新刊を買うときに、ついでに気になる本を、つい買ってしまいます。
ということで幅允孝著「幅書店の88冊 あとは血となれ、肉となれ。」(マガジンハウス)が手元にあります。
たとえば、
「結局のところ、本屋で本を積んだり、平台のタイトルを並び替えたり、面陳列(本のカバーを見せる並べ方のことです)を取り替えたりしている作業中が、僕も確かに最も落ち着くのだ。」(p184)こうはじまるのは、エリック・ホッファーの2冊を紹介する文のはじまり。
あとがきにかわる「感謝の言葉」の日付をみると、2011年5月25日とあります。
その「感謝の言葉」の次のページに引用文があったりします。
そこも引用してみますね。
「 本を読む人の美点は、情報収集力にあるのではない。
また、秩序だて、分類する能力にあるわけでもない。
読書を通じて知ったことを、
解釈し、関連づけ、変貌させる才能(ギフト)にこそある。
アルベルト・マングェル『図書館 愛書家の楽園』」
そうそう。
花森安治著「一銭(銭の左の金なし)五厘の旗」を紹介する文には、
「2011年の大震災で平常を失った僕らが、いま読むべき一文だとも言える」(p57)
ところで、そのあとに続けられる花森氏の引用文がありました。
そこをちょっと引用。
「 ・・・・・
民主々義の[民]は 庶民の民だ
ぼくらの暮しを なによりも第一にする ということだ
ぼくらの暮しと 企業の利益とが ぶつかったら
企業を倒す ということだ
ぼくらの暮しと 政府の考え方が ぶつかったら
政府を倒す ということだ
それが ほんとうの[民主々義]だ
・・・・・・・・ 」
2011年の大震災のとき、民主党が政権をとっておりました。
こういう場合「政府を倒す」とは、どういういことなんだろう。
ということで幅允孝著「幅書店の88冊 あとは血となれ、肉となれ。」(マガジンハウス)が手元にあります。
たとえば、
「結局のところ、本屋で本を積んだり、平台のタイトルを並び替えたり、面陳列(本のカバーを見せる並べ方のことです)を取り替えたりしている作業中が、僕も確かに最も落ち着くのだ。」(p184)こうはじまるのは、エリック・ホッファーの2冊を紹介する文のはじまり。
あとがきにかわる「感謝の言葉」の日付をみると、2011年5月25日とあります。
その「感謝の言葉」の次のページに引用文があったりします。
そこも引用してみますね。
「 本を読む人の美点は、情報収集力にあるのではない。
また、秩序だて、分類する能力にあるわけでもない。
読書を通じて知ったことを、
解釈し、関連づけ、変貌させる才能(ギフト)にこそある。
アルベルト・マングェル『図書館 愛書家の楽園』」
そうそう。
花森安治著「一銭(銭の左の金なし)五厘の旗」を紹介する文には、
「2011年の大震災で平常を失った僕らが、いま読むべき一文だとも言える」(p57)
ところで、そのあとに続けられる花森氏の引用文がありました。
そこをちょっと引用。
「 ・・・・・
民主々義の[民]は 庶民の民だ
ぼくらの暮しを なによりも第一にする ということだ
ぼくらの暮しと 企業の利益とが ぶつかったら
企業を倒す ということだ
ぼくらの暮しと 政府の考え方が ぶつかったら
政府を倒す ということだ
それが ほんとうの[民主々義]だ
・・・・・・・・ 」
2011年の大震災のとき、民主党が政権をとっておりました。
こういう場合「政府を倒す」とは、どういういことなんだろう。