和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

最もよいと言う。

2014-05-01 | 本棚並べ
板坂元著「日本語を外から見れば」(創拓社)の
まえがきに

「私の友人の中で、
『日本語を外から見れば(「日本語横丁」改題)』と
『日本人の論理構造』が最もよいと言う人が少なくない。
・ ・・この二冊がすぐれているというのは、
どこかにとりえがあるのだろう。」(p2)

ちなみに、「まえがき」のはじめに

「1960年にケンブリッジ大学から
ハーバード大学に移ったとき、
最初は教えるのが半分、
教科書編集が半分という約束だった。
ハーバードから出ていた日本語教科書は、
エリセーフ・ライシャウア・テキストと呼ばれ、
アメリカの諸大学で広く使われていた。が、
なにしろ戦争中に生まれた教科書であり、
内容も言葉も古くなっている。
これを改訂しようというので、
私は招かれたわけだ。
私はよく読まれていた新書類を三百冊近く
読みあさって、新しい日本語の教科書を
編集することにした。当時読んだ本は
アメリカに置いてあるが、よくもあんなに
読んだものだと、時々呆れることがある。
パソコンやワープロが発達した今なら、
何分の一の労力でできる仕事だろうが、
カードをとり、カーボンでテキストの
コピーを作るという手作業のハードワークだった。
が、その間に、日本語についての
さまざまな疑問が湧いてきた。・・」

う~ん。友人に最もよいと言われる二冊。
そのとりえを探しながら読んでみたい(笑)。
コメント
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