産経新聞2009年12月25日の一面左上。
曽野綾子氏のコラム「小さな親切、大きなお世話」が掲載されておりました。
今日のテーマは、「『郵政問題』が示す暗い現実」。
さて、その最後を引用します。
「・・・郵政の取り扱い量が減っているという事実だ。
私は正直なところ日本郵政という会社の未来には冷たいような気もするが、郵便事業を守るには、日本人の『読み書きしゃべり』という3つ国語力表現を完璧にする教育をしなければならない。つまり現在の日本人は、まともな日本語も喋(しゃべ)れず漢字も知らず、ましてや作文能力も開発しなかった結果、短い手紙さえ気楽に書けるひとはごく少なくなった。これでは郵便の量も増えるわけがない。
その国の文化を支える完全な人間は、どの国語でもいいから、『読み書きしゃべり』の3つが揃って可能だという最低条件がある。それに該当する日本人が、今どれだけいるかという危惧が、郵政の問題より深く私の心に残ったのである。」
以上は、コラムの最後の箇所だけ引用しました。
そうか。来年私は「郵便事業」を守る。
そんなことを、年賀はがき一枚に苦戦しながら思うのでした。
ということで、手紙とは別ですが、
このブログ、来年もよろしくお願いいたします。
と、年賀はがきに代えまして、ご挨拶。
曽野綾子氏のコラム「小さな親切、大きなお世話」が掲載されておりました。
今日のテーマは、「『郵政問題』が示す暗い現実」。
さて、その最後を引用します。
「・・・郵政の取り扱い量が減っているという事実だ。
私は正直なところ日本郵政という会社の未来には冷たいような気もするが、郵便事業を守るには、日本人の『読み書きしゃべり』という3つ国語力表現を完璧にする教育をしなければならない。つまり現在の日本人は、まともな日本語も喋(しゃべ)れず漢字も知らず、ましてや作文能力も開発しなかった結果、短い手紙さえ気楽に書けるひとはごく少なくなった。これでは郵便の量も増えるわけがない。
その国の文化を支える完全な人間は、どの国語でもいいから、『読み書きしゃべり』の3つが揃って可能だという最低条件がある。それに該当する日本人が、今どれだけいるかという危惧が、郵政の問題より深く私の心に残ったのである。」
以上は、コラムの最後の箇所だけ引用しました。
そうか。来年私は「郵便事業」を守る。
そんなことを、年賀はがき一枚に苦戦しながら思うのでした。
ということで、手紙とは別ですが、
このブログ、来年もよろしくお願いいたします。
と、年賀はがきに代えまして、ご挨拶。