『須賀敦子全集 第2巻(「ヴェネツィアの宿」、「トリエステの坂道」、「エッセイ:1957~1992」)、河出文庫』
須賀敦子、2006、『須賀敦子全集 第2巻 (「ヴェネツィアの宿」、「トリエステの坂道」、「エッセイ:1957~1992」)、河出文庫』、河出書房
著者の日本出発以前の状況や留学から帰国した時の経験(学校や修道院、寄宿舎)、家族、育った土地(芦屋)などについてのエッセイが含まれる。著者とは一回り以上違うが、それでも、ちょっとした日本での経験や国際政治の状況について、同時代に近いとの思いがあって読み進んだ。「トリエステの坂道」については、すでに読んでいたので、その部分は読み飛ばした。エッセイとは言い条、著者の文学的な構成、例えば、余韻を残した結文があって、これまた興味深い。
著者の日本出発以前の状況や留学から帰国した時の経験(学校や修道院、寄宿舎)、家族、育った土地(芦屋)などについてのエッセイが含まれる。著者とは一回り以上違うが、それでも、ちょっとした日本での経験や国際政治の状況について、同時代に近いとの思いがあって読み進んだ。「トリエステの坂道」については、すでに読んでいたので、その部分は読み飛ばした。エッセイとは言い条、著者の文学的な構成、例えば、余韻を残した結文があって、これまた興味深い。
須賀敦子全集 第2巻 (河出文庫) | |
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河出書房新社 |