獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

「煮干らぁめんなかじま」の「冷たいらぁめん(味噌)」

2015年08月10日 | 麺’s倶楽部


 夏である。
 「冷たい味噌ラーメン」が食べたくなったので、情報収集したところ、「煮干らぁめんなかじま」さんでそれを提供していることが判明。
 なので日曜日。私はいそいそとそこに向かった。
 11時13分に到着したところ、駐車場1台分が空いており、首尾よくクルマを停めることが出来た。
 手作り感溢れる暖簾が、粋である。そこには、2尾の煮干が隠れているのだ。


 11時14分に、食券を購入。お目当ての「冷たいらぁめん」は、680円。
 味は「塩・醤油・味噌」の三味から選ぶことが出来、私は当初の狙い通り「味噌」をチョイス。


 11時22分。リーズナブルな待ち時間で、それは供された。


 冷水でしっかりと締められた平打麺。
 スープをよく拾い、ノド越し爽快で、つるんとウマい。


 そして、スープ。一口目は、煮干の苦みを、ほんのちょっぴり、感じた。
 だが、飲み進み舌がなじんでくると、それは旨味成分だけが抽出されたような味わいへ、口中でじんわりと変化する。
 その過程を愉しむことができるのが、このスープの魅力だ。
 このみそ味は、まろやかさとスッキリ感を高い次元で調和し、それでいて決して出しゃばらない、一歩下がった京美人。
 冷たいのに、脂分が凝固しないのが、不思議である。


 プリインストールされた数個の氷は、いわゆる「だし」を凍らせたものである。
 冷却温度を保ちつつ、スープが薄くならないようにとの、配慮なのだ。
 この気配りが、また素晴らしい。
 

 冷たいスープで締められたメンマは、シャキシャキ感が爽快だ。


 ノスタルジック感の演出には欠かせない、麩。
 しっとりとスープを吸って、優しく柔らかく、口中を潤す。


 レモンを絞ると、爽快感はさらに増し、それはBREEZEのように私の胸を撫でていく。


 モモチャーシューは、トラディショナルなタイプながらも、素材そのものの良さを感じさせる柔らかさと歯応え!
 しかも、3枚入り(^^)


 11時30分、スッキリと完食。
 なんだか、もう一杯くらい喰えそうなくらいに、爽やかにいただけました。
 このお店。この夏が終わらないうちに、もう一度くらい訪れてみたい。

コメント (2)
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