South Is. Alps
South Is. Alps
Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


Toots Thielemans in Nagoya Blue Note

晩飯を食べてから、Toots Thielemans in Nagoya Blue Noteのセカンドステージに行ってきた。83歳になるというおじいさんなのだが、なにしろ、音楽界にデビューしたのが、確か50歳を超えてからではなかったか。クロマチック・ハーモニカの音をフルに聞かせてくれる。今夜は彼のクインテット。ジャズのスタンダードのほか、彼の作曲した(?)セサミストリートの主題歌も。
彼のウェッブサイトはhttp://www.tootsthielemans.com/
大昔、まだビル・エバンスが健在で日本にやってきたとき、聴きにいったのだが、そのつながりで、シールマンの演奏は気に入って(いっしょに来日した訳ではない)、CDも何枚かもっていた。しかし、生で聞いたのは初めて。好きなのはこのアルバム。

Affinity
Bill Evans
Warner Bros.

詳細を見る


<ちょっと補足>
ビル・エバンスを聴きにいったのは、70年代最後の頃で、どこか身体が悪そうな印象だったのを覚えている。とはいえ、演奏はリリカルで心うたれた(本当はどうだったのか、多分、その頃、ジャズを聴き初めだったからなのだろう。確か、ヤクで体調を壊していたはずだから、どんなものだったのだろう)。1-2年してなくなったというニュースが流れた(Bill Evans 1929-1980)。生の音を聞いておいてよかったと思った。その後、Bill Evansのアルバムを買っている。ウェッブでトリビュートサイトを見つけたので、以下にあげておく。
http://www.billevanswebpages.com/

2006-02-01 23:54:13 | 博物館/美術館など | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


Vinpicoeur(栄・ラシック8階)

栄・ラシック8階にあるVinpicoeurにいってきた。ここのコンセプトはフレンチバーベキュー&ワインとやらで、「吉田豚」をメインに、炭火焼を食わせる。吉田豚のロースを串焼きにして塩味であぶったものなど、豚の脂身が甘くておいしい。きょうははじめてなので、一人1600円というコース(つき出しとしてヒヨコマメと白いんげんのマヨネーズからし合えときゅうり、野菜のまりね、地鶏レバーのパテ+ブルーベリージャムとバゲット薄切り、豚ロース肉、「あたま」とかいう串、ハムとアスパラの串焼き、蕪とにんじんのポトフ、ヨーグルトのシャーベットのデザート)。これは安い。ほかにもいろいろあるようで、また来よう。ワインも銘柄を覚えなかったが、オーガニッックなものもあるようである。グラスで用意されているものは数種類しかないが、これも悪くない。

2006-02-01 23:45:02 | 夕食・外食 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『和姓に井真成を奪回せよ』

越境の会・編、2005、『和姓に井真成を奪回せよ』、同時代社

一昨年、西安で発表のあった「井真成」なる人物の墓誌をめぐって、日本古代王朝の起源について「越境の会」のメンバーのアンソロジーである。
越境の会は室伏志畔氏を中心にして、日本の古代史を「南船北馬」(江南地方の米作技術を持ち呉音を持ち込んだ呉王朝の末裔=南船と朝鮮半島からやってきた騎馬民族の天孫族=北馬)の政権抗争が潜流にあって、記紀神話が成立し、現在の日本の王権につながっているという説を主唱するグループのようである。実のところ、越境の会の本は、この本が最初で、この辺の要約については、また、後日ということにしたい。
日本の遣唐使の一員であった井真成の墓誌の発見がスクープされたことによって、マスコミと歴史家たちの多くは、大阪府藤井寺市の古名「葛井」一族であるとし、その墓誌を藤井寺に帰還させ、愛知万博でも展示すると言ったかたちでの解決を見た。それに対して、越境の会は、これに異を唱える。井真成は、中国読み、つまりは、本姓が葛井であったものが、中国では「井」と名乗ったとの説に対して、熊本の産山村に現存する「井」姓や「井伊」あるいは「伊井」といった日本の姓として読み取るべきであるというのである。
彼らがその根拠とするのは、この会の主張(つまり、「南船北馬」交代王朝説とでもいったもの)の傍証のひとつとして、井真成のふるさとは熊本であると言うのである。
私は、今の時点では、この説の方が面白いと思う。越境の会の本をもっと読んでみよう。

http://www.nishinippon.co.jp/news/museum/special/050921_2.html
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/whjl/t193404.htm

和姓に井真成を奪回せよ

同時代社

詳細を見る

2006-02-01 18:23:08 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )