『チャングム』(宮廷篇、追放篇、医女篇)
キム・サンホン、2004、『チャングム1 宮廷篇』、ハヤカワ文庫
キム・サンホン、2005、『チャングム2 追放篇』、ハヤカワ文庫
キム・サンホン、2005、『チャングム3 医女篇』、ハヤカワ文庫
NHK-BS2で放映中の「チャングムの誓い」の原作にあたるもの。原作と、テレビドラマとは主人公やラフストーリーは共通であるが、別物と考えてもよかろう。たとえば、テレビ原作は「大長今(大チャングム)」となっているのだが、原作をみると「大」は姓のようである。登場人物の名前やバイキャラクタの性格付も異なっている。
また、テレビは日本ドラマの大奥のように宮廷における女性の権力争いが中心に描かれるが、原作の方は、力点は、李氏朝鮮王朝の王宮政治や宦官、身分制度、女性の位置づけに置かれている。もちろん、医食同源の食事や医薬に関する詳細な記述が、テレビドラマと原作に共通する部分である。
韓国の歴史について知るところが少なかったので、テレビドラマの方も原作もとても興味深い。両岸両国の交流がさらに深まり、歴史意識についても相互にもっと知り合うことができればよいのだが。
NHKのもくろみは、韓流ブームの継続で、冬ソナであてたこのゴールデンアワーを韓国ドラマでおしている。テレビドラマのポイントは、チャングムが苦難に耐えて大医女として成長するだけではなく、スピリチュアル・ラブ路線が当然含まれている。
韓国ではチャングム・ブームが起こっているそうで、それに伴い、撮影場所がテーマパーク化されているそうである。
http://www.imbc.com/entertain/mbcticket/mbcplay/2004/daejanggumtheme_jp/
http://www.seoulnavi.com/miru/miru.php?id=374
<9月26日:追加>
原作と書いたが、それが正しいのかどうか、チェックしていない。「大長今」は文書では実在の人物のようであるが情報が少なく、本書もともにフィクション部分を加えて創作しているようである。先に書いたように、視点が違っていてそれぞれ楽しめればよいかと。
キム・サンホン、2005、『チャングム2 追放篇』、ハヤカワ文庫
キム・サンホン、2005、『チャングム3 医女篇』、ハヤカワ文庫
NHK-BS2で放映中の「チャングムの誓い」の原作にあたるもの。原作と、テレビドラマとは主人公やラフストーリーは共通であるが、別物と考えてもよかろう。たとえば、テレビ原作は「大長今(大チャングム)」となっているのだが、原作をみると「大」は姓のようである。登場人物の名前やバイキャラクタの性格付も異なっている。
また、テレビは日本ドラマの大奥のように宮廷における女性の権力争いが中心に描かれるが、原作の方は、力点は、李氏朝鮮王朝の王宮政治や宦官、身分制度、女性の位置づけに置かれている。もちろん、医食同源の食事や医薬に関する詳細な記述が、テレビドラマと原作に共通する部分である。
韓国の歴史について知るところが少なかったので、テレビドラマの方も原作もとても興味深い。両岸両国の交流がさらに深まり、歴史意識についても相互にもっと知り合うことができればよいのだが。
NHKのもくろみは、韓流ブームの継続で、冬ソナであてたこのゴールデンアワーを韓国ドラマでおしている。テレビドラマのポイントは、チャングムが苦難に耐えて大医女として成長するだけではなく、スピリチュアル・ラブ路線が当然含まれている。
韓国ではチャングム・ブームが起こっているそうで、それに伴い、撮影場所がテーマパーク化されているそうである。
http://www.imbc.com/entertain/mbcticket/mbcplay/2004/daejanggumtheme_jp/
http://www.seoulnavi.com/miru/miru.php?id=374
<9月26日:追加>
原作と書いたが、それが正しいのかどうか、チェックしていない。「大長今」は文書では実在の人物のようであるが情報が少なく、本書もともにフィクション部分を加えて創作しているようである。先に書いたように、視点が違っていてそれぞれ楽しめればよいかと。
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