日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

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ふるさとの地蔵尊

2011年03月27日 | 紀  秩父のあっちこっち

山寺の参道に

     ☆ 山かすみ 
             地蔵に添えた 
                   よだれ掛け

                         

 

☆ 枯れ山に 背負いし薪や 六地蔵  昔を偲び)



奥に見える両神山,フルーツ街道一帯が故郷です

 

アスファルトのフルーツ街道が延びる。
イチゴハウスや、ぶどう棚を左右に見ながら進むと、山寺入り口の参道坂がある。

六地蔵は、参道を上り詰めたところにある。

少年時代参道は、両脇に太い桜並木でとてもきれいだった。
春になると花のトンネルとなり、それは見事な花を咲かせた。
多くの小学生が遠足でお花見に訪れた。

サクラも何時となく切り倒されてた。
雨が降るとぬかるみで歩きにくい参道と地蔵さんが残されている。
山寺の入り口は、フルーツ街道が出来て別のルートとなっていた。

六地蔵とその脇から左に折れると小鹿野町に通ずる団子坂、尾根つたいの山道。
母、兄、姉の4人で毎日この山道に通った。
山坂を上ったり下りたり。
山から切り出した薪を背負い、一生懸命に家に運んだ。

いまで思えば貧しい我慢の時でした。

 念ずれば花ひらく

苦しいとき
 母がいつも口にしていた
このことばを
 わたしもいつのころからか
となえるようになった
 そうして
いつもその目的に向って努力すること
 ふしぎとひとつひとつ
花がひらいていった。

東北関東大地震で罹災された皆さん
あの戦後の焼け野原から復興した日本人です
きっと成し遂げられます。頑張ってください。

オールジャパーンが支援しています。

 

コメント (14)
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