井上陽水氏の名曲として誉高いこの曲だが、実は忌野清志郎氏との共作であることは、意外に知られていないかもしれない。
この凍てつく様な透明感のあるこの曲は、陽水の作品の中でも私にとってはベストの作品である。
それにしても、私の中でインプレッシブだったシンガー達が、近年次々と病に倒れ、帰らない人になってしまうのは、非常に物悲しい。河島英五さん、鈴木ヒロミツさん・・・
最も心配なのは、それに続くミュージシャン達が育っていないことなのだ。後継者不足は農業・漁業の一次産業だけではない。なんだか日本全体が後継者不足に陥っているように感じてしまうのは、気のせいだろうか。
栗原清志さんのご冥福を、お祈りいたします。