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月曜の折り込み広告みたいだ

2014年11月18日 | 雑記帳
 月曜日の新聞折り込みにパチンコ店が多いのは、日本全国どこでも一緒だろうか。少なくとも地方は似たりよったりかもしれない。それにしても、と思う。昨日は、折り込まれたチラシが5枚。全てパチンコである。他は一切なし。B店、P店、21店、G店、そしてD店。前者4店は「全日本遊戯事業協同組合連合会」


 4店には共通広告と言える次の「CAUTION」が付いている。「パチンコ・パチスロは適度に楽しむ遊びです」そして下部に「のめり込みに注意しましょう」。その日の夜、NHKクローズアップ現代で「ギャンブル依存症」が取り上げられたのは偶然なのか否か。今日本には、530万人を越える依存症の人がいるという。


 およそ20人に1人の割合というのは、結構な数ではないか。他の遊びのない地方ではやはりパチンコが主流だろうし、季節的に外での仕事が終わる今は、やはり店にとって稼ぎ時であり「患者」も増えるか。非難したり責めたりする柄ではないが、満杯の駐車場には、吸い取られていく地方の典型的な印象が漂う。


 ところで、これほど大義なき選挙も初めてではないか。選挙ではよく「信を問う」という言い方があるが、何なのか全く焦点化ができないのは自分だけか。まさか名前に引っ掛けて「信を問う」わけではあるまい。結局のところ、月曜の折り込み広告に踊る「新台入替」という名ばかりの客寄せと、何一つ変わりない。