10区柘植厚人、11区長安豊、12区池畑浩太朗。

【奈良】1区馬淵澄夫、2区松本昌之、3区前川清成。

【和歌山】1区岸本周平、2区坂田隆徳、3区楠本文郎。

【鳥取】1区塚田成幸、2区湯原俊二。

【島根】1区亀井亜紀子、2区向瀬慎一。

【岡山】1区高井崇志、2区津村啓介、3区内山晃、4区柚木道義、5区樽井良和。

【広島】1区大西理、2区灰岡香奈、3区塩村文夏、4区空本誠喜、5区橋本琴絵、6区佐藤公治、7区佐藤広典。

【山口】1区大内一也、2区松田一志、3区坂本史子、4区藤田時雄。

【徳島】1区仁木博文、2区久保孝之。

【香川】1区小川淳也、2区玉木雄一郎、3区藤田伸二。

【愛媛】1区富永喜代、2区横山博幸、3区白石洋一、4区桜内文城。

【高知】1区大石宗、2区広田一。

【福岡】1区山本剛正、2区稲富修二、3区山内康一、4区河野正美、5区楠田大蔵、6区新井富美子、7区原圭助、8区宮嶋つや子、9区緒方林太郎、10区城井崇、11区村上智信。

【佐賀】1区原口一博、2区大串博志。

【長崎】1区西岡秀子、2区山口初實。

【熊本】1区松野頼久、2区和田要、3区関根静香、4区矢上雅義。

【大分】1区吉良州司、2区吉川元、3区横光克彦。

【宮崎】1区外山斎、2区黒木万治、3区花輪智史。

【鹿児島】1区川内博史、2区斎藤佳代、3区野間健、4区野呂正和。

【沖縄】1区赤嶺政賢、2区照屋寛徳、3区玉城デニー、4区仲里利信。

宮崎信行作成、2017年10月18日。

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【森山浩行】大阪に立憲民主の旗なびく、もりもり候補とえだのん(枝野代表)「集団的自衛権は同盟国の戦争」「憲法を守れ!当たり前のことを言わせるな」

2017年10月16日 01時16分31秒 | 森山浩行 大阪16区

[写真]立憲民主党の森山浩行さん、枝野幸男代表、2017年10月15日、大阪16区、南海・堺東駅前で、筆者・宮崎信行撮影。

 第48回衆院選の焦点は、中盤、やっと「集団的自衛権安保法制」(2015年9月強行採決、2016年3月施行)の是非になってきました。

 (日付をまたぐ前の)きょう(平成29年2017年10月15日)の選挙サンデーに立憲民主党の枝野幸男代表が、大阪16区の森山浩行公認候補の応援にかけつけました。

 私が南海「堺東」駅で、街頭演説を見るのは、菅直人さん、長妻昭さん、岡田克也さんに続き、合計4回目。しかし、きょうは9年ぶりにやってきました。というのは、今朝の朝日新聞で、当地で森山浩行さんがリードしているとの中盤情勢を見たからです。昨日の新宿演説会に久しぶりに触発されたこともあります。すなわち、森山さんが情勢1位の「晴天の日」にだけ当地にあらわれるのが筆者・宮崎信行。良い子のみなさんは私のような大人になっては駄目ですよ。でも、お天道さんは見てござる。雨が私を迎えました。

 なお、私は良い場所をとっていたのですが、後から来た、関テレ(関西テレビ放送)さんと、NHKさんに場所を譲ったので、映像が見にくくなりました。雰囲気物とお考え下さい。こうやって、「後から来た人に譲る」から、私も長くやっていけるんだよね。

 それはさておき、会場には、大阪府内ナンバーの、民進党という文字に「立憲民主党」の張り紙をした宣伝カーが登場。早めに行った私は、演説開始までに合計5名以上の知人に会いました。9年経っても、同じ人が集まる、森山さんの人徳。

 やや興奮した私に、街頭演説会の冒頭、連合大阪の山崎弦一会長(電機連合)がカウンターパンチ。連合大阪会長は「みなさん、きょうの朝日新聞で森山浩行がリードしているという記事が出ました。しかし、これでゆるんじゃがっかりです。これでゆるんじゃだめなんです」と簡潔明瞭なメッセージ。さすがは連合地域協議会会長であり、私としては本部の神津李季生会長に見習ってほしいと感じました。



 きのうの小林よしのりさんの演説から、集団的自衛権とは、日本の戦争にアメリカを巻き込むのではなく、アメリカの戦争に日本が巻き込まれるのだ、という平和安保法制の詭弁が、ようやく、第48回総選挙の焦点にすえられた、と私は思います。

 森山浩行さん、通称モリモリは、「安保法制は同盟国とともに一緒に戦争するといおう法律です」と強調し、大きな拍手を得ました。

 枝野幸男代表、通称えだのんは、「安保法制、集団的自衛権、憲法を無視してやることか。(解釈改憲という)やり方がそもそも立憲主義に反する。(第3次安倍自民党・公明党政権は)ルールを守れ!その当たり前のことを当たり前にやるのが立憲民主党です」と語りました。

 

 私は2日間で、枝野代表の演説を延べ4回聞きました。きょう興奮した聴衆のみなさんに水を差すようですが、よく聞くと、当たり前のことを当たり前に、分かりやすく雄弁に演説しています。いわば、当たり前のことを言っているだけです。しかし、政権交代ある二大政党政治において、小選挙区での演説は相対的な概念であり、どちらがまっとうな政治、どちらがましな候補者かを選ぶ選挙です。

 同党がどれだけ票を取るかは見えません。比例は大勝ちするかもしれませんが、小選挙区はむしろ失速すると考えるのが妥当です。選挙運動最終日となる、今週の土曜日にも演説会をやるようです。票を取りに行くことが優先ですが、2度目の参加をしたい人は、友達を連れて行くのがいいでしょうね。

 政権交代ある二大政党政治の当たり前の選択肢を、289小選挙区すべてで、持つことができない、第48回衆院選は慙愧に耐えません。

 とはいえ、私はなぜか明るい気がします。

 大阪16区には、立憲民主党の元職・森山浩行さんと、公明党の前職・北側一雄さんの2人が立候補しています。

 このエントリー記事の本文は以上です。

 以下には、当ブログ内で過去に書いた、森山浩行さんの記事を再掲して、このエントリーは終わります。所属政党に関しては、今第48回衆院選と違っていますから、日付にご注意ください。以下のエントリーには筆者が撮影・所持していない、写真も含まれており、ご懸念なら、メールアドレス(miyazaki@wa2.so-net.ne.jp)にご連絡ください。

 (C)2017年、宮崎信行

[以下、当ブログ内エントリーから関連記事を紹介]


僕の“カリスマ”を紹介します(1) 森山浩行さん(大阪16区)

2008年07月23日 06時26分11秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

(このエントリの初投稿は2008-07-23 06:26:11)

 さてさて。

 とても大事なエントリのアップを忘れておりましたm(_ _)m

 2月、最年少町長さん当選の翌朝から、私は近畿で“幸運のたすきリレー”をして参りました。

 一人はアップ済みの前衆院副議長の中野寛成・大阪8区(豊中市)総支部長です。

 そしてもう一人は、ジャジャーン!なんと、堺市(堺区・北区・東区)=大阪16区総支部長、森山浩行(もりやま・ひろゆき)さんです!!!

