すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

冬の匂い,いい匂い

2014年11月23日 | 雑記帳
 先週の木曜は朝靄が深く,しばらく晴れなかった。金曜はぐっと冷え込んで地面にも霜が絡みついた。久しぶりに落ち葉などを撮ってみた。例年より遅いし,この秋は結構長く感じられ,少しは豊かな気分になれている。アメリカの寒波の映像を見たりすると,わあっと思うが,もうすぐここにも白いものはやってくる。



 土曜は朝から町内スポーツ少年団のレクリェーション交流会があった。「スーパー室内雪合戦」というゲーム。雪玉替わりの柔らかいボール,頭にはヘルメットと,安全対策はばっちりだ。それにしても雪合戦が競技になるとは…。本物の雪合戦は,どんなふうに結着がつくのだったか思い出そうとしたが,無理だった。


 開会式後の第一試合を見てから,コミュニティセンターで行われている「青少年健全育成町民大会」へ。作文が入選した子どもの表彰と発表がある。小学生から高校生まで十数人の発表を聞いた。ある学校の3年生が「〇〇(地区名)に生まれて,サイコ―」と題してベスト10を読み上げていく。この手もあると思った。


 もちろんそれは3年生なりに?カテゴリーが定まらず,結局繰り返しで人や行事や施設や自然に尽きるのだが,一つ面白いと思ったのが「いい匂い」と出したこと。匂いは,特に農村や漁村に生まれた子にとって,とても大切なものではないか。自然が好きとはよく言うが,そのバロメーターの一つはきっと匂いだ。



 勤労感謝の日の今日,午前に「佐藤信淵賞表彰式」があり,出席した。本校児童が大賞をいただいた。町の将来像を描く想像画には,子どもらしい夢を感じる。先行きの厳しさは大人の誰もが認識しているが,それに染めるのでなく,現実的にどの部分をどう実現していくか,話し合えたら素晴らしいだろうと感じた。