外山滋比古著「日本語の作法」(新潮文庫)を購入(笑)。
ゆったりとした活字なので、読みやすい。
パラリとひらけば、
こんな箇所。
「大きな国際会議などでは、はじめのあいさつ、
オープニング・アドレスが注目される。
会が成功するかどうかも、このあいさつに
かかっていると言う人さえある。
あいさつ下手の日本人は損をする。
あいさつの心は、相手を立て、たたえ、
喜んでもらうことにある。仕事をしてもらったあと、
『ご苦労さまでした』
はよくなくて、
『お疲れさまでした』
でもいけない、
と言われ途方にくれた人が少なくないが、
相手を見下すようなところがあって、
あいさつの心に欠けるのである。」(p104~105)
はい。私も途方にくれる人のひとり(笑)。
あとがきは、単行本のあとがきを、
書き改めた、文庫のためのものでした。
そこに、
「あえてあれこれ、細かいことを書いた。
読者諸賢の御参考としていくらかでも
役立てば著者としての喜びは小さくない。」
うん。これと外山滋比古さんの
「人に聞けない 大人の言葉づかい」
(中経の文庫)は、ありがたい。
ゆったりとした活字なので、読みやすい。
パラリとひらけば、
こんな箇所。
「大きな国際会議などでは、はじめのあいさつ、
オープニング・アドレスが注目される。
会が成功するかどうかも、このあいさつに
かかっていると言う人さえある。
あいさつ下手の日本人は損をする。
あいさつの心は、相手を立て、たたえ、
喜んでもらうことにある。仕事をしてもらったあと、
『ご苦労さまでした』
はよくなくて、
『お疲れさまでした』
でもいけない、
と言われ途方にくれた人が少なくないが、
相手を見下すようなところがあって、
あいさつの心に欠けるのである。」(p104~105)
はい。私も途方にくれる人のひとり(笑)。
あとがきは、単行本のあとがきを、
書き改めた、文庫のためのものでした。
そこに、
「あえてあれこれ、細かいことを書いた。
読者諸賢の御参考としていくらかでも
役立てば著者としての喜びは小さくない。」
うん。これと外山滋比古さんの
「人に聞けない 大人の言葉づかい」
(中経の文庫)は、ありがたい。