碁友の死
囲碁会サークルでいつも「今晩は・・・・」と挨拶した友。
突然見えなくなった、Kさん・・・が、まだ信じられない。
亡くなっていた。
あれから1年が過ぎた・・。
早いな~・・・1年なんて。
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今日のメモ
Kさんが亡くなったのは、1年前の今頃だった。
顔を見せないのでおかしいな・・どうしたのだろう…?
そんな気持ちで半月が過ぎた。
「亡くなったよ!!」…と、聞かされてびっくりした。
エ~・・・と言ったきり、言葉も出なかった。
自宅で机に向かい、書きものをしていたのが最期…だと。
奥さんが夕ご飯が出来たので呼びに行ったところ、机に顔を突っ伏した状態で
コト切れていたと言う。
Kさんとは、気が合ってよく対局をした。
「俺は、囲碁・将棋を初段まで上り詰めるのが、生涯の仕事だ・・・・ョゥ・・・。
免状をお棺の中に入れてもらうんだ・・・・。」
と口癖だった・・・・。
願いは叶わなかった。
枯れ木の枝が、ポトリト落ちるように逝ってしまった。
あの世で、初段を取ったで・・・・あろうか。