 え、ご存じない? 確かにそうでしょうね。こっちは新人です。

 堺市議、大阪府議をやりましたが、全国的な知名度などあるわけありません。第45回総選挙での初当選をめざして、日常活動に励む森山浩行さん。これはかなり良いタマです。

 民主党公認内定者の紹介ページはこちらをクリックするとご覧になれます。

 でも、この男の名前を覚えておいて損はありません。私が保証します。

 ああ、初当選前の人間をこんな風に言ったら、叩かれちゃうかな。心配だな。

 でも、こういう風に思える人間って一生に何人も会えるわけではない。私は首相をはじめとする多くの政治家を見てきました。その経験と照らし合わせると、これは確信です。ただ、この確信をブログに書くと、叩かれたり、上滑りしたりするんじゃないかといろいろ考えていたんです。でもやはりハッキリ書くべきですね。

 森山浩行(37歳)、

 この男、宰相の器(代表の器)
です。



[阪急百貨店前で演説する森山さん。地の底から響き渡るようなエラく良い声]



[こういう“いかにも”な構図の宣材写真に潜在能力を感じます]

 私には民主党内に数人、宰相の器にあると思う政治家がいます。

 各年代に総理候補がいます。1971年(昭和46年)4月8日生まれの森山浩行は団塊ジュニア世代での代表格。

 私が森山と出会ったのは、1992年4月。1993年6月18日の宮澤解散の1年2ヶ月前。当時は日本に自由主義政党は自民党しかありませんでしたから、私は自ずと、自民党学生部(全国学生交流会)に入りました。

 その初めの会合で、新年度の副会長として紹介されたのが、明大法学部2年生だった森山先輩。とにかく第一印象は腹の底から沸き上がる「エラくいい声」。「どうも森山です」という声と同時に床が響き渡ります。そのときの五感の記憶(The memory of sence)は今も強烈に残っているし、同級生も同じような印象をもったようです。

 森山さんは明大雄弁部の代表選手で、中央大、日大、國學院大などの弁論部が作る「全関東学生雄弁連盟」の委員長をしていました。

 同時にカンボジア、旧ユーゴスラビア(セルビア及びモンテネグロ)、ロシア、阪神大震災などでボランティア活動をしました。



 森山さんを訪ねたとき、ちょうど「コソボ」が独立した直後だったので「コソボに行ったことがありますか?」とたずねました。森山さんは「いやあ、ないね。クルマで通過しただけだよ」とのこと。もう一度確認すると、コソボに“行った”ことはあるんです。でも「クルマで通っただけだよ」と。森山さんの言葉では、「行った」扱いにはならない。この辺は私たちの世代の感覚です。「アメリカには何度か行ったことがあるけど~」と切り出すおじさんがいますが、「何度か」だったら回数くらい正確に言ってほしいものです。だれかと張り合っているんでしょうが。

 森山さんは「コソボを通過した経験がある」わけです。その経験があれば、情報を入れて、想像すれば、国会での議論もしやすくなり~~ああ、違った。まだまだ国会議員じゃないんです。こういうことを言った瞬間に通るものも通らなくなりますね。
 自重、自重(>_<)。

 森山さんは明大卒業と同時に、帰阪。関西テレビ放送(関テレ)に就職します。そして堺市議、大阪府議の合計10年以上、東京を不在(absence)にしています。この間、私も結婚式の二次会(東京会場)で会って以来で、本人に会ったのは、10年3ヶ月ぶりでした。

 あまり久しぶりという感じはしませんでした。この10年3ヶ月間に森山さんのことが友人・知人の間で何度も話題になっていたからです。例えば・・・

 ◇

 國學院卒のA君「森山さん、大阪の大学に行けば良かったって嘆いているんだってささ」
 私「市議選を闘っていてそう感じたんだろうけど、あの人はいずれ国会に出てくるだろうから、4年間外から大阪を見た経験は大きいと思うけどね」


 ◇

 私「森山さん、関西テレビ時代に和歌山カレー事件なんかで随分、全国ネットに出ていたそうですね」



 明大卒の相模原市議「そうらしいね。俺も見たことないんだけど、『出ていた』ってしょっちゅう聞くよ」


 ◇

 早大卒のB君「なんか、森山さん、地方議会の限界に悩んでるらしいよ」
 私「800万(860万人)自治体の大阪府議会でも限界を感じるんだねえ、ため息だね」

 ◇
 私 「いやあ、私の先輩で頼もしい男がいるんですよ。大阪府議会から堺市長選挙に出て、3万票差だったんですよ。もう政令市移行が確実になっている状態でしたからね。もし通っていたら、いまごろ34歳の政令市長ですよ」
 高級官僚 「すごいですね、で、当選した市長はどれだけとったんですか」
 私 「9万票弱です。投票率低すぎですよね」
 高級官僚 「(かなり驚きながら)・・・ですね」 

 ◇

 というように、森山浩行というのは、僕らにとって、やたら気になる存在なんです。で、今ご紹介した森山さんに関する“伝言ゲーム”。本人に確認したら、「全部正解」だそうです。

 私は子どもの頃から、政党の幹部が、自分の選挙区に一回も帰らないのに当選するのが不思議でなりませんでした。どうして、本人がいないのに当選するのだろう?

 でも、それはこういう風に気になる(予定)候補者に関して伝言ゲームがはじまる。そして、ある程度正確な伝言ゲームをしてくれる人間が集まる(予定)候補者が当選していくということなんでしょう。

 あ、いやいや森山さんがどうなるかはまだまだ分かりませんが・・・


「こないだ奥さんには会ったけど、あんたと会うのは初めてだよ!」


[右は「票の半分をとってくる」という奥さん

 
[三国丘高校同級生の山本さん(手前)、明大雄弁部後輩の釘島さん(奥)。この写真には写っていませんが佐々木さんらが森山さんを支えます。人生経験豊かなシニアボランティアの方々を含めて森山応援団は日々強力になっているようです]

 堺市役所は大阪16区にありますが、大阪17区(ベッドタウン)と大阪15区の一部も堺市です。

 彼は、堺市議、大阪府議(堺市選挙区)、堺市長選挙と、堺市全域を選挙区として3回の選挙をたたかいました。

 今回は小選挙区ですから、それより区域が小さい。
 「森山君、こんどは何の選挙?」とからかわれることもある第45回総選挙ですが、森山さんは生まれ育った地域から立つことを選択した。

