獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

47都道府県の一番搾り 北海道&東北&北陸の詰め合わせセット

2017年10月04日 | モノローグ


 入院していた友人よりの「お見舞いのお返し」は、すんばらしいモノだった。




 それは、「47都道府県の一番搾り 北海道&東北&北陸の詰め合わせセット」!
 ビール好きでありながらも、「普段はコスト削減のために発泡酒をたしなんでいる私」が、躍り上がって喜んだことは、言うまでもない
 ありがたくて、涙がちょちょぎれる。






 セット内容は、「ノーマル一番搾り」2缶に加え、「青森に乾杯」「岩手に乾杯」「秋田に乾杯」「山形に乾杯」「福島に乾杯」「石川に乾杯」「富山に乾杯」「福井に乾杯」「北海道づくり」「仙台づくり」の、計12缶の組み合わせなのだ。うっしっし



 土曜日の17時37分。
 まずはスタンダードな「一番搾り」を、グラスに注いだ。


 原材料は、「麦芽」&「ホップ」のみと、シンプルで潔い。
 久しぶりに飲んだ「一番搾り」。
 普段たしなんでいる「アクアブルー」(発泡酒)と比べると、濃厚で甘口である。
 後味には麦芽由来の苦みがあり、「これがビールなんだよなぁ!」と、あらためて認識させてくれた(^^)



 同日18時04分。
 次に開けたのは「青森に乾杯」!


 原材料は、「ノーマル一番搾り」と同じく、「麦芽」&「ホップ」のみ。
 だが、アルコール度数は6%と、かなり高めである。


 これは、アルコール度数の高さから来る甘みと、キリンビール系のトラディショナルな酸味を感じる、濃厚で重めのテイストであった。
 だが、それでいて後味がスッキリなのが、新鮮な驚き(^^)



 続いて18時23分。
 お次は「岩手に乾杯」である。
 

 着目すべきは、原材料に「米」が加わっていることでありましょう。


 ひと口飲んで感じるのは、昔あった「アイスビール」を思いおこさせる、キリッとした清涼感!
 苦みは確かに弱いというか、ほとんど感じないレヴェルといえる。
 まるでジンジャーエールのような、清涼飲料系テイストであった。



 18時51分。
 この日の4本目は、「秋田に乾杯」。


 「米」が使われていることに加え、アルコール分が6%であることが、インポータントなポイント。


 それはとろりとした飲み口で、濃厚でコク深い、どっしりとした味わい。
 「あきたこまち」の成せる技なのでありましょう。



 20時11分。
 この日の〆は、「山形に乾杯」とした。


 原材料とアルコール度数は、「ノーマル一番搾り」と同様のスペックである。


 これは、まるで青空のような、スッキリ・サッパリ系の、女性向けの味わい。
 今年20歳になった長女に少し分けてあげたところ、「ウマい♪」と喜んで飲んでいた。


    


 そして、日曜日。
 おつまみとして、三笠の道の駅で購入した、激ウマのやきとりを肴に、一番搾り三昧の続きを愉しむことに。



 18時02分。
 「福島に乾杯」をグラスに注ぐ。
 

 アルコール度数は4.5%と、やや低め。


 これは、苦みも酸味も軽く、かつての「ライトビール」を彷彿とさせる、健康的味わいであった。
 


 18時13分。
 この日の2本目は、「石川に乾杯」。


 アルコール分5%は、「ノーマル一番搾り」と同様の値である。


 ひと口目には「はっきりとした甘み」を感じるが、後味は尾を引かない、ドライなスゥイート感。
 第一印象はキュートでありながら、実際にはクールで妥協しない、それでいて時折ハッとする優しさをみせてくれる、そんな女性のようなイメージである



 18時45分。
 この日の3本目は、「富山に乾杯」。


 ちょっと高めのアルコール分5.5%で、心地良く酔えそうだ。


 富山麦由来の甘みが、ベルベッドのように喉を潤し、焼き鳥の塩加減と協調してクリスタルなハーモニーを奏でる。
 この日「三笠やきとり」にベストマッチだったのは、この「富山に乾杯」だった(^^)



 そして、週末の疲れを引きずりながら出勤した、月曜日。
 21時39分からの晩酌タイムのファーストバッターは、「福井に乾杯」。


 アルコール分は、中庸な5%。
 原材料の米は、なんと「福井産コシヒカリ」だというではありませんか!


 基本的には、柔らかくまろやかなお味なのだが、優しいだけではなく、しっかりと主張すべきところは主張する。素敵だ



 おつまみにチョイスしたのは、これまた三笠の道の駅で購入した、「手造りあげ」。
 そのままでも、まるで「大豆で出来たパン」のような感覚で、おいしくいただける。
 とはいえ、コレにはやはり納豆のたれ&辛子がよく似合い、それを付けていただくのが、モアベターでありましょう



 22時44分。
 この日の2本目は、「北海道づくり」。


 「道産米使用」ということもあり、地産地消に、私も微力ながら貢献しているのだと、思いたい。


 飲んでみて驚いた。
 名水の甘みの織り成す技か、そのお味は実にフルーティで、まるでスパークリングワインのようなテイスト!
 後口も、北海道の澄み切った青空のように、爽やかスッキリのブルースカイブルー
 今回いただいた種々の一番搾りの中では、私はこの「北海道づくり」が、一番好きだ。大好きだ。



 この日のおつまみ第2弾は、やはり三笠の道の駅で購入の、「昔ながらの手作り 白川のこんにゃく」。
 湯通ししなくても、刺身こんにゃくのごとく、つるんと健康的に、いただける。
 コレには、やはり「醤油&わさび」が、似つかわしい(^^)



 23時24分。
 今回いただいた、「47都道府県の一番搾り 北海道&東北&北陸の詰め合わせセット」のトリを飾ったのは、「仙台づくり」であった。
 

 原材料で注目すべきは、やはり「米」の存在。
 なんとそれは、「宮城県産ササニシキ」だというではありませんか!


 それは、甘く華やかなテイストながらも、後味の凛としたキリッと感が、「毅然と謙虚」な、あの人を思わせる。


 さて、今回いただいた、「一番搾りご当地ギフト」。
 同じ「一番搾り」というブランドであるにもかかわらず、そのお味は生産地ごとにハッキリと異なっており、この土曜日~月曜日にかけて、実に愉しませていただいた。
 ああ、ビールって、本当にいいモノですネ!

 友人さん、そしてその彼女さん。お気遣いいただいて、恐縮です。誠にありがとうございました

コメント (6)
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