獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

VWパサート・ヴァリアントR36試乗記

2009年05月03日 | CARS&F1
 吉田拓郎のライヴツアー参戦のために、仙台行きの航空券を購入した帰り道。私は尾車親方と共に、GW期間中にもかかわらず営業していた「フォルクスワーゲン札幌東」へと出掛けた。そこには、なんと期間限定で「パサート・ヴァリアントR36」(税込車両本体価格602万円)のデモカーがあったのだ。この類稀なるチャンスを、やはり見逃すワケにはいかない。
   
 鮮やかなブルーのボディに、アルミ調のワッペングリルが映える。
   
 ラゲッジスペースは広大で、センターアームレストスルーも採用しているので、実に使い勝手は良さそうだ。当然ながら、スペアタイヤもしっかりと積まれている。
   
 エンジンを掛けても室内は静かで、ラフな振動も伝わってこない。その辺は、先日乗ったR32とは大違いだ。あのR32は中古車だったし、車自体のコンディションも完調ではなかったのかもしれないが・・・
   
 さて、さっそく走り出してみる。全長×全幅×全高は4820mm×1820mm×1490mm。ホイールベースは2710mm。このディメンションは、次期レガシィツーリングワゴンに、非常に近い。
 6速DSGは相変わらず電光石火のシフトチェンジをこなし、299psの3.6リッターV6エンジンと協働して、このクルマをジェントルかつスムーズに加速させる。先代ゴルフの6速DSGには、発進時に若干スムーズでない点が認められたが、このパサートではその辺が改善されている。同乗したセールスマン氏によると、パサートの車重の重さが、その辺のアラを包み隠すのかもしれないとのこと。
 ただし、若干気になった点がひとつ。それは、ブレーキペダルのタッチである。軽めの踏力で、ペダルストロークで効かせるタイプのこのブレーキは、慣れないと「カックンブレーキ」になりがちだ。踏力で制動力をコントロールできる重めのタッチのブレーキの方が、このクルマには似つかわしい。
   
 ダッシュボードから繋がっている、抉られたようなドアパネルのデザインも、なかなか秀逸。3連ダイヤル式の空調コントロールも使い勝手が良さそうだ。また、空調の吹き出し音も含め、車内全体が非常に静かである。 
   
 タイヤサイズは235/40ZR18。このファットなシューズを履くにもかかわらず、乗り心地はフラットかつ上質。路面状況にかかわらず、矢のようにこのクルマは直進する。
   
 いやあ、このパサート・ヴァリアントR36。なんと素晴らしいクルマなのでしょう。

 あくまでも私見だが、ゴルフとレガシィを比較した場合は、ちょっとはゴルフの方がイイかもしれないが、正直いって大して変わらないというか、その差はごくわずかであると思っていた。
 だがしかし、このR36は、歴然といいクルマだった。私のレガシィ2.0iよりも、ふた回りくらいは上質かつ高級だった。ま、お値段もふた回り以上違うのですが・・・やはり、このヴァリアントR36と比較すべきは、S402ツーリングワゴンなのでしょうネ。
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ミト発見!

2009年05月03日 | CARS&F1
   
 近日発売されるという、アルファロメオのMiTo。その日偶然、実車に遭遇した。
   
 下向きゼロ指針のメーターが、アルファの血統を感じさせる。
   
 サッシュレスドアのこのクルマ。BMWミニやフィアット500に続く、スタイルで選びたくなるコンパクトカーだ。なかなか期待できますネ。
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エコピアEP100印象記

2009年05月03日 | レガシィ2.0i(5MT)

 我がレガシィ2.0iのタイヤを「エコピアEP100」に履き替えてから、2週間あまりが経過した。簡単にそのタイヤのインプレッションを記そう。
   
 通常スタッドレスタイヤから夏タイヤに履き替えると、ステアリングが重く感じるものだが、このタイヤに履き替えた時は、まったくそれを感じなかった。それだけ路面の抵抗が少ないということなのだろう。
 一番驚いたのが、エンジンブレーキが効かないことである。スロットルをオフにしても、このタイヤはスルスルと転がっていくので、思わずフットブレーキに頼ってしまうこともしばしばだ。また、地下駐車場などで低速で移動している時にも、タイヤが勝手に転がっていって自分の想像以上に速度が出てしまうこともある。

 だが、この特性をうまく活かして乗りこなせば、かなりの燃費向上に繋がるかもしれないとも思った。定速走行での巡航中などは、スロットルをかなり絞っても速度が落ちないのだ。
 また、下り坂での走り方にもポイントがありそう。エンジンブレーキが効かないのを逆手にとって、通常なら1段シフトダウンすれば済むところを2段落としてエンジンの回転数を上げ、スロットルオフでフューエルカットが効くようにすれば、相当ガソリンを節約できそうだ。
 加えて、ステアリングフィールがデッドなので、ワインティングロードでは、ペースを上げて走る気にはなれない。これも、結果としては燃費節約につながるのかもしれないですネ。

 ・・・とはいえ、やはり一抹の不安もある。
 カタログによると、ウエット性能は普通のタイヤと同等とのことだが、緊急時の制動性能はどうなのだろうか。1m、いや、50cmの制動距離の違いが、生死を分けることだってあるハズだ。その辺は、やっぱちょっと心配ですネ。

   
 さて、4月18日~5月2日までの2週間の燃費です。今回は宮島沼へのドライブや、オロロンライングランドツーリングがあったので、燃費計数値は14.7km/Lと、極めて良好。
   
   
 満タン法燃費は、838.7km/61.35L≒13.7km/Lと本年最高を記録。ま、長距離走行後のレガシィ2.0iでは、決して珍しい記録ではないのですが・・・

 それにしても、61.35Lの給油とは・・・レガシィ2.0iのガソリンタンク容量は、64L。ガス欠寸前ですな。
 帰る道すがら、ドライブコンピューターの「航続可能距離」が、ついに表示されなくなってしまった。それなのに、石狩市八幡町以北のガソリンスタンドは全て閉まっていた。給油したくても出来ない状況に、私たち一家は大いにあせりました。

 で、ガソリンスタンドから自宅までへの帰り道。給油後すぐにエンジンが暖まった状態で走り出せば、燃費はかなり良くなるハズである。私は平均燃費計の瞬間最大数値をカメラに収めるべく、助手席に移動した。
   
 まずは、17.9km/L。私がレガシィ2.0i購入以来、初めて見るリッター17km台の数字である。
   
 ぐんぐん伸びる燃費計数値に、後席の子供たちも「レガちゃん、がんばれー!」と大騒ぎ。ついに大台突破の18.2km/L!
   
 そして、手ブレでよくわかりませんが、上の写真は平均燃費計の購入以来の最高数値18.5km/Lです。ま、この後、数値は徐々に下がり、本日現在はリッター13km台ですが・・・

 エコピアというタイヤの省燃費効果の実力は、今年の10月くらいには明らかになると思われます。

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