すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

30万アクセス前史そして慣性へ

2014年11月27日 | 雑記帳
 このサイトを開設する前に、以前入っていたプロバイダーを利用して初めてのブログ「すぷりんぐ+α」を作ったのが、2004年の夏だった。
 初日のデータは残念ながら探し出せないが、翌月分からは投稿した原稿があった。
 台風接近に伴う臨時休校に関わり、「判断する機会」と題して、次のように結んでいた。

 そうした場面を自力で切り抜ける経験が必要なのではないか。
 守られた場だけの、判断する機会で何が育つというのだろうか。(2004.9.1)



 研修として、隣地域に住むある方を訪ねたことがあった。「自由人は語る」と題して4日間も続けてレポート風に書いたことがあった。
 その結論めいたことは、初日に既に書かれていた。

 自由を得るためには、仕込みが必要だ。
 自分のしたいことを実現しようとすれば、時代の流れを読む冷静な目と、暮らしを成り立たせる周到さが用意されていなければならない。(2005.1.31)



 正月に見たテレビ番組に、かつて同職した先輩教師の姿を見つけた。若い頃のエピソードを見ながら、時代の流れを噛みしめつつ、教師のありようについて考えてみたことがあった。「桜を相手に自問自答」と題した文章である。

 それは桜でなくても、鉢植えの小さな花でも、教室の黒板でも構わないのだが、放課後のそうした自問自答の中で、明日の学校の空気は作られていく気がしている。(2006.1.1)


 こんなことを書き連ねていたブログを閉じ、こちらへ統合したのは、正確な日付は特定できないが、2007年2月か3月だ。
 その頃は、読書と教育を、というように考えたのだが、いつのまにやらいわゆる雑記がずいぶんと幅を利かせてしまった。
 ピントのぼけた文章をそのまま載せてしまうことも多いと自覚しているので、そろそろと思ってはいるが…この決断力の無さが長続きさせたのかもしれない。

 とにかく30万アクセス超え(PVは3倍強)、訪問してくれた方々に感謝である。