獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

新型インプレッサ(5代目:GT系)試乗記

2016年11月27日 | CARS&F1


 ようやくにして時間の都合がつき、新型インプレッサ(5代目:GT系)をドライビングすることができた。
 試乗させていただいたのは、SPORTの2.0i-S EyeSight(AWD:税込車両本体価格259万2000円)。
 ピュアレッドのカラーが、目に眩しく映える。
 スバルにしては珍しい、「赤いクルマ」。
 このカラーは、カジュアルかつスポーティーで、なかなかヨイ。
 

 ブラック基調の、質感高いインテリア。
 見やすい2連メーターに、使いやすい3連ダイヤル式空調。
 まさに「私好み」を具現化したような、このクルマ。
 富士重工は、私のハートを掴むのが、上手い。


 さて、いよいよ走らせてみる。
 視界良好で車両感覚が掴みやすいのは、スバル車の佳き伝統である。
 しっとりとなめらかに、路面を追従するように走る、このクルマ。
 ステアリングフィールにも曖昧さは無く、自分の意思通りに、ラインをトレースする。
 なんというか、「雑味のまったくないその乗り味」は、まさにピュアモルト!
 225/40R18というファットなタイヤを、完璧に履きこなすその脚は、マンホールの段差も泰然といなす。
 迂闊な人だったら「クルマがマンホールを乗り越えたこと」に、気が付かないかもしれない。
 そのライドフィールは、ドイツ車というよりは、フランス車に近いイメージである。
 いや、この重心低くしなやかな接地感こそが、まさに「スバルの味」なのだ。
 リニアトロニックというCVTも、違和感なくスルスルと、シームレスな加速を味わわせてくれる。
 加えて、その静粛性の高さも特筆もので、車両価格を大きく上回る「いいモノ感」に、溢れている。

 ブログ開設以来。色々なクルマに乗り、独断的インプレッションを書き綴ってきた私だが、この5代目インプレッサは、まさにベストである。
 もはや国産車には敵なしというか、欧州Cセグのクルマたちと比しても、遜色ない領域にあると思う。


 5代目インプレッサ。
 驚愕の「いいクルマ」というか、ものすごい力作である。
 きっと、このクルマは売れるだろう。
 これが売れなかったら、日本は、どうかしてる。
 それにしても・・・ここ10年くらいのスバル車の出来の良さには、本当に、敬服する。
 そしてこのインプレッサは、久し振りに、私が本気で欲しくなったクルマである。


 さらに嬉しいことに。
 このインプレッサSPORTには、オプションながらも「スペアホイールキット&テンポラリータイヤ」が用意されているではありませんか!
 ここ10年で3度パンクの憂き目に遭った私にとって、スペアタイヤは、マストなのだ。
 私だったら、必ずコレをチョイスする。


 試乗でもらったお土産は、「アートなマグカップ」と「5代目インプレッサ ぶつからない!?ミニカー」である。
 また、お宝が増えてしまった。うっしっし

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャロ君写真館 ’08.12.1~’10.11.28

チャロ君写真館 ’10.12.18~’11.12.24

チャロ君写真館 ’12.01.01~’12.12.24

チャロ君写真館 ’13.01.01~’13.12.29

チャロ君写真館 ’14.01.01~’14.12.27

チャロ君写真館 ’15.01.01~’15.12.27

Waterlogueチャロ君

チャロ君写真館 ’16.01.01~’16.06.25

チャロ君写真館 ’16.07.29~’16.12.28

チャロ君写真館 ’17.01.01~’17.12.21

チャロ君写真館 2018

チャロ君写真館 ’19.01.01~’19.09.07

チャロ君写真館 ’19.09.22~’19.12.31

チャロ君写真館 ’20.01.01~’20.04.27

チャロ君写真館 ’20.05.01~’20.08.26

チャロ君写真館 ’20.09.02~’20.12.31

チャロ君写真館 ’21.01.02~’21.07.21

チャロ君写真館 ’21.09.02~’21.12.31

チャロ君写真館 ’22.01.01~’22.04.30