 堺市長選では、大阪17区に位置する西区・南区などでトップ得票だったので、「もったいない」と言う支持者が多いようです。が、これは票を伸ばすためにベッドタウンに家を借りて引っ越していた成果だそうです。政治家として大成するためには、このくらいしなきゃダメです。今は地元に戻って、基本からきっちりと活動しているんです。


[“日本の夜明け”を訴える森山の演説は帰宅するみなさんにどのように響いたのだろうか]

 さて、この人は日常活動もアイディアマンなんですね。
 「始発から終電までマラソン演説」、「堺の名所までウォーキングしながらポスティング」など・・・

 というわけで、次回エントリ

“堺の鉄人28号” 森山浩行さん(大阪16区) 僕の“カリスマ”を紹介します(2) 

 で彼のアイディアマンぶりをご紹介致します。


“堺の鉄人28号” 森山浩行さん(大阪16区) 僕の“カリスマ”を紹介します(2) 

2008年09月09日 23時26分59秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
(このエントリーの初投稿は2008-09-09 23:13)

[写真は大阪府議会議員に当選した森山浩行さん=2003年]

 僕の“カリスマ”を紹介します(1)森山浩行さん(大阪16区)の続きです。

 前回エントリーから1ヶ月半が経ちました。堺はことしも暑かったようですが、僕の“カリスマ”は2008年夏(民主党の青春)の日常活動に元気に取り組んでいたようです。

[陽炎の中「1000回スポット演説キャンペーンに取り組む森山さんの2008年夏]

【20時間マラソン演説!】

 堺市(堺区・北区・東区)大阪16区の総支部長、森山浩行(もりやま・ひろゆき)さんと仲間たちの恒例行事は、始発から終電までマラソン演説。これは堺市内の駅頭で、午前5時5分ころの始発から翌日未明0時20分過ぎの終電までの20時間近く演説し続けるという街頭演説。どうだ!この根性。

 さすがに一人でしゃべり続けるのは大変なので、神奈川県議、三重県議、愛媛県議らが応援して3人がかわりばんこにしゃべります。


[朝から]


[晩まで]

 ある金曜日、このマラソン演説隊の前を4回通ったサラリーマンがいたそうです。

 ①自宅→会社への出勤途中
 ②会社→営業先に向かう途中
 ③営業先→会社に帰る途中
 ④会社→飲み屋に向かう途中

 さすがに4回目には、この方、「あんた応援するわ!」。

 「朝立つ人はよく見るが、4回も見たのは、あんたが初めてや。感動したわ。組合もいつも以上に熱出してやると思うで」。

 森山さんは前回市長選で、連合さんが支援する候補(現市長)と対決したのが気がかりだったようですが、連合さんは見るところはちゃんと見てますから大丈夫なのではないでしょうか。

【日曜日は地元の歴史探訪&ポスティングデー】

 この人の日常活動はほかにも面白いですね。

 例えば、大阪16区内には仁徳天皇陵などの名所がありますが、みんなで歩きながら、森山さんのビラを配って歩く「歴史探訪&ポスティグンデー」という行事。自分の住んでいる自治体の名所というのは意外に行ったことがないですから、みんなで楽しく歩いておしゃべりしながら、見て歩こうという考えですね。ついでにビラも配れちゃう(^o^)

  
[後援会の有志のみなさんと楽しみながら・・・]

【森山浩行進化論】


①笑いの都・大阪生まれの大阪育ち(大阪府堺市)
 ↓

②東京に出て、大学弁論部で鍛錬
 ↓
③関西テレビ放送社員(同社幹部には上沼恵美子さんの夫も)
 ↓
④堺市議会議員当選
 ↓
⑤大阪府議会議員当選

 ↓
⑥堺市長選挙落選(次点)
 ↓
⑦民主党大阪府第16総支部長として政権交代へ・・・

[写真は24時間マラソン演説]

 この写真。秘密道具をたずさえて、真冬の夜明け前に演説する森山さんです。「自分を指さす人差し指マーク」を自作しました。これは「暗くて分からないと困る」という演出です(あまり効果がないので、すぐにやめたそうですが・・・)。


[花とともに・・・心優しい力持ち]

 どうですか、このユーモア感覚(大阪っ子+東京6大学弁論部+関テレ)。ユーモア感覚に限定すれば、民主党はいまだに“ハマコー軍団(自民党)”にはかないません。今の民主党にない物を持っている人、それが森山さんです。政権交代に絶対に必要な人なんです。


[月州中学校の水泳部や三国丘高校柔道部で鍛えた強靱な体。腹の底から響き渡る良い声も20時間マラソン演説の体力もこの体を見れば納得]



 森山さんは“政権交代”という僕らの夢をかなえる“堺の鉄人28号”なのかもしれないと思ってきました。ぜひ、森山さんが挑戦する大阪16区の現職は誰か、ご確認いただきたいと存じます。

[画像=Amazon鉄人28号 白昼の残月 DVD

「金で死なないでいいんだよ」 金融庁のメッセージ、森山浩行さんが引き出す 

2010年10月27日 21時25分42秒 | 第176臨時国会(2010年10月)熟議

[画像]衆院内閣委員会で質問する民主党衆院議員の森山浩行さん、2010年10月27日、衆議院インターネット審議中継からキャプチャ

【衆院内閣委員会 2010-10-27】

 二大政党の議員は、秋の臨時国会を前に委員会の配置換えがあり、慣らしておいて、翌年の通常国会を迎える、というパターンが定着しています。森山浩行さんは、これまでの衆院経済産業委員に加えて、内閣委員も兼ねるようになりました。内閣委員会というのはこれは、面白い委員会で、首相官邸・内閣府に属する、すべての大臣が登場しますので、質問者がテーマを持って、政務三役に質問をすると、いろいろと出てくるおでんのような委員会です。

 私なんかは、森山さんというと、強いリーダーシップでぐいぐい引っ張る明治大学弁論部長としての「バンカラ番長」「猛獣使い」というイメージが強烈で、私は今でも引きずっていますが、国会議員になってからは、民主党秘書会の女性も、新聞記者の男性も彼を「やさしい感じの人だ」と評すので、「ふーん、印象というのはいろいろなもんだな」と感じておりました。こうやって、イメージのギャップを把握し、それが生じた理由を研究することは、ケネディ登場後の政治を分析するうえで、もっとも重要なことだ、と私は考えています。

 内閣委員会での初質問となった森山さん。ことし改正貸金業法で、1人に対する融資総額がその人の年収の3分の1以内に総量規制されましたが、金融庁政務官(内閣府大臣政務官)の和田隆志さん(広島7区)から、「多重債務などの負債の問題で命を絶つということはぜひしないでいただいきたい」との政府のメッセージを引き出しました。

 森山さんは「私は経済産業委員会の兼務で、(内閣委員会にも)所属させていただいておりまして、(経産委では)昨年から中高年の男性50代、60代の自殺に関心を寄せてきました。『経済問題」が理由の第一です。もちろん生命保険を担保とした融資は当然許されていないわけですが、それでも何年か経ったら、『ええんやろ』と言って自殺して、お金を返す、と。こういうような意思を持つ方が多いのではないか、と実感をしております。相談窓口があるんですが、『相談窓口なんか行ったって金貸してくれるわけやなし。そんなもん、役立つか!』というのも風潮としてあるかと思います。金融庁の相談窓口の現状についてお聞かせください」と関西弁をまじえて質問しました。

