すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

続いてほしい時間、空間

2015年11月13日 | 雑記帳
 朝靄が強く、行きかう車もライトをつけている。グラウンドの桜はここ数日続いた雨でもう9割がた葉を落とした。枝の先に一片しがみついているような葉に目がいくのはどうしてだろうか。自分の人生でも重ね合わせているのか、ワハッと一人でウケテいたら「おはようございます」と、子どもたちが登校してきた。


 登校が終わる頃には、靄も少しずつ消え、その後予想通りの青い空が広がった。まさに小春日和だ。こんな日は思う存分外で…と思うが、昨夕の臨時会議で指示された人事関係の準備を進めなければならない。頭をフル回転させて段取りを組んだら、意外と早く仕上がり、1年生の保育園訪問を見にいくことが出来た。


 学校を出たら、お隣の保育園から逆に年中組の訪問があった。グラウンドの落ち葉集めらしい。1年生は生活科の活動として保育園に行き、年長組と交流。お兄さん、お姉さん気分を味わっているようだ。結構1年の差は大きい。保育園の先生方が一年生に向ける目がなんとも暖かい。成長を感じさせる姿であろう。


 ちょっと早めに出て、外で遊ぶ保育園児をしばし観察?対決モードに入った男児二人を見て、思わず「ケンカ禁止」と口走ったが、余計なお世話だったか。様子を見るべきだったと反省する。紅葉した大きな樹があり、いい気温のなか、職員も散らばっているし、見守り環境がこれだけそろっていたら、自由にしたらいい。


 学校橋の袂で地域の有名人?であるAさんに会う。亡くなった父と同い年で、町内では誰と誰と誰も一緒で…、向かいのKさんは独り暮らしなのか…と言った話をしばし聞く。曾孫が学校に入っているので「いつまでもココにいてください」と嬉しい激励をしてくれる。天気がいいので、つい「ハイ」と言ってしまう。


 今日はクラブ活動の日。こんな絶好の天気なので屋外活動が目立つ。なかでもネイチャークラブは、昨年もやった「焼き芋づくり」だ。といってもほとんど職員の世話によるのだが、アルミホイルで巻いた芋が焼き上がった瞬間を見られるだけでも良しとしよう。そんな時間と空間は細々とでもいいから続いてほしい。