今年も尾車氏と共に、「小樽クラシックカー博覧会」に行ってきた。
たくさん来場していたクルマたちの中から、ホンの一部だけを抜粋して、ノスタルジーに浸ってみたい。
トヨタ車は、やはり販売台数の絶対量が多いせいか、多くのクルマが来場していた。
出目金のように愛らしい、トヨタスポーツ800。
達磨のように愛くるしい瞳の、2代目パブリカ。
Cピラーの寝かされた角度が美しい、カローラ・スプリンター。
今も根強い人気を誇る、最後のFRスプリンター、AE86トレノ。
日本初(だったかな?)のスペシャリティカー、セリカ。
そして、その4ドアセダン版である、セリカカムリ。
今のカムリはFFラグジュアリーサルーンなのだが・・・流れた月日を、感じずにはいられない。
セリカXXに、スープラ。
この手のクルマにあこがれた若者がたくさんいた時代は、実はイイ時代だったのだと、しみじみ思う。
続きましては、日産車。
スカイライン・ジャパンに・・・
セドリック&グロリア。
そして、フェアレディZ。
日産の旧いクルマは、現存率が高い。
熱いファンが多くいるのが、このメーカーの特色である。
そういったファンの声に応えてくれるクルマを、今こそリリースしてほしいと、私は願う。
個人的に、最も印象深かったのが、この初代プレジデント。
このクルマをじっくり見たのは、この日が初めてだったかもしれない。
「NISSAN FULL AUTO MATIC」のエンブレムが、なにか歴史を感じさせる。
サニーRZ-1。
登場当時はヘンなクルマだと思っていたが、今になって見ると、エッジが効いていてなかなかカッコいい。
そして、還暦を目指すというダットサントラックに・・・
なにかフランス車的で素晴らしいデザインの、ダットサンブルーバードエステートワゴン。
なんでもこれは、日本初のステーションワゴンだったそうだ。
この時代の日産車は、進んでいたのだなぁ。
最近今一つ元気が無いように思える、日産。
「クルマ好きの琴線に触れるクルマ」をリリースしてくれる日が、また来ることを、心待ちにしています。