 答弁に立った和田・金融庁政務官は「今、森山委員ご指摘の通り、自殺の実態をご説明しますと、昨年を通じて多重債務を抱えて、それを苦になくなった方が1630人ほどおられるという統計でございます。それに、連帯保証(人としての)債務など、負債全般にわたって苦しんで命を絶たれた方を数え上げますと、合計3000人を超えておりまして、つまりは(自殺者の)1割はこういった理由に基づくという深刻な事情でございます」との認識を示しました。

 和田政務官は答弁を続け、「ご存じのように、ことし、改正貸金業法が完全施行になりましたので、その関係で、いろいろとお悩みを抱えている方のフォローアップとして、(金融庁に)チームを設置しました。『キャンペーン2010』として、(金融業界、自治体など)関係機関にも働きかけているところでございます。 例えば、さきほど、『窓口に行っても・・・』という話がございましたが、そこは、(金融庁が)幅広く悩みをお聞きしまして、それが債務の悩みであろうが、他の人生の問題であろうが、お答えしていくという幅広い対策をとっています」と説明しました。

 お金というのは、仕事と生活を動かす“荷札”に過ぎません。ですから、のっけから「お金の相談だけしろ」というのは無理な話。その人の生活そのものの実態を把握した上で、生活の立て直しを考えていかなければ解決できません。

 和田隆志さんは、「東大法学部→大蔵省(財務省)官僚→衆議院議員」というまさにエリート経歴を歩いて生きた人です。それならば選挙は圧勝かというと、そうではなく、自民党の「東大法学部→大蔵省(財務省)官僚→衆議院議員」という全く同じ経歴の人と小選挙区で激突してきました。ましてや、その相手、宮沢洋一(宮澤洋一)さんには「元総理大臣の甥っ子」という肩書きも加わりますが、苦労の末、第45回衆院選でついに小選挙区で初めて勝ち上がり、衆院3期目を迎えています。政治家にしては珍しく、とてもハニカミ屋の和田さんですが、政府としての強いメッセージを打ち出すために、「ちなみに・・・」と業界団体が作ってくれたパンフレットを取り出し、ハニカミながらも、金融庁、業界が連携してのフォローアップ体制ができていることをアピールしました。

 
[画像]ハニカミながらパンフレットを紹介する和田隆志・金融庁担当政務官とそのハニカミぶりに苦笑する玄葉光一郎・国家戦略大臣、2010年10月27日衆院内閣委、(衆院インターネット審議中継からキャプチャ)

 日本社会を支える社長さんたちの99%は東大法学部なんか出ていませんから、和田さんはこうやって答弁席でパンフレットを紹介するという、分かりやすい格好で、「多重債務などの負債の問題で命を絶つということはぜひしないでいただいて、私たち社会全体で支援の手をさしのべていきたいと考えて行きます」との政府全体のメッセージを発信しました。

 一方、メッセージ発信はお手の物、フジテレビ系関西テレビ(関テレ)出身でハニカミ知らずの森山さん。「ドラマなんかでも『死んで返せや』というのが横行している」とかつての仲間たちに苦言を呈しました。

 そのうえで、「つまり、借金のこと、『金で死なんで、いいんだよ」というメッセージを(政府としても)しっかりと発信していくということだと思います。『お金の問題で死ななくていいんだ」ということを政府の方でもドーンと言って頂きたく思います。私の質問を終わらせて頂きます。ありがとうございました」と質問を締めました。

 あの夏から1年2ヶ月。143人の政権交代チルドレン(民主党1期生)の中で、森山さんは「仕分け人」だとか「幹事長補佐」だとか陽の当たるポストにはなかなかつけないのですが、言葉以上にドーンと伝わってくるメッセージを感じました。

金融庁の無料相談会など「キャンペーン2010」のホームページ↓
http://www.fsa.go.jp/policy/kashikin/20100930.html


代議士を育てるのは誰か? 森山浩行 【追記あり】

 

2010年12月06日 19時52分53秒 | 宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki

 

[写真]民主党の森山浩行衆議院議員(当選1回、大阪府第16区=堺市、衆院・経済産業委員、災害対策特別委員会理事、内閣委員)

 鳩山由紀夫首相(民主党代表)はその最初の国会での演説(第173臨時国会)の中で、「かつての、だれもがだれもを知っているという地縁・血縁型の地域共同体は、もはや失われつつあります」として、「次に私たちが目指すべきは、(略)だれかがだれかを知っているという信頼の市民ネットワークを編み直すことであります」として“誰かが誰かを知っている共同体”を提唱しました。

 その意味を、「あのおじいさんは一見偏屈そうだけどボランティアになると笑顔がすてきなんだ、あのブラジル人は無口だけど本当は優しくて子供にサッカー教えるのもうまいんだよといった、それぞれの価値を共有することでつながっていく、新しい絆」だ、と民主党政権最初の所信表明演説は謳いました。

 私は、団塊ジュニア、第2次ベビーブーマーです。1971年4月生まれから1974年3月生まれと定義されています。

 団塊ジュニア、第2次ベビーブーマーである私たちは、所帯持ちは子供が2人いて「イクメン」として夫婦共同で子育てをする人が多い一方、独身で両親と暮らし、志を持って、おこがましくも「有権者を代表して国会をウォッチ」している私もいます。

 でも、この1年で感じたのは、「誰かが誰かを知っている共同体」である僕らの仲間は、「誰もが森山を知っている共同体」としてつながっているように思いました。

 民主党衆議院議員(大阪16区)森山浩行さんは1971年4月8日生まれ、私・宮崎信行は1974年3月1日生まれです。そして、それはその人が東京に居ようが、大阪に居ようが、ニューヨークに居ようが、一生変わらない。

 「誰かが誰かを知っている共同体だけど、誰もが森山を知っている共同体」。

 私は学生時代に森山さんと知り合っていて、「森山番長」のイメージが強かったのですが、政権交代後に森山さんを知った民主党秘書会員、新聞記者、同期当選の衆院議員によると、「森山さんはやさしい感じがする」のだそうです。複数の人が言っているのだからそうなんでしょう。ちなみに、彼が21歳の時から知っている私のことを、その1年後に知り合った森山さんの奥さんは「悔しい」と言っています(^_-)

 実は6月の代表選で、森山さんは、私が推した候補者でない候補者を推しており、それは森山さんは国会議員で様々な判断に基づく立場だから当然尊重していますが、そのプロセスを後になってから、報道および「誰もが森山を知っている共同体」のメンバーから知って、その時に私は「そんなスケールの小さい政治家だったのか」「何で記者出身なのにそんな簡単なことに気付かなかったのか」「3ヶ月後に定期代表選があるという政局感に欠けていたのではないか」と激高しました。すると、それはすぐに森山さんに伝わっていました。悪口は本人の前で言うのが私の信条ですが、森山代議士は超多忙ですし、その私の意見というのは、正確に本人に以心伝心で伝わっていたようです。言葉は要りませんでした。

 さて、丈夫そのもののの森山代議士ですが、2010年9月29日、最愛の母、森山由利子(もりやま・ゆりこ)さんが63歳で旅立ちました。子宮頸がんです。国会閉会で少し時間が出来たので、ファイルを整理していたら、2009年9月17日、森山浩行、初登院のときの画像が出てきました。森山さんの家族や後援者のみなさんは早朝に堺を出て、上京し、森山さんと一緒に初登院しました。そして、議員バッジをもらった森山代議士と一緒に国会見学をしたときの写真です。



[写真]そして、代議士になった当日、はしゃぐ森山浩行・衆議院議員の背中をほほえんで見つめる森山由利子さん(2009年9月17日、宮崎信行撮影)。

【追記 2010-12-19】

 お詫びと訂正です。12月6日夜の初投稿から、19日午前中まで、ここに掲示していた写真は他の方の写真でした。森山さんから指摘がありましたので、お母様の写真を探し、訂正しました。お母様、森山事務所にご指摘いただいた支援者のみなさま、森山議員、関係者各位にお詫び申し上げます。【追記おわり】

 「森山浩行を育てる集い in 東京」ということで、39歳の青年代議士を育てる役目は、有権者に引き継がれました。
 「誰かが誰かを知っている共同体だけど、誰もが森山を知っている共同体」は引き続きメンバーを募集しております。

【追記 2010-12-19】

 パーティー当日のもようを写真でご紹介します。(すべて宮崎信行撮影)

 冒頭は会議室で、「藤井裕久先生の講演」。「藤井先生の話なら聞きたいな」とパーティ券をご購入下さった方も多かったようで、営業しやすかったそうです。川端達夫議院運営委員長(前文科相)が真っ先に顔を出された後、開演後も、森山さんが初当選したときの代表である鳩山由紀夫前総理、問責決議をやられてご心労も多いと思われる馬淵澄夫・国交相、松本剛明・外務副大臣も列席しました。

 
[写真]鳩山由紀夫前総理と森山浩行さん(宮崎信行撮影)


[写真]あいさつする国交相の馬淵澄夫さん(宮崎信行撮影)


[写真]1時間たっぷりと財政、税制、経済の見通し、民主党のあり方を語った藤井裕久さん(宮崎信行撮影)

 藤井さんは、「控除から手当へ」の民主党税制(財政)は、個人に直接お金が行くことで、消費を喚起して、経済を回復するものだとしました。また、消費税増税にはまず政治家が身を切る(歳費と定数の削減)が必要だとしました。ドルに関しては、「私は浜矩子さんと仲がよい」として、浜矩子・同志社大学教授が主張している「ドルはもはや国際基軸通貨ではない」とする浜理論の方向性に近いことを示唆しました。


[写真]司会は永江孝子・衆院議員(右)。永江さんは南海放送アナウンサー出身で、関西テレビ記者出身の森山さんと「テレビ局出身」「政権交代チルドレン」という共通点があります(宮崎信行撮影)。

 
[写真]パーティー会場に場所を移して。ここら辺は中締め近くの写真です(宮崎信行撮影)。左の写真は宮崎岳志衆院議員のあいさつ、右は大阪府立三国ヶ丘高校の同級生の方のあいさつです。高校生のころから「将来は総理大臣になると言っていた」とか。司会は羽田次郎さん。写真はありませんが、野田佳彦財務大臣、武正公一さん、西村智奈美さんら多くの国会議員も閉会中なのにかけつけました。

 印象に残ったのは、パーティー会場での藤井さんの話。政権交代前、藤井さんは野党、森山さんは総支部長時代。「そこに後任の(財務大臣の)野田君がいるから言うわけではありませんが、私が応援演説に行ったときに、彼は関西空港まで迎えに来てくれたんですね。でも、むだな時間かも知れません。でも立派な人間だなと思いました」とおっしゃっていました。

 ボランティア・スタッフ30人くらいかな。そして、他の議員の秘書さんの応援は、数人で、要所要所(来賓の案内など)にお願いするだけという珍しい政治資金パーティーでした。中締め後も、1時間前後、立ったまま、話の輪が咲いていました。

【追記おわり】

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【小林よしのり】ワシ保守だけど、なんでリベラルの立憲民主党を応援するのか。それは自民党は保守ではないからですよ。たんなる対米追随勢力。アメリカについていって戦争しろと。こんな恐ろしいことはないですよ。

2017年10月14日 20時23分37秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

 これは至言だと思います。

 「保守二大政党というけど、ワシ保守だけど、なんでリベラルの立憲民主党を応援するのか。それは自民党は保守ではないからですよ。あれはたんなる対米追随勢力。アメリカについていって戦争しろと。それだけですよ。なんで、自衛隊を自衛隊のまま集団的自衛権に参加させるんですか。こんな恐ろしいことはないですよ
by 小林よしのり(1953-)、2017年10月14日、東京・新宿。


【小林よしのり】保守二大政党というけど、ワシ保守だけど、なんでリベラルの立憲民主党を応援するのか。それは自民党は保守ではないからですよ。安倍はたんなる対米追随勢力。アメリカについていって戦争しろと。そ



 「よしりん」こと漫画家の小林よしのりさんは、代表作「おぼっちゃまくん」がとても有名なマンガと同じ雑誌に掲載されていたことから、私も小学生の時から熟読しました。大人になってからは、「ゴーマニズム宣言(ゴー宣)」での日教組が押し付けた自虐史観を次々と打破してくださり、溜飲を下げました。


 その、小林よしのりさんですが、意外にも、きょうの新宿駅・東南口広場でのスピーチが、政党・政治家の応援演説としては初めてだったそうです。

 リベラル勢力は「排除します」という小池百合子党代表(都知事)の、ジャーナリスト横田一さんの問いに対する答えで、静寂の後の大混乱で迎えた第48回衆院選。その混乱をおさめてくれる発言だと思います。同時に、リベラルの方々もなぜ排除されるそうになったのか、自省もしていただき、我々保守とともに、政権交代ある二大政党政治を引き続きつくってまいりしょう。

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【立憲民主党】#東京大作戦1014 と銘打ち、枝野幸男代表東京3会場で5000人以上(筆者調べ)動員か、比例大幅躍進の勢い

2017年10月14日 18時07分11秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

[写真]枝野幸男・立憲民主党代表、東京・池袋で筆者・宮崎信行撮影、2017年10月14日。

 立憲民主党は、平成29年2017年10月14日(土)、「#東京大作戦1014」と銘打ち、東京3会場で演説会を開きました。私・宮崎信行は3会場とも直接見に行きましたが、私の調べで延べ5000人以上動員したのは間違いなく、歴史的な政治シーンになりつつある気配を感じました。

