『須賀敦子全集 第1巻(「ミラノ 霧の風景」「コルシア書店の仲間たち」「旅のあいまに」)、河出文庫』
須賀敦子、2006、『須賀敦子全集 第1巻(「ミラノ 霧の風景」「コルシア書店の仲間たち」「旅のあいまに」)、河出文庫』、河出書房
巻末の池澤夏樹の「解説」につきてしまうのだけれど、著者の感性と海外の経験が交錯するいずれのエッセイも素晴らしい。文学的なエスノグラフィーというのはこういうスタイルなのだと思う。所詮、個人の体験と個人の感性によって編み出されるしかないのだ。
昔、我が恩師はエスノグラフィーの行方は数学か、文学か、なのだと。う〜ん、そうかもしれない。
巻末の池澤夏樹の「解説」につきてしまうのだけれど、著者の感性と海外の経験が交錯するいずれのエッセイも素晴らしい。文学的なエスノグラフィーというのはこういうスタイルなのだと思う。所詮、個人の体験と個人の感性によって編み出されるしかないのだ。
昔、我が恩師はエスノグラフィーの行方は数学か、文学か、なのだと。う〜ん、そうかもしれない。
須賀敦子全集 第1巻 (河出文庫) | |
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河出書房新社 |