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皇女和宮が中山道を下った大行列 NO2

2019年05月29日 | 総  そ の 他


世界一の花嫁行列、皇女和宮の江戸降嫁




 

文久元年(1861)10月20日、京都から江戸へ向けて出立った。

沿道で総てを見送るには、丸4日を要したと言われる、超巨大な大行列であった。

和宮親子内親王が、徳川14代将軍家茂に嫁ぐ花嫁行列でした。

京を旅立った時には、人7856人・馬280疋という行列であったが、第一夜を大津宿で泊まり、

さらに一泊してこれを出立するときには、京方一万人、江戸方一万六千人合計二万六千人にふくらんでいた。

行列は50km世に達したと言います。

 

 



会場入り口

 

文久元年10月20日、和宮の行列は京都を出発して中山道を下り、江戸へと向かった。

しかし人質同然で降嫁する和宮を奪還すべく、過激な集団が行列を襲撃するという噂が広がった。 

そのため御輿の警護に12藩、沿道警護に29藩を動員し、幕府の威信をかけて絶対安全の確保をめざした。 


この結果、空前絶後の大行列(50kmの行列)が出現した。



「黒漆丸十紋散牡丹唐草蒔絵女乗物」東京都江戸東京博物館蔵

薩摩藩島津家ゆかりの女乗物。これを会場で見るとかなり迫力があります。

大きさや外装のきらびやかさもありますが、内部にも四季花鳥、松竹梅鶴亀などの絵が描かれ、
豪華さが光ります。

総重量はなんと71.5kg! 担ぎ手の苦労を思うと涙が出ます・・・・・。


中山道絵図 京都~江戸

 


花嫁行列の一部

 


衣類や寝具を入れる長持ち

 


 





江戸下向を描いた絵巻物です、24mの絵巻物。中山道で繰り広げられた、

姫君の婚礼大行列が圧巻に描かれています。

行列は50Kmもの長さに及んだと言う、その絵図です。



 
 上の24m絵巻一部拡大した画像。

そして今回、「お姫様セクション」で圧倒的存在感を示すのが、楽宮(さざのみや)の


江戸下向を描いた絵巻物です。


本展では、通期に渡って全長約24メートルに及ぶ全シーンが公開されてます。


絵巻の長さに圧倒されました、

しかしあまりにも詳細緻密な絵巻物であるため長絵巻物と言うことで展示されていた。

もう少し念入りに見ればと残念でした。

 

 

 

塩尻四宿400年祭皇女和宮御下向行列 洗馬宿  

 

 

                       

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