【3000人動員?】枝野幸男・立憲民主党代表の演説を後ろから撮ってみた。東京「新宿駅」東南口。「#東京大作戦1014」2017年10月14日宮崎信行撮影

 会場は、JR中央線「吉祥寺駅」、JR埼京線など「新宿駅」と「池袋駅」の前で行いました。後ろ2つは枝野幸男代表が立候補している埼玉5区とJR電車で直結している駅となります。

 このうち、新宿駅東南口(とうなんぐち)の演説では、午後2時の設定と、東京1区の元職、海江田万里さん、東京7区の前職、長妻昭さんが参加したこともあり、その面での人出もあったのかもしれません。ここは、間違いなく3000人動員となったと思います。こういう、どこでだれか仕切っているか分からないカオスな選挙になれば「主催者発表」の「主催者が」誰か謎ですから、こういう私の勘がものをいいます。老若男女がそろった印象です。

 新宿では、「おぼっちゃまくん」「ゴーマニズム宣言」の漫画家の小林よしのりさんが登場。この方は、とても話の説得力があり、動員・雰囲気双方に、力を与えた格好です。個人的には、よしりんが安保法制の文脈で、「ワシはリベラルではなく、保守だが、安倍政権は保守ではない。対米従属政党だ」という趣旨の演説をして、そこが、3会場でもっとも大きな拍手がわきました。あとで聞き返したら、こちらに補足するかもしれません。

【追記 午後8時半】

 小林よしのりさんの演説です。別エントリーに仕立てさせていただきましたが、至言だと思いますので、主要部分をこちらでもご紹介します。

「保守二大政党というけど、ワシ保守だけど、なんでリベラルの立憲民主党を応援するのか。それは自民党は保守ではないからですよ。安倍はたんなる対米追随勢力。アメリカについていって戦争しろと。それだけですよ。なんで、自衛隊を自衛隊のまま集団的自衛権に参加させるんですか。本当おそろしいことはないですよ」

【追記終わり】

 保守でも中道でもリベラルでもいいのですが、枝野さんの演説では立党の経緯に関して拍手が多かったようです。安保法制及び憲法は2番目だったように思えました。これに先立つ、昼の吉祥寺会場には、東京18区の前職菅直人さん、東京8区新人、東京19区元職、東京22区元職が参加。代表到着前の演説中「憲法9条を変えさせない」という趣旨の演説で大きな拍手がわきました。ただ、枝野代表の立党の経緯に関する文脈での拍手の方が多かったです。ここは、「多摩のリベラル」のノリがありますが、だからといって、共産党員らしき人はあまりいませんでした。


[写真]枝野幸男・立憲民主党代表、東京JR中央線「吉祥寺」駅前、2017年10月14日、宮崎信行撮影。


[写真]枝野幸男・立憲民主党代表、東京JR中央線「吉祥寺」駅前、2017年10月14日、宮崎信行撮影。

 池袋の場所は、私が、第1次安倍首相の参院選演説を、10年3カ月前に聞いた場所です。その10年3か月前は、摂氏35度の中、動員された高齢者が必死に、安倍首相・総裁を待つ罰ゲームのような状態でした。また私はこの際、帰る安倍総理に「バ~カ!」と罵声を浴びせ、おかげで、安倍総理退陣とその後私が社会復帰して今日があるようになった、そのきっかけと考えています。動員数の多寡は別として、きょうの池袋の方が主体的に聞いている人が明らかに多かったです。池袋という街は常にそうですが、吉祥寺の高齢者と、新宿の若者と、半々ぐらい集まったのが池袋という印象でした。私も偶々友人と会い、「献血に来たら、枝野さんが演説すると聞いたので来た」とのことでした。池袋では、東京2区、東京10区、東京11区の新人が参加しました。ここは新人ばかりなので、事前の動員はより少ないでしょうが、そういう次元の選挙ではありません。

 ネットで見た話では、民進党の代表権者である、前原誠司氏が「立憲民主党を応援した党職員は首にする」と言ったようですが、きょうの3会場には、各々、民進党の、代表的な「中の上の働き盛り」の職員が数名参加していました。まあ、この勢いならお咎め無いでしょう。ただ、これだけの手ごたえの、締めくくりの囲み取材で枝野さんの表情をみていると、演説だけではすまない政党運営について、何かご苦労があるような気がしなくもない気がしました。

 2009年夏の政権交代選挙は、公示前に大勢は決しており、政治家の演説が多いスポットでは、「暑い夏の中の奇妙な静けさ」がありました。聴衆は鈴なりで、合いの手・拍手は頻繁にわくのに、意外と「写メ」(SNS)する人は少ないといったところ。きょうは、枝野さんが演説がうまいし、ある一定程度、おおよそ演説時間の2割程度に「ポピュリズム的な手法」を取り入れる面もあることから、大きな拍手がわき、一体感が生まれていました。

[写真]枝野幸男・立憲民主党代表の演説を聞く、聴衆や民進党職員ら、2017年10月14日、東京「池袋東口五叉路」、奥が池袋駅で、右後方がサンシャインに向かう「六十階通り」、2017年10月14日、筆者・宮崎信行撮影。

 正直、2012年12月の選挙で56議席まで叩きのめされ、2017年になってからマスコミ支持率が1割台ということがなければ、民主党も十分に今回の選挙を戦えたと思うのですが、ぶち壊される中のかすかな希望という、はかない風が吹いている印象です。比例代表ではかなりの議席を確保しそうですが、小選挙区の勝利は、まったく未知数でしょう。きょうは興奮した人も多いでしょうし、あすは電話をかけるという人も多いでしょう。ただ、8年前とか、5年前とか、もう少し能動的に、自民党と比べてお金が無い方の二大政党を応援するという姿勢があってもよかったように感じました。

 私は枝野さんの演説は、ここ3回の衆院選で聞いています。肩書きは「経済産業大臣」→「民主党幹事長」→「立憲民主党代表」と転落してきました。しかし、聴衆の反応は圧倒的に今回が良い。前回総選挙では、枝野さんと蓮舫・現職参議院議員が冬のボーナス直後の土曜日の夜の横浜高島屋前で、格差の演説をするという若干シュールな図柄も見ました。ただ、枝野さんは「高島屋でお買い物をするような人は違うでしょうが」と釘をさしながら、女性、非正規などの問題を指摘。これが、3年経って、さらに問題が大きくなって、演説の前半戦で、賛同を呼びました。ただ、それ以上に、安保法制は、本当にみんな怒っているのだな、と感じて、私自身のこの2年11か月の言論活動に自信を持った次第です。ありがとう。

