今日発売の週刊ポスト(4月22日号)を購入。
すると、戯れ歌があるじゃありませんか。
ACジャパン(公共広告機構)のCMに使われている詩
金子みすず『こだまでしょうか』と宮澤章二『行為の意味』。
その詩を題材にした戯れ歌。
「こころ」は見えないけれど
震災利用の「下心」は透けて見える
「思い」は見えないけれど
「思い上がり」は誰にも分かる
写真入の記事には、こうありました。
「『震災後、ぶら下がり取材を拒み続ける菅総理らを引き合いにして、番記者が待ち時間に遊び始めたのがパロディの始まりで、いつの間にか官邸全体にまん延していた』(政治部記者)そう。・・・・」
「待ち時間」といえば、鶴見俊輔座談全10巻の内容見本に、鶴見さんの(談)が載っていて、その談話の最後にこんな箇所があったのを思い浮かべました。
「対談という、もともとの伝統は、連句、座の文学なんですね。戦国時代、城攻めのときは、待ち時間がものすごくあるでしょう。そのとき、座興のために連歌師の宗祇のような人が、かたちをつくったんです。それ以前には、男女が山や市などに集まってお互いに歌を詠み交わす、歌垣のような『万葉集』のころからの洗練された伝統があるんですね。・・」
余談にわたりました。
それより、雑誌にある番記者の戯れ歌を、もうひとつ。
「大丈夫?」っていうと
「大丈夫」っていう
「漏れてない?」っていうと
「漏れてない」っていう
「安全?」っていうと
「安全」って答える
そうして、あとで怖くなって
「でも本当はちょっと漏れてる?」っていうと
「ちょっと漏れてる」っていう
こだまでしょうか?
いいえ、枝野です
すると、戯れ歌があるじゃありませんか。
ACジャパン(公共広告機構)のCMに使われている詩
金子みすず『こだまでしょうか』と宮澤章二『行為の意味』。
その詩を題材にした戯れ歌。
「こころ」は見えないけれど
震災利用の「下心」は透けて見える
「思い」は見えないけれど
「思い上がり」は誰にも分かる
写真入の記事には、こうありました。
「『震災後、ぶら下がり取材を拒み続ける菅総理らを引き合いにして、番記者が待ち時間に遊び始めたのがパロディの始まりで、いつの間にか官邸全体にまん延していた』(政治部記者)そう。・・・・」
「待ち時間」といえば、鶴見俊輔座談全10巻の内容見本に、鶴見さんの(談)が載っていて、その談話の最後にこんな箇所があったのを思い浮かべました。
「対談という、もともとの伝統は、連句、座の文学なんですね。戦国時代、城攻めのときは、待ち時間がものすごくあるでしょう。そのとき、座興のために連歌師の宗祇のような人が、かたちをつくったんです。それ以前には、男女が山や市などに集まってお互いに歌を詠み交わす、歌垣のような『万葉集』のころからの洗練された伝統があるんですね。・・」
余談にわたりました。
それより、雑誌にある番記者の戯れ歌を、もうひとつ。
「大丈夫?」っていうと
「大丈夫」っていう
「漏れてない?」っていうと
「漏れてない」っていう
「安全?」っていうと
「安全」って答える
そうして、あとで怖くなって
「でも本当はちょっと漏れてる?」っていうと
「ちょっと漏れてる」っていう
こだまでしょうか?
いいえ、枝野です