老いと向き合う
兄姉皆逝く
家内と顔を突き合わせ「寂しいモンだね・・・」
「メシを喰って静かに息をついていたら
いつの間にか日が暮れて 気がついた時は墓場の中」
相田みつお の言葉から~。
老いとは何なのか。
どれほど魅力的だった人でも、例外なく皺ができ、皮膚がたるみ、
見た目が著しく変貌する。物忘れが増える。動作が鈍くなる。
そして、腰が痛い、眩暈がする~その先に厳然と
控えているのは「死」人生の終着駅である。
入れ歯する
補聴器用意
杖をもつ(縄)
若いころは、公園のベンチで、高齢者が背を丸め、ボーッとしているのを見
かけても、老人が考えことをしているな、としか思わなかった。
今はそれらの姿を見ると、自分の気持ちや公園に居る老人をも理解でき
るようになった。若き時はそんなことは想像できなかった。
行動半径が極端に狭まり、行動を起こすのに「億劫と言う気持ち」が、
前に浮かび動きがとっても鈍くなる。
此処2年間に親族の方々が、アットいう間にアノ世に旅立った。
昨年三人、今年二人・・・寂しい限り、兄弟姉妹はみんな亡くなった。
日本人の平均寿命は男性が81歳、女性が87歳とのことですが、健康寿命なる
言葉が有ります。病むことなくピンピン~コロリと逝きたいものです。
家内と顔を突き合わせ「寂しいもんだね・・~~」と
何回となく語り合ったことか・・・。
幼き日囲炉裏を囲み食事した
兄姉たちはアノ世で暮らす(縄)
今までは兄姉たちが居たことで、心の支えで心強かった。
「死と生」は一本の線でつながっている。若かったころは活き活きとした
命の真只中から死を見つめていたが、今は終末の淵に立って
生を眺めているような気がする。
(イラストの画はPCから出典)
親戚中 最長老に なりにけり (縄)
追加(9/8)
気が付けば 本日・只今・87歳 為りにけりけり。
(健康・笑い・仲睦まじく)
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