飽食の週末の後。
目の前のシアワセにかぶりついていた自分の食生活を、今夜だけは見直すことにしよう。
そして、もう、眠ろう。もう、眠ってしまおう。六連星の新型車を夢想しながら・・・
サタデイ・アフタヌーンは、浜益の「かもめ食堂」でのランチ。
このお店、外観には屋号が全く表示されていないが、webで調査して、その店名を割り出した。
11時30分に入店。「浜ラーメン」(1,050円)も大いに気になったのだが、それ以上にフトコロ具合が気になったので、気弱に「塩ラーメン」(650円)を注文。
11時36分。リーズナブルな待ち時間で、それは供された。
緩いウェーヴのその麺は、札幌系というよりは、旭川系に近い印象。
もっちりとした食感が、なかなか好印象で、温度もしっかりと熱い。
チャーシューは、しっかりとした噛みごたえの、トラディショナルな質感のモノ。
なるとの存在が、昔風な外観に彩りを添える。
メンマも、必要十分な量がインストールされている。
ゴマ油のかほる白濁系スープは、鶏の旨みがぎゅっと詰まった感じで、塩ラーメンながらも甘みすら感じる、ナイステイスト。
11時46分に、完食にいたりました。
いかにも浜のマチのラーメンといった風情で、なかなかの好印象。
いつの日か、お金を貯めて、「浜ラーメン」を食してみたい。
フライデイ・ナイト。「卒園式」の打ち上げが、ティさん宅別館「鳳凰の間」で、盛大かつ豪快に催された。
ファーストステージは、「豪華厚岸産カキフルコース」が、基本コンセプト。
えのき・白菜等てんこ盛りの、「カキ鍋」が卓の中心に据え置かれた。
衣はサクッ・身はぷりっ!の、「ケイ子さんのカキフライ」が、その脇を固める。
さらには、「職人の手で開けた生ガキ」。
それは、ほのかな海水の潮味のする、ぷりっぷりのミルキイテイスト!
セカンドステージでは、ティさん宅の秘密兵器である「健心焼き丸くん」が登場。
これを用いて、「庶民の味やまどり脂ホルモン」を焼き上げる。
それは、庶民のワクを大きくはみ出す、ブリリアントかつ強力な旨さ!
ここで、産地偽装なしの大物ゲストが登場。
「熊本県で購入、カナダ産馬刺し」である。
ニンニク醤油で、それをいただく。
脂の甘みがお口の中でとろけ、幸福感でそこを満たす。
この日デビューの「健心焼き丸くん」は、大車輪の大活躍で、ほとばしるファイヤー!
ホルモンの影に隠れがちだが、「やまどりの鶏肉」も、しっかりとした味付けの、手堅い旨さなのだ。
おつまみも登場。ティさん特製の「日本海の潮風にさらした、漁師の鮭トバ」にかじりつき、そしてしゃぶるようにいただく。
仕上げは、鍋の後の定番「〆の雑炊」。
デザートは、これまたティさん特製の「愛のアイスクリーム」であった。
いやぁ、目の前のシアワセを喰いつくした、飽食の打ち上げであった。素晴らし過ぎです!
その日はコープさっぽろで278円で購入の「S&B ディナーカレーレトルト 厚切りビーフ中辛」で、レトルトなディナー。
S&B最高級のディナーブランドは、誕生40周年を迎えたそうだ。
厚切りビーフよりも、むしろごろんと丸いマッシュルームが目を引くこの製品。
辛さは5段階の4。中年男の私にとっては、ちょうどイイあんばいのホットさである。
粒立ち細かく、なめらかなそのルーは、さすがはS&B最高級のブランドを冠するだけのことはあると、私を唸らせた。
後味に若干しょっぱさが残るが、湯煎で5分のレトルトなのだから、そこは大目にみようではないか。
278円だったら、また買おう。
「キリンの泡 薫るグレープ&ホップ」で、ちょっとお洒落な休肝日。
10%未満ではあるが、カラダにうれしい〈グレープフルーツ果汁入り〉なのだ。
その控えめな甘さのグレープテイストは、まるでノンアルコールのスパークリングワインのようだと、表現出来るだろう。
なかなか充実の、休肝日。健康と美容のために、ゼヒ、また買おう。
私の単身赴任先には、「すき家」も、「吉野家」も、無い。
だが、無性に、牛丼を喰いたくなる衝動に駆られることがある。
それが、人の情というものだ。
そんな時の強い味方が、この冷凍食品「すき家 牛丼の具」。
価格は3袋入りで558円。1食あたり186円というのも、見逃せないチャームポイントだ。
なんてったって、電子レンジで2分加熱するだけという、イージーさがうれしい。
単身赴任することとなって料理の腕が上がるかと思いきや、このような冷凍食品の進化が、私の成長を妨げるのである。
生卵を割り入れ、七味唐辛子をまぶせば、ジャンクながらもハッピーな空間がそこに広がる。
ここに紅生姜が無いのが、画竜点睛に欠ける感じで、惜しい。
残りの2食は、必ずやそれをフィーチャーして、いただこう。
ファミリーマートで衝動買いしてしまったのが、この「サッポロ一番 みそラーメン 辛口ラー油仕上げ」である。
実売価格は税込195円と、ややお高め。
後入れの「仕上げの小袋」が、フタの上に鎮座ましましている。
原材料の「フライドポテト」&「コーン」。
実際に札幌で食べるスタンダードなみそラーメンには、こういった具材は入っていない。
これは、内地の人が考える、札幌ラーメンのイメージなのだろう。
具材・スープ・麺が渾然一体となった、オール・イン・ワンタイプ。
これは、かねてから私が主張する、カップめんの理想形である。
お湯を注ぎ、フタを付随のテープで留めて、待つこと3分。
ををっ、具材が、なかなかボリューミーじゃありませんか!
