麦 秋 至
むぎのときいたる
都会の生活をしていると季節に疎くなる。
あちこち出歩かなくなったことからであろう、麦の生育、稲の育ち具合も
すっかり忘れ、麦の”む”の字も頭の隅に無かった。
七十二候「麦秋至」。
五穀の一つ「麦」が豊穣を迎える頃。
5月31日から七十二候では「麦秋至(むぎのときいたる)」です。
麦畑が黄金色に色づき、収穫時を迎えます。季節は梅雨にさしかかるところですが、麦の穂が実り始める頃なので、麦にとっては実りの秋。
「麦秋(ばくしゅう)」は夏の季語で、
黄金色の波のように穂を揺らす風を「麦の秋風」といいます。
雨に当たると穂の状態のままで発芽してしまうので、
梅雨に入る前に収穫しなければなりません。
よく「五穀豊穣」ということばを聞きますが、この「五穀」とは、米、麦、
あわ、豆、きび(またはひえ)などのこと。
日本で昔から作られてきた大切な食料です。
「五穀豊穣」とはこうした穀物が豊かに実り、たくさん収穫できるという
意味です。ちなみに世界の
4大穀物は、小麦、稲、トウモロコシ、大麦です。
から引用
1昨年の5月、 横浜市・土橋谷戸地域(奈良川源流域)を歩いた時、
麦の穂が風に揺れていた事を思い出した。
開てます。