「フリーランダーを降りたニータ氏」の新しいパートナーは、まさに「大穴的チョイス」であった。
サイドウインドウグラフィックスがアートな、ジウジアーロデザインの、このクルマ。
それは、スズキの「初代SX4」!
購入したスタッドレスタイヤを、リヤシートを倒したラゲッジに収納し、プチ試乗タイムの開始である。
「フィアット・セディチ」との姉妹車である、このクルマ。
アイポイントは高めで、視界は大いに良好。
ステアリングはしっとりと直進方向に据わっており、インフォメーションも濃密。
「ストローク」ではなく「踏力」で効かせる感じのブレーキが、また、イイ。
ボディはそこはかとなく剛性感があり、その走りは、確かに「欧州車フィール」である。
ATは4速にしか過ぎないが、変速自体はナチュラルかつスムーズ。
1.5リッターエンジンは快活に回り、街乗りにおいては、何ら痛痒を感じることはなかった。
ブラック基調のオーディオや空調のデザインも、ヨーロピアンでエスプレッソ!
温度調整と風量調整がダイヤル式なのは、日常の使い勝手に大きく貢献する。
サイドのアルミ加飾に「自分の突き出たお腹が映りこむ」のが、やや気にはなったが・・・(^^:
細い指針が印象的な「自発光式4連アナログメーター」も、美しさと視認性を両立している。
「初代ピアッツア」→「初代エスクード」→「初代フリーランダー」→「初代SX4」と続いた、ニータ氏のカーチョイス。
氏曰く、「ジウジアーロから始まった自分のクルマ選びを、原点回帰でジウジアーロに戻した」とのこと!
このSX4の詳細なレポートは、今後機会を見て、お届けいたします。