フライドポテトのほくっとした食感もさることながら、ミンチダイスポークとキャベツの歯ごたえも、なかなかあなどれない。
その丸麺はなかなかのコシで、いわゆる袋のインスタントラーメンに迫る質感。
こっさり系の味噌スープに、ラー油がゴマのかほりとトンガラシの辛さの火花を放つ。
量といい、質といい、それは198円という価格以上の満足を私に与えてくれた。
スカーッと満点パパです!
8月に函館の「棒二森屋」で158円で購入した、無印良品の「パスタスナック ペペロンチーノ」。
気がつけば、賞味期限を、かなり過ぎていた。
なので、取り急ぎ、喰うことに。
やはり最大のポイントは、「デュラムセモリナパスタ」を使用していることであろう。
ビール(発泡酒)のおつまみとして、いただいた。
食べ始めはあまり感じなかったのだが、食べ進むうちに、ニンニクと赤とうがらしが、舌を麻酔するかのようにジリジリと包み込む。
お味も後引くような濃厚さで、それはグリコの「濃厚おつまみスナックCRATZ」といい勝負。
噛み砕いた後に、ほのかに残る、パスタっぽい後味。「デュラムセモリナパスタ」の効用なのだろう。
パッケージからイメージするのと違って、どちらかといえばジャンキーテイストで、男子向けスナックである。
はい、本日も、飲み過ぎました・・・
SUBARU25年目のフルモデルチェンジ・・・
消える星があれば、生まれる星もある。
マイレガシィの12ヶ月点検時にいただいた、粋なお土産のみっつ目。
レガシィ・ツーリングワゴンと入れ替わるようにして登場する、「レヴォーグ」という名のクルマのティザーカタログである。
それは、「SUBARUのすべてを備えた、まったく新しいスポーツカー」だという。
まあ、カー雑誌等でもスクープ記事が流布しているが、実際には「インプレッサ・ツーリングワゴン」とでも評すべきクルマなのだろうと、私は予想する。
注目すべきは、やはり1.6LのBOXER直噴ターボエンジンであろう。
その、燃費性能とパワーのバランスは?・・・興味深々な私です。
それは、11月20日の東京モーターショーで初公開されるという。
ステーションワゴン冬の時代に、このクルマが、一石を投じてくれることを、期待したい。
マイレガシィの12ヶ月点検時にいただいた、粋なお土産のふたつ目。
それはレガシィ誕生25周年記念冊子の「Life with LEGACY」である。
歴代レガシィのカタログ表紙の数々。
自称カタログ小僧の私だが、このうち、半分も持ってないなぁ・・・
初代レガシィ(1989~1993)。
そのグラッシーなキャビン。ヴァンとは一線を画する「ツーリングワゴン」という新ジャンルを、日本に定着させたクルマである。
2代目レガシィ(1993~1998)。
国内セールス的には、この2代目が最も大きな成功を収めた。
だがしかし、私個人は、この代のレガシィは「六連星エンブレム」を捨ててしまったことから、あまり愛することができなかった。
3代目レガシィ(1998~2003)。
初代から続くコンセプトを崩さず、熟成の域に到達。
デビュー当初は「六連星エンブレム」を付けていなかったが、マイナーチェンジでそれが復活。
当時エスクードに乗っていた私だが、このスバル車が気になる存在として、私のココロにヒタヒタと侵入してきたのだ。
4代目レガシィ(2003~2009)。
それまではどことなく野暮ったさを残していたスバル車だが、実にシャープで、日本刀のような精緻さを持つスタイルに変身。
アルミ部品を多用し、大幅に軽量化するとともに、燃費も劇的に向上。
このスバル車は、あまりにも魅力的で、2005年の末、私はこらえきれずに購入してしまったのだ。
そして、5代目レガシィ(2009~)。
それまでは日本市場に配慮して、ジャストサイズだったレガシィだが、この5代目からは海外市場のニーズに合わせて、かなりデカくなってしまった。
実際に運転すると、さほど大きさは感じないのだが、車庫要件等で買い替えをあきらめた人も、少なからずいると推測される。
計48ページにも及ぶ、この記念冊子。