 まあ、感動した人は、あす日曜日に電話かけましょう。SNSでもいいんですよ。

 第48回衆院選の東京1区には、上述の海江田さんのほか、希望の党の新人、松沢香さん、諸派の新人原口実季さん、自民党前職の山田美樹さん、諸派の新人又吉光雄さん、諸派の新人大丸光加さんも立候補しています。東京7区には、上述の長妻さんのほかに、自民党前職の松本文明さん、希望の党新人の荒木章博さん、無所属新人の井上郁磨さんも立候補しています。東京18区には上述の菅さんのほかに、希望の党新人の鴇田敦さん、自民党前職の土屋正忠さんが立候補しています。

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(C)2017年、宮崎信行。

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【安倍おにぎり公選法】直接問い合わせました→福島県警「個別具体な事案についてはお答えを差し控えさせていただきます」

2017年10月13日 17時05分49秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

 福島県警は、筆者・宮崎信行の取材に対して、「個別具体な事案についてはお答えを差し控えさせていただきます」とする公式な回答を寄せました。

 これは、きょう、平成29年2017年10月13日(金)午後、筆者の電話及び書面による質問に、福島県警察本部広報官が正式に電話で回答したものです。

 第48回衆院選。安倍晋三首相(自民党総裁)は、前回同様に、福島1区の野外で、第一声を上げました。この10月10日(火)の第一声は、ニコニコ動画などで配信。亀岡偉民候補にうながされて、当地のJAが開発したブランド米に舌鼓をうった安倍総裁。この後、亀岡候補、安倍総裁、公明党比例東北単独の真山祐一候補のほか、同地の森、全国比例の石田両参議院議員ら登壇。

 地元の関係者の発声で、がんばろう三唱をしました。この後、関係者がマイクで「おにぎりをとりにきてください」と聴衆に向かって、おにぎりを振る舞う発言を数回しました。

 この後、やや時間がたった後、関係者は「強制はしませんから」と、おにぎりの振るまいは強制ではないと一言。何らかの人物に働きかけられたうえでの発言かもしれませんが、そのやりとりはマイクに入っていません。ニコニコ動画の演説後の配信動画でも、おにぎりをとりに行ったり、おにぎりを食べたりしている聴衆は、映像ではみられません。

 これについては、筆者・宮崎信行がツイッターで発言。なるべく私の発言はこのブログに集中させるようにしていますが、有名芸能人にリツイートされたこともあり、リツイートが200を超えましたから、3日経って、直接電話で取材しました。

 なお、選挙違反の検挙は、投票日の午後8時から一斉に捜索するのが常であり、すでに「所轄署に通報した」との書き込みがSNS上で複数みられることから、福島県警はなんらかの対応を迫られるかも、

 127年前に国会を開設した、自由民権運動のなごりで、福島県内では、警察による選挙運動の弾圧とそれに反発した荒い選挙が見られるとの指摘は以前からあります。その良し悪しは別として、私も、内閣・官僚よりも、自由民権派ですので、福島の肩を持ちたいところです。ひとえに県警の対応に期待したいところです。

 がんばれ!負けるな!福島県警(^O^)

 福島1区には、自民党の前職の亀岡候補の他、無所属の前職の金子恵美さんの2人が立候補する一騎打ちとなっています。

 比例東北では、真山候補が属する公明党の他、自民党、希望の党、共産党、立憲民主党、維新、社民党、日本のこころ、幸福実現党が立候補しています。このうち、真山祐一前公明党議員は、福島県本部所属をいいことに、3・11での民主党政権の福島での対応について、あることなすこと、悪口ばかりを言う「震災対応のののしり天皇」となっており、公明党は東北ブロックで前回より1つ議席を減らすとの情勢分析があり、真山候補の落選が濃厚となりつつあります。




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【1年前の記事】【年金】安倍首相(自民党総裁)はマクロ経済スライド調整にてまどっているのは、小泉自公内閣の選挙目当てのデフレ特例水準が「過ち」だと、玉木雄一郎さんの質問で認めていました

2017年10月12日 20時13分31秒 | その他
 
安倍首相が過ちを認める、小泉自民党内閣の年金デフレ特例水準

 安倍晋三首相(自民党総裁)は、自らが正副官房長官または正副幹事長として、官邸または自民党本部幹事長室でかかわった、小泉純一郎自民党内閣が、平成16年年金改革法の「物価スライド」に......
 

 

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【読売・序盤調査】第48回衆院選は民進系議席増か、野党は前回を上回る「57小選挙区で序盤1位」の善戦、そのうち、新人7名、元職4名がリード

2017年10月12日 03時43分49秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

 読売新聞が10日、11日実施した世論調査と支局取材網による、序盤情勢が、12日付読売新聞に掲載されました。

 第48回衆院選の序盤の289小選挙区の情勢を筆者が計算したところ、野党系の候補者が57選挙区でトップに立っており、小選挙区だけで、第47回衆院選を上回る善戦を見せていることが分かりました。

【追記 午前4時10分】読売は3面の地の文で「民進党の解散時勢力(87議席)を大幅に上回る勢いだ」と報じました。【追記終】

 このうち、民進党系は、53小選挙区で現在1位。前職が42名ですが、元職が4名、新人が7名と、元職・新人が健闘していることがありました。

 民進党の元職は、北海道9区、宮城2区、長野2区、愛媛3区の4選挙区で小選挙区での国政復帰が視野に。(北海道9区は以前は比例単独)。

 民進党の新人は、北海道1区、北海道11区、東京2区、新潟6区、滋賀3区、高知2区、長崎1区の7選挙区でリード。このうち、高知2区では無所属新人の広田一元参院議員が、自民党前職の山本有二農相との一騎打ちで「しのぎを削る」情勢。広田さんは「共産支持層を含む野党支持層の8割を固め」ました。

 民進党の前職は、北海道2区、北海道6区、北海道8区、岩手1区、宮城5区、福島1区、福島3区、福島4区、栃木2区、埼玉5区、新潟1区、新潟2区、新潟3区、新潟4区、東京2区、東京7区、東京21区、長野1区、長野3区、千葉4区、神奈川8区、神奈川9区、神奈川12区、神奈川16区、静岡5区、静岡6区、三重3区、愛知2区、愛知3区、愛知5区、愛知8区、愛知11区、愛知12区、愛知13区、京都2区、京都3区、大阪10区、大阪11区、奈良1区、和歌山1区、香川2区、佐賀1区で優勢。合計で42選挙区かと思いますが、数え漏れがあればご了承ください。

 自由党は、岩手3区、沖縄3区でリードしており、元職が広島6区でリード。広島6区では希望の党の元職・佐藤公治二さんが、自民党の前職・小島敏文さんと、共産党の新人・寺田明充さんの両候補をリード。

 社民党前職は沖縄2区でリード。共産党前職が沖縄1区でリードしています。

 強いとされる、岡山県連、福岡県連では野党がリードしている選挙区は無し。また、三重2区、愛知7区、京都6区なども自民党にリードされています。

 意外なところでは、6人が立候補した宮城1区(自民党前職、立憲民主党新人、維新の新人、希望の党新人、諸派新人、無所属新人)や、4人が立候補した兵庫6区(希望の党新人、立憲民主党新人、維新の元職、自民党の前職)で、立憲民主党公認の新人の前地方議員が「接戦」「小差で競り合う」2位となっています。惜敗率ではなく、小選挙区で突き抜けてほしいものです。

