谷村新司氏は、詩人だなぁと、あらためて思う。
私がこの曲を初めて聴いたのは、1978年(昭和53年)のこと。
「栄光への脱出」という、大げさなタイトルのアリスのライヴ盤に、この曲は収録されていた。
それをカセットテープに録音し、風呂場の脱衣場にラジカセを置き、入浴しながら、聴いていた。
当時小学生だった私の心に、もっとも響いたのが、この「誰もいない」だった。
ほんと、お風呂に入っていると、この曲は、素晴らしいBGMなのだ。
1番は、チンペイ氏のソロ。
そして、2番・3番でベーやんのハモリが入るのだが、そのハモリの導入部分が2番と3番で異なっているのが、これまたなんとも趣きがある。
加えて、彼らのアコースティックギターが、右と左で、これまた絶妙に唄っている!
アリスは、なんだかんだいっても、やはり、素晴らしかった。
拓郎好きの私だが、アリスも、実は、好きなのだ。ご、御免。