実に読みごたえがあるとともに、B4と呼ばれるセダンは、ほとんど登場しない。
次期レガシィが、ツーリングワゴンを設定しないというのは、既報の通りである。
この冊子、「レガシィ・ツーリングワゴンへの鎮魂歌」のように、私は感じたのだった・・・
マイレガシィの12ヶ月点検時に、ディーラーさんより粋なおみやげをいただいた。
そのうちのひとつが、この「SUBARU XV HYBRID 〈光る〉ぶつからない!?ミニカー」である。
イメージカラーの「プラズマグリーン・パール」が、目に鮮やかだ。
この角度から見ると、どことなく「スズキSX4」に、似ていなくもない。
スイッチをオンすると、後輪を駆動させるとともに、ヘッドライトがディスチャージビームのように、光る。
そして、前方に障害物を認識すると、ストップランプの点灯とともに、ぶつからないで、止まる。
壁を前方にずらすと、間隔を保ったまま、それについていく。いやあ、面白い!
いろいろ実験した結果、障害物が黒いものだと、認識できずにぶつかってしまうようだ。そこが玉にキズではある。
とはいえ、近年の販促グッズの進化には、ホント、脱帽ですネ。
単身赴任地に届いたスバルディーラーさんからのハガキ。それは、「法定12ヶ月点検」のお知らせである。
この手の点検の必然性に疑問を呈する方もいらっしゃるかもしれないが、私はレガシィ2.0i(5MT)購入以来、半年ごとの点検は、必ず受けている。
それは、自分のクルマの健康維持かつ、スバルディーラーさんの健全なる経営維持に資するため・・・なのだ。
そして11月9日。いつものディーラーさんへ。
今回の点検で交換したものは、エンジンオイル&フィルター。
ブレーキシュー&パッドについては、分解清掃を施してもらった。
そして、掛かった費用は、合計21,000円。
これを高いとみるか安いとみるかは、人それぞれ違うだろう。
納車後8年弱が経過し、82,100kmを走破したマイレガシィ。
大きなトラブルなく健やかに過ごせているのは、この半年ごとの点検整備のおかげなのだ・・・と、私としては思いたい。
ODYSSEY。それは、和訳すると「長い冒険の旅」。
1970年代に吉田拓郎がCBSソニーからリリースしたレコードは、「オデッセイ・レーベル」であった。
そして、1994年に「幸せづくり研究所」というコピーとともに、ホンダがリリースした、初代オデッセイ。
それは、4枚のヒンジドアを持つ、当時の日本ではマイノリティだった、いわゆる「ミニヴァン」で、私はホンダが吹き込んだ新しい風を、肌で感じていたものだ。
それから19年が経ち、オデッセイは5代目に進化した。
クルマ好きの我々取材班3名は、そそくさとホンダのお店へ。
試乗させていただいたのは、ABSOLUTE・EX(4WD・CVT:税込車両本体価格373万円)であった。
シンプルな自発光式メーター。タコメーターがやや見づらいが、それはこの手のクルマにとっては大きなディスアドヴァンテージではない。
なんてったって、初代オデッセイには、タコメーターは装着されていなかったのだから。
また、インパネ全体のデザインも、ホンダ車にしてはシンプルなので、個人的には好印象。
タッチパネル式の空調コントロール。
ホンダは、この方式を普及させようと考えているようだが、個人的にはコレにはなじめない。
このオデッセイの場合、そのパネルが上方を向いているため、フィットのそれよりも動作確認はしやすいが、手さぐり操作性に欠ける点は、やはり否めない。
さて、試乗しての印象である。
先代では廃されていたA'ピラーが復活し、Aピラー自体もやや太くなった。
とはいえ、三角窓からの見通しは上々で、ヒップポイントが高くなったこともあり、前方視界はなかなか良好。
ボンネットはまったく見えないので、取り回しには、ある程度の慣れが必要かもしれない。
脚回りは、意外にゴツゴツ感があるというのが、正直なところ。
その辺は、私の8年落ちのレガシィ2.0i(5MT)と較べても、しなやかさに欠けるという印象だった。
