ギター少年だった中学生の頃。
「長渕剛ライブ」というLPを聴いて、もっとも衝撃的だった曲が、この「夏祭り」だった。
なんといっても、イントロの美しいフレーズ。
こんなふうにアコースティック・ギターを弾きこなしてみたいと、必死で練習したものだ。
結果、雰囲気はなんとか掴めたものの、長渕本人の奏でるギターのレベルには、とうとう到達できなかった。
この人のギター。細かいところのテクニックというか、情感表現が、ズバ抜けているのだ。
ハンマリング・オン。そして、プリング・オフ。
なだらかに謳うように流れる、ベースライン。
この夏、もう一度練習してみようかなァ。