諸橋轍次著「中国古典名言辞典」(講談社)をひらくと、
「死は或いは泰山より重く、或いは鴻毛より軽し」
この解説は
「同じ命を差し出して死ぬことも、あるばあいには泰山よりも重いと考えてこれを惜しまねばならないし、あるばあいには鴻(おおとり)の羽毛よりも軽いと考えて、潔くこれを捨てなければならない。(司馬遷「任安(じんあん)に報ずる書」)」
あらためて、読み直したのは、
中島敦の「李陵」と、ことのついでに「弟子」。
そうそう、徳間書店「史記Ⅶ・思想の運命」(西野広祥+藤本幸三 訳)をひらくと、
こう訳しておりました。
「人間だれしも死ぬ運命にありますが、その死が泰山よりも重んじられたり、鴻毛よりも軽んじられたりするという差が出るのは、動機の違いにもとづいくのであります。」
う~ん。このあとにつづく言葉が肝心なのかもしれません。でも、ここまで。
「死は或いは泰山より重く、或いは鴻毛より軽し」
この解説は
「同じ命を差し出して死ぬことも、あるばあいには泰山よりも重いと考えてこれを惜しまねばならないし、あるばあいには鴻(おおとり)の羽毛よりも軽いと考えて、潔くこれを捨てなければならない。(司馬遷「任安(じんあん)に報ずる書」)」
あらためて、読み直したのは、
中島敦の「李陵」と、ことのついでに「弟子」。
そうそう、徳間書店「史記Ⅶ・思想の運命」(西野広祥+藤本幸三 訳)をひらくと、
こう訳しておりました。
「人間だれしも死ぬ運命にありますが、その死が泰山よりも重んじられたり、鴻毛よりも軽んじられたりするという差が出るのは、動機の違いにもとづいくのであります。」
う~ん。このあとにつづく言葉が肝心なのかもしれません。でも、ここまで。