また、高い天井とスライドドアは、ステーションワゴンのようなスポーティかつ爽快なドライブフィールを持っていた先代の美点を捨てて、大衆に日和ってしまったともいえるだろう。
まるで船を運転しているかのような、車体の大きさを感じる、この5代目オデッセイ。自分で運転するのが好きな人だったら、このモデルチェンジは、退歩かもしれない。
確かに4代目オデッセイは、セールス的には芳しくなかったが、ある種の「ホンダらしさ」は持っていた。銀歯剥き出しのフロントマスクはさておいて、走りを含めた全体のイメージは、しなやかな豹のようであった。
対して、この5代目は、どうも「ホンダらしさ」を捨ててトヨタ商法の軍門に下ってしまったようで、個人的には残念である。
まあ、今の日本では、我々取材班のような「クルマ好き」はマイノリティなので、商売のためにはこの方向のモデルチェンジとなるのだろう。
この5代目オデッセイ。私見では、先代よりも後退したと思う。市場の評価はどうなるであろう。先代よりも売れちゃったら、悲しいなぁと、気弱に、思う。
長女が修学旅行で私に買ってくれた、イキなおみやげ。
「京綿麸屋町 升長 えびおつまみ」と、「じゃがりこ 広島風お好み焼き味」である。
まずは「京綿麸屋町 升長 えびおつまみ」からいただく。
このエビがパナメイエビなのか何なのかは、原材料等の表示が無いので、謎である。
それは噛みごたえに富んでおり、表現するならば「ピリ辛エビのスルメ風」といったところ。
ビールのつまみに最適で、妻とともにあっという間に完食いたしました!
続いては、「じゃがりこ 広島風お好み焼き味」を味わう。
コレは、「中四国限定」製品なのだ。
原材料のポイントは、「乾燥キャベツ」「キャベツエキスパウダー」「ローストキャベツパウダー」のキャベツ揃い踏みである。
ほのかに辛いソース味に、キャベツ系の甘みが融合し、これまたビールが進むこと、進むこと!
充実の、ウイークエンドおつまみタイムであった。
晴れた土曜の昼下がり。札幌市北区屯田の住宅街にある「味確認ラーメン」に潜入。
ココは私が小学生の時に開店した、由緒と歴史あるお店。その当時の屋号は「とよ川」であった。
赤・白・黒の3種の味が愉しめる、正統派札幌ラーメンのお店なのだ。
12時04分に入店。
私の予想とは異なり、店内は大いに賑わっており、小上がりは満席・カウンターは空き2席で、5名でやってきた団体さんが入店をあきらめて出ていくという状況だった。
私がオーダーしたのは、「ピリッと辛味が個性の深い味」というキャッチフレーズの「さっぽろ黒みそラーメン」(700円)である。
厨房では、時折「ぶわっ!」と火の手が上がり、カウンターで待っていた私の顔面にも、その熱気がほとばしる。
そして12時12分、それは目前に着丼。
湯気がまったく立っていないため、極めて写真を撮りやすい。
油膜がフタをして、湯気を封じ込めているからなのだ。
西山製麺の麺は、鮮やかなイエローで、ご覧の通りピッチピチの活きの良さ!
加えて、その温度も、しっかりと熱い。
住宅街の一角にたたずむラーメン店とは思えないほどの、本格派のウマさである。
もやしのシャキシャキ感も、見逃せないチャームポイント。
メンマは、通常のラーメン店のそれの2倍ほどの量がインストールされている。
これまた、嬉しいボーナスポイントだ。
加えて、ほろりと柔らかいバラチャーシューも、なんと2枚入り!
そして、黒みそスープ。
その色は、「黒」というよりは、どちらかといえば「赤」である。
濃厚かつまろやかな黒みそに、赤唐辛子の辛さがピリッと利いたそれは、私の味蕾細胞にジャストミート!
しっかりと張ったその油膜は、熱さを逃さず、そのスープは最後まで冷めない。
12時22分に、全てが私の体内に。
丼に描かれたU.F.O.は未確認飛行物体≒味確認という、クスッと笑えるオヤジギャグ。
正直言って、ヒマつぶしのつもりで訪れたこのお店だったが、いやあ、あなどっていた。
地元の方に愛される理由もよくわかる。私も、このラーメンは愛さずにはいられない。
とりあえず、年内の目標が決まった。「白みそ」と「赤みそ」もいただいてみなければ!