その日の昼食は、ひさびさのカップめん。東洋水産の「四季物語 春のときめきらーめん」だった。
なんといっても、30%引という、処分価格がうれしい。
桜えびの風味に、鯛とアサリのエキス!このキャッチコピーがワクワク感をそそる。
「トレハロース」とは、太古の時代から存在する天然糖質であるらしい。
フタをあけると、スープやかやくの別袋は無く、カップヌードルと同じように「ただお湯を注ぐだけでいい」という気軽さが嬉しい。またそのことは、余計なプラスチックごみの排出削減になっているという事実も、見逃せない重要なポイント。
手前の四角い物体は、折りたたまれたネギである。
お湯を注いで3分経つと、そのルックスは、まさに春爛漫といった感じ。
麺は丸麺。妙にエラぶったところが無く、そのスタンダードでありきたりな質感が、安心感を与えてくれる。
鯛とアサリのエキスを効かせたというそのスープは、想像していたよりもストレートな塩味。それに浮かぶ桜型のカマボコが、可愛らしくもいとおしい。
正直言って、私のような情熱系ラーメンフリーク向けの製品ではなかったと思うが、情緒派の貴方には、マッチするかもしれない。おいしゅうございました。