 民進党系の小選挙区での躍進で、候補者が多い希望の党や、躍進が予想される立憲民主党の比例とあわせて、「民進系」が増えそうです。一方、民進党を離党した「希望の党チャーターメンバー(創設メンバー)」5人のうち、東京の閣僚経験者を除く4名が含まれていることから、選挙後の和解には時間がかかりそうです。

【追記午前4時15分】同じく序盤情勢を報じた、朝日新聞、日経新聞ですが、日経はあす13日付、朝日は15日付で、選挙区ごとの情勢を載せるとしています。【追記終わり】

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【衆院選】週刊現代全選挙区予想、自民党234(単独過半数)、希望84、立民40、野党系無所属23と予想

2017年10月11日 06時28分08秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

[写真]講談社の週刊現代10月28日号の一部を、筆者・宮崎信行が撮影。当記事内の写真はすべて同様。

 どこよりも早い、全選挙区(小選挙区289)予測ということで、週刊現代2017年10月28日号=講談社=が載せました。

 きのう公示された、第48回衆院選です。再来週、平成29年2017年10月22日(日)に投開票されます。

 これは、選挙プランナーの松田馨さん、政治ジャーナリストの泉宏さん、週刊現代編集部の3名が、「〇ー無印」とか、「△ー▲」などの星をつけたもの。すべて当落予測や優勢予測をしており、「五分五分」はありません。

 まず、筆者が最も気になる、三重3区では、野党系無所属の岡田克也さんと、自民党の島田佳和さんが「〇ー無印」「〇ー▲」「〇ー無印」となっています。なお、三重3区には、幸福実現党の坂本麻貴さん、共産党の野村真弘さんも含めた合計4名が立候補しています。

 これら、289選挙区。このブログの筆者・宮崎信行としても「まあそうだろうな」という順当な予想を積み重ねた数字。

 これが、自民党が234議席(小選挙区184、比例代表50)。これは過半数(233)を1つ上回る数字。なお比例の数字は、単純に支持率から換算しているのだろうと思います。公明党が34議席(9、25)となっており、与党が過半数を維持する公算。

 希望の党は84議席(42、42)。
 立憲民主党は40議席(15、25)。
 日本維新の会は20議席(9、11)。
 共産党が22議席(1、21)。
 社民党が2議席(1、1)。
 新党大地が1議席(0、1)。
 与党系無所属が5議席(5、0)
 野党系無所属が23議席(23、0)。



 このうち、維新は大阪府内で希望と調整したため、小選挙区は前回の5から9に伸びる見通しです。ただ全員期数が若いため「△」が中心で「〇」はいません。

 沖縄は、オール沖縄が「△」、自民党が「▲」で、3人×4選挙区の予想が並んでいます。

 野党系無所属では、滋賀1区で、前職の後継者の新人、嘉田由紀子さん(元知事)が、自民党の大岡敏孝さんに対して、3人とも「△ー▲」の優勢予想。なおこの選挙区には、社民党の小坂淑子さんも立候補しています。

 野党系無所属はやはり期数の浅い前職は苦戦。静岡3区は、希望の党の元職、鈴木望さんが2回ぶりに小選挙区に立っています。これを無所属の小山展弘さん、自民党の宮沢博行さんの両前職が出るという、前々回とまったく同じ構図に。これを、宮澤、鈴木、小山の順でみると、「△ー▲ー▲」「〇ー▲―▲」「△ー▲ー▲」との予想で、野党が共倒れになりかねない公算。

 福島1区、神奈川6区、愛知7区、愛知12区などの若手の野党系無所属も△と▲が入り混じる予想。

 筆者・宮崎信行が公示前に取材した、茨城6区では、自民党引退議員の後継新人、国光文乃さんと、希望の党新人の青山大人さんが「▲ー△」「△ー▲」「▲ー△」とほぼ拮抗。茨城6区には、共産党の新人、古沢喜幸さんも立候補しています。

 埼玉4区のうち、自民党の穂坂泰さん、希望の党の吉田芳朝さん、維新の青柳仁士さんの3新人と、前職で無所属の豊田真由子さんは「▲ー△ー無印ー無印」「△ー▲ー無印ー無印」「▲ー△ー無印ー無印」となっており、わずかに吉田さんが優勢。なお、共産党の新人・朝賀英義さんも立候補しています。

 埼玉15区は、自民党の前職・田中良生さん、希望の党の元職・高山智司さん、維新の新人・高橋英明さんが「△ー▲ー無印」「〇ー▲ー無印」「〇ー▲ー無印」の情勢。なお、共産党の前職・梅村早江子さんも立候補しています。

 石川3区は、自民党の新人・西田昭二さん、希望の党の元職・近藤和也さんが「△ー▲」「△ー▲」「△ー▲」デッドヒート。なお、共産党の鈴木宏太さんも立候補しています。

 全国でも珍しい、公明党前職と立憲民主党新人の一騎打ちが確定した北海道10区について週刊現代は「△ー▲」「△ー▲」「△ー▲」の接戦を予想しています。

 これらを含めた289選挙区ということで、ぜひ週刊現代をお買い求めください。もちろん、全国に流通するとなると、おそらくこれから2日間程度かかるのかもしれません。党本部が無いような状態でたたかっている陣営が多いので、情報の集約はことのほか難しい第48回衆院選となっています。

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民進党参議院議員会長(元党本部財務委員長)「希望の党には行きません」「前原さんの独り言だ」「選挙後に参議院議員で話し合うが、行かないという人の方が多い」と断言

2017年10月10日 20時29分17秒 | 政権交代ある二大政党政治の完成をめざして

 民進党の小川敏夫参議院議員会長は、「希望の党には行きません。前原さんの独り言。私たち参議院議員が選挙後に決める」と語りました。

 第48回衆院選の公示日のきょう、平成29年2017年10月10日(火)、選挙区である、東京都の世田谷での応援演説で語りました。

 衆院選候補者の支援者のYouTube動画によると、小川さんは「民進党は無くなっていません。この衆院選に出ないと言っただけです。参議院には48名の民進党国会議員がいます。前原さん、言ってましたよ。選挙が終わったら、民進党の参議院議員が希望の党に合流しますと。行きません、私は。前原さんの独り言ですよ。機関決定は私たち参議院議員が決めることです。聞いたら、行かないという人の方が多い」と語りました。

 小川さんは、非連合系の議員で、民進党地方組織が基盤。民進党と法人格が連続している、旧・民主党では、下野後、海江田代表の下、党本部財務委員長に就任。第23回参院選で財務委員長として組織対策費も担当。2013年分の政治資金収支報告書では会計責任者として判を押しました。その後、岡田克也代表のもとでも、財務委員長を続投しました。昨夏からは、参議院議員会長(任期2年)を、非連合系では通算2人目として務めています。

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