8月23日に千歳のレラ駐車場で開催された、「French Blue Picnic 2015」の見聞録。
今夜は「プジョー編」をお届けします。
まずは、尾車氏の駆る、106ラリー。
氏のクルマは、いわゆるひとつの「テンロクラリー」である。
リアのホイールアーチに貼られた部品の色が、左右で異なっているのが、実にアートでフランス車らしい(^^)
フレンチ・ブルーな、206CC。
そして、まさにブルーライオンな意匠の、206RC。
「ラセルタ・イエロー」のカラーが爽快に目に眩しい、207。
日本ではもはや絶滅危惧種である「3ドアハッチ+5MT」の、207GT。
私が免許を取った頃は、私を含め友人たちのクルマは、すべて「3ドアハッチ+5MT」だったものだが・・・(遠い目)。
山椒は小粒でピリリと辛い、3ドアホットハッチ208GTi。
そしてこれは、今でもその気になれば新車で購入可能な、魅惑のMT車である。
306カブリオレ&307CCは、シックなアズキ色(モンテクリスト)の揃い踏み!
まさに地中海といった趣きの「エーゲ・ブルー」が鮮やかな、5ドアの307。
最新の”2代目”308には、この会場で初めて出会った。
その心臓は、現代のトレンドである「1.2リッター3気筒ターボ」の、ダウンサイジングエンジンである。
ステアリングの陰に隠れてわかりづらいが、左右対称に指針が動く「スピード&タコメーター」が、実にモダンアート。
加えて、私が必需品と信じて疑わない「スペアタイヤ」を、しっかりと積んでいる!
2代目308。
ウカウカしていたために、まだカタログも持っていない。
近々、取材に行かなければいけないクルマのひとつでありましょう。
もはやクラシックセダンとなってしまった、405Mi16。
赤がこんなに似合うセダンは、このクルマと「ブルーバード910」以外には、思い浮かばない。
406。こちらも、アダルトな大人の、スポーティセダンである。
そして、極めて美しい、ozenさんの406クーペ!
モダンアートなアルミに、ピニンファリーナのエンブレム!
タンカラ―基調の室内も、極めてシック!
嗚呼。このような流麗なクーペに、いつの日か、乗ってみたい・・・
ビッグ・セダンでありながらも、どこか若々しい、508。
「国産ミニヴァンにありがちな所帯臭」が皆無な、プレミアム7シーター5008。
そして、やはり極めつけは、RCZでありましょう。
この、「ダブルバブルルーフ」の躍動感!
よくぞコレを、生産し市販することに成功したものだと、感心せずにはいられない。
日本車にも、フランス車に追いついていない部分がまだまだあるのだと、実感させられた私であった。参りました。