池上彰著「学び続ける力」(講談社現代新書)の
第4章「読書の楽しさ」の最後に、
「勉強にどんな意味があるのか。そんな迷いが出たときは、古典を繙く。福沢諭吉の『学問のすすめ』はどうでしょうか。・・・・この本で福沢が述べているのは、独立自尊、すなわち独立イズムです。学問があってこそ、一人一人が自分の足で立っていけるということを、改めて教えてくれます。・・東工大で、『学生に読むことを勧める本を紹介してください』と言われ、私は迷うことなく、この書名を挙げました。」(p169~170)
そういえば、
1912(明治45)年生まれの橋本武氏に、新刊が出ております。
題は「伝説の灘校国語教師の『学問のすすめ』」(PHP研究所)。
せっかくですから、
その「はじめに」を引用。
「この本の表題をご覧になった壱万円札のお方が、『ほほう、お前さまもやりなさるのかね』と、後ろから私の肩を押して、『しっかりやりなされよ』と声をかけられているようで、何だか照れくさい気になってしまいますが、いくら【学問のすすめ】であっても、この本を読んでいただく方々に向かって、ああしなさい、こうしたほうがいいですよ、と、私のほうから指図がましいことを申すようなことは、全く考えてはおりません。
私はただ、長年こんなことをやってきました、こんなことを考えていました、こんな感じでいました、ということを申し上げ、お読みいただ・・・どうかお気軽にお読みいただきますよう願っております。」
ということで、
福沢諭吉と橋本武の取り合わせ。
池上彰著「学び続ける力」
福沢諭吉著「学問のすすめ」
橋本武著「学問のすすめ」
ショウペンハウエル著渡部昇一編訳
「新訳 読書について」( 池上さんはこの本・岩波文庫も薦めておりました )
とりあえず、この4冊を並べておくことに。
第4章「読書の楽しさ」の最後に、
「勉強にどんな意味があるのか。そんな迷いが出たときは、古典を繙く。福沢諭吉の『学問のすすめ』はどうでしょうか。・・・・この本で福沢が述べているのは、独立自尊、すなわち独立イズムです。学問があってこそ、一人一人が自分の足で立っていけるということを、改めて教えてくれます。・・東工大で、『学生に読むことを勧める本を紹介してください』と言われ、私は迷うことなく、この書名を挙げました。」(p169~170)
そういえば、
1912(明治45)年生まれの橋本武氏に、新刊が出ております。
題は「伝説の灘校国語教師の『学問のすすめ』」(PHP研究所)。
せっかくですから、
その「はじめに」を引用。
「この本の表題をご覧になった壱万円札のお方が、『ほほう、お前さまもやりなさるのかね』と、後ろから私の肩を押して、『しっかりやりなされよ』と声をかけられているようで、何だか照れくさい気になってしまいますが、いくら【学問のすすめ】であっても、この本を読んでいただく方々に向かって、ああしなさい、こうしたほうがいいですよ、と、私のほうから指図がましいことを申すようなことは、全く考えてはおりません。
私はただ、長年こんなことをやってきました、こんなことを考えていました、こんな感じでいました、ということを申し上げ、お読みいただ・・・どうかお気軽にお読みいただきますよう願っております。」
ということで、
福沢諭吉と橋本武の取り合わせ。
池上彰著「学び続ける力」
福沢諭吉著「学問のすすめ」
橋本武著「学問のすすめ」
ショウペンハウエル著渡部昇一編訳
「新訳 読書について」( 池上さんはこの本・岩波文庫も薦めておりました )
とりあえず、この4冊を並べておくことに。