老人と若者
昨日、町会長さんが届けて頂いた。
米菓〔おかき〕である。
差し出されたとき、エッ・・と一瞬、心の中ためらった。
会長さんが念を押すように70歳ですね・・・?
(年齢を間違えたら失礼・・・・・・と思ったのだろう・・・・)
ハイ、と応えた。
電車の中で、若者から「どうぞお座りください・・」と、言われた時の
心境を連想した。
譲られた方の者は、俺はまだまだ若いんだから・・・・と
見栄を張るような人を良く見かける。
心の中で、まだまだ俺は若者に負けない・・・と言う様な仕草、
その場に即応できない人なのだろう。
私もそのうちの一人です。
『祝・敬老』を差し出されたとき
トウトウ大台に乗ったか!!・・と、下腹に力を入れた。
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働かない若者=ニートというけれど、
その裏側には、日本にとってより深刻な老人社会の問題があると思う。
「いまどきの若者は」というありきたりの議論で
隠蔽されるよりは、
老人が増えすぎている日本の社会の方だろう。
ニートがどれだけ居ようが、統計的に見てその比ではないだろう。
富める老人と貧しい若者という世代間格差の方。
ニートという問題自体が、
親(=老人)に金がないと成り立たない。
本当に問題なのは、
ニートよりも老人ニート
(社会からはじき出されてしまい挽回の余地がないホームレス)
の増加とその最低レベル程度の救済なのでは
ないのだろうか。
不安のない社会、
若者にも、お年寄りにも
将来が安心して暮せる社会をお願いしたいものです。
福田さん、麻生さんお頼み申します。