おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

こういうことを書くと

2009-11-01 20:48:27 | つぶやき
天皇陛下ご即位20年記念 臨時「国民の祝日」は“お流れ” (産経新聞) - goo ニュース
 またぞろ妖怪が登場してきそうですが。何で即位20年ごときで、臨時の祝日を作らなければならないのでしょうか。
 10年の時はどうしましたか、そしてこれから来る?30年目は・・・。あくまでも「とことん民主党政権憎し」の産経ならではの記事です。
 民主党政権がつぶれる(つぶす)まで、こんな類の記事・キャンペーンをするつもりなんでしょう。ついでに、諸悪の根源、かの日教組「憎し」の感情も、ちゃんと盛り込まれています!
 前例にあげたものだって(私はおかしいと思いましたが)、それなりの意義・根拠(結婚式、即位の礼)があったはず。何で20年でというのが、国民の普通の意識ではないでしょうか。
 昭和天皇の時はどうしましたか?とも。それとも、焦っているのですか? 何だか知りませんが。
 それにしても、産経新聞。これだけ党派的立場をはっきりさせている新聞社も、珍しい。政党機関誌以外では、某巨大宗教団体の新聞の他には見あたりません。
 八ッ場ダムの検証記事しかり(今朝のは、少し抑え気味で、無駄遣い批判でしたが)、鳩山さんの「鯨の肉は嫌い」発言など、大きなことから細かなことまで、民主党(員)のやることなすこと、ことごとくいちゃもんをつけることに躍起になっています。
 「論壇」のようなコーナーで評論家・学者(どうも?のつきそうな方々が目立ちますが)が保守的立場を鮮明にして、「ご」意見を開陳するだけでは間尺に合わなくなったのでしょう、政治面から社会面、国際面までたくさんの紙面を使っています。
 いわく、他の新聞がだらしないからだ、自分たちだけが「国益・公」の立場から厳しく失政を責めているのだ、と。実に、けなげな使命感に燃えています。
 こうして、ゆくゆくは来夏の参院選、さらに何年か後の衆院選で、民主党に鉄槌を下し、政権の座から引きずりおろす、こうした深謀遠慮からの、一大キャンペーン。野党・自民党、かつての権力の「ポチ」(ハチ公でも可)としての忠実な役割を果たしています。
 産経新聞という大新聞を愛読している、教養豊かにして、バランス感覚も充分おありに思える、実に立派な読者諸公も、さぞかし、やんややんやの大歓声を送っていることでありましょう、ますます新政権へのやっかみと不満を増幅させながら。
 
コメント (1)
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