「新潮45」5月号が、印象深い。
たとえば、鎌田浩毅VSビートたけし「達人対談」。
最初にたけしさんが紹介しております。
「今回の東日本大震災が来る前から、政府の地震調査委員会の報告では、宮城県沖自身、三陸沖北部自身、茨城県沖自身が今後三十年以内に起こる確率90パーセントを超えていたそうで、先生もそのことを昨年末、雑誌で警告していた。特に宮城県沖自身は99パーセントだった。そのことに驚きましたね。」
ちょっとしたヒントもはじめにあります。
たけし】 ・・・先生も論文の中で津波が来たら『遠くへ逃げるより、高い場所に駆け上がれ』とお書きになっていますね。その予見の確かさに感服したんですが。
鎌田】 ややこしいことはいいから、『高いところへ逃げろ』とか、簡単な標語でいいんです。それを知っているかいないかで明暗が分かれます。
そして、肝心なことも語られております。
鎌田】 戦後の復興期は地震も少なかった。その地震が少ない恵まれた時代が終わったのが、1995年の阪神・淡路大震災です。日本のの復興期と高度経済成長期に地震がなかったのは、本当にラッキーなことでした。・・・・今回の地震はアメリカの「9・11」同様、「3・11」と名付けられるようになると思うのですが、「9・11」が世界を変えたのと同様、「3・11」も日本とアジアを変えるだろうと思います。日本人はこれからどうやって生きていくべきか、もう一度考え直すことになるでしょうね。(p132)
あと、私が気になったのは、この対談の前にある尾池和夫氏の文。
気になるので、尾池氏の本を古本屋で取り寄せております。
とりあえず、ここまで。
たとえば、鎌田浩毅VSビートたけし「達人対談」。
最初にたけしさんが紹介しております。
「今回の東日本大震災が来る前から、政府の地震調査委員会の報告では、宮城県沖自身、三陸沖北部自身、茨城県沖自身が今後三十年以内に起こる確率90パーセントを超えていたそうで、先生もそのことを昨年末、雑誌で警告していた。特に宮城県沖自身は99パーセントだった。そのことに驚きましたね。」
ちょっとしたヒントもはじめにあります。
たけし】 ・・・先生も論文の中で津波が来たら『遠くへ逃げるより、高い場所に駆け上がれ』とお書きになっていますね。その予見の確かさに感服したんですが。
鎌田】 ややこしいことはいいから、『高いところへ逃げろ』とか、簡単な標語でいいんです。それを知っているかいないかで明暗が分かれます。
そして、肝心なことも語られております。
鎌田】 戦後の復興期は地震も少なかった。その地震が少ない恵まれた時代が終わったのが、1995年の阪神・淡路大震災です。日本のの復興期と高度経済成長期に地震がなかったのは、本当にラッキーなことでした。・・・・今回の地震はアメリカの「9・11」同様、「3・11」と名付けられるようになると思うのですが、「9・11」が世界を変えたのと同様、「3・11」も日本とアジアを変えるだろうと思います。日本人はこれからどうやって生きていくべきか、もう一度考え直すことになるでしょうね。(p132)
あと、私が気になったのは、この対談の前にある尾池和夫氏の文。
気になるので、尾池氏の本を古本屋で取り寄せております。
とりあえず、ここまで。