
新型レガシィの発売は、明日5月20日である。本日は、ディーラーさんからいただいた「レガシィ誕生20周年記念ピンバッジ」を眺めながら、これまでのレガシィの歩みを、個人的に振り返ってみたい。

レガシィも、もはや20歳とは・・・ちなみに、スズキのアルトは30歳だそうだ。


1989年登場のBF/BC型は、当時沈没寸前だったスバルを立て直した立役者である。いわゆる「バン」と「ツーリングワゴン」との違いを一般に認識させたその功績は大きい。
1993年登場のBG/BD型は、歴代レガシィの中で、日本で最も売れた。あの当時、雨後のタケノコのように、他メーカー各社からも多くのステーションワゴンが登場したものだった。ちなみに、私個人は、このBG/BDをあまり好まなかった。それはなぜかというと、日本国内においては、このレガシィはスバルの紋章である「六連星バッジ」を外して売られていたからだ。「なぜスバルは自社のブランドに自信を持たないのだ!これでは永遠にBMWやポルシェにはなれないゾ!」と、私は一人で怒っていたものだ。

1998年登場の、3代目BH/BE。この代のマイナーチェンジ時に、スバルは「六連星バッジ」を復活させる。ここで私のスバルに対する高感度は大いにアップ。
そして、2003年のBP/BL。これを見た時に、私のハートには「いつかはレガシィ」という思いに火がついた。さらに、2005年6月の試乗で、ますますレガシィへの恋心はヒートアップ。その年の12月には契約に至った。
そして、5代目のBR/BM型。第一印象では、率直に言って、私の気分はあまり高揚しなかったが、乗ってみるとエモーショナルなクルマなのかもしれない。試乗が楽しみでもあり、やや心配でもある。スバルのクルマは、乗ってナンボだとは分かっていても、心配である。ああ・・・