すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

タイカレーうどんを食しながら

2015年11月06日 | 雑記帳
 昨日は東北福祉大学から上條晴夫先生をお迎えして町の秋季研修会を実施した。会長権限(笑)で本校を会場にしてもらったので、ほとんどの職員が参加できた。テーマは「リフレクションで伸ばす授業力&教師力」。4年前にお招きしたとき、最後に触れられた内容が頭に残っていて、その部分を焦点化してお願いした。


 研修については校内報等でまとめるとして、ここでははみ出し情報的なものを…。湯沢駅に到着なされたのがちょうどお昼。昼食はお任せということだったので、名物の稲庭うどんを、しかも「タイカレー二味セット」でどうでしょうか、と言うと大変喜んでくださった。なにしろ超のつくタイマニアの上條氏である。


 車中で聴くお話のなかにも、年に数回訪れるタイでの暮らし方や、最近タイ仏教にはまっている話など、その傾倒ぶりがうかがわれた。おそらくは空気感が合うのだろう。で、肝心の「タイカレー二味セット」はというと…満足していただけたようである。盛んに写真を撮られ、ツィッタ―発信なされていたようだ。


 どこに出かけてもタイ料理の店を探すとおっしゃる。また、あまり味についてこだわりはないとも口にされた。つまり旨いとか不味いではなく、タイ料理であればいい、具体的には何かの味つけ、エッセンスに惹かれるということか。自称グローバル喰い人は旨けりゃいいが基準だが、ある意味その拘りも羨ましい。


 時間に余裕があったので、某有名うどん屋の本店まで足を伸ばしたのだが、さすがブランド力を感じた。大型バスが3台、結構車も止まっている。県外ナンバーが目立つ。平日にこれだけ入るとは、少しびっくりする。地方のメインストリートに人は少ないが、集まるところには集まるというのは普遍の姿であろう。


 たしか4年前は秋田ふるさと村で横手やきそばを食しながら、話し込んだ。その折に私が話した内容を結構覚えてくださっていて驚いた。多くは「秋田の学力」の話題だが、同じ問いに対する自分の答が少し変化していた。現状にどう向き合っているのか、自分の構えが確かめられた気がした。問われてわかることもある。