この間、最近完成したばかりの葛飾区中央図書館に行ってきました。JR金町駅の南側、京成電車の線路沿いの道と水戸街道にはさまれた一画。それまでは、駅前の商店街の裏手に当たっていて、せいぜい二、三階建ての家屋が並んでいた土地が区画整理で大変貌。
大きな高層マンションを中心に、大きなテナントが入るビル。その3階に「図書館」が出来ました。今までは、水戸街道沿いの、ちょっと街並みからはずれた「葛飾図書館」が葛飾区の中では大きくて、中心的な存在の図書館でした。
それが再開発を機に、駅前の一等地に図書館を創設するなどという、あえて「大胆」な施策を実行したわけです。駅から数分。とても賑やかな商店街の中の図書館。他の商業施設を誘致した方がどれほど儲かるか、下々の考えはそんなものですが・・・。
この金町地域。JR金町駅の西北、かつての三菱製紙の跡地には、東京理科大学が来ることになっています。また、その向かい側には高層マンションが建設されなど、金町駅周辺再開発の巨大なプロジェクトが進んでいます。この図書館建設も、その一貫としてのものでしょう。「文教地域」「住宅地域」として完成度の高い街づくりを行っているようです。
実際、初めて行ってみてびっくりしました。今までの図書館のイメージが一新。高い書棚がずらっと並んで、手に取ってみるのも容易ではなく、閲覧室も離れた場所に、コピーをするにも一苦労だった、そんな苦労など全くない。
書棚も低く、すぐ手に取れ、閲覧用の椅子も随所に置かれ、・・・。何しろ蔵書の数が半端でない!大型の歴史資料集や専門書も、自由に閲覧できます。まるで大型の本屋さんのような雰囲気。
貸し出しも自動貸出機なども完備され、借りるのも簡単、また検索機も多くて、目当ての書籍・資料を探すのも簡単。けっこう人もたくさんいましたが、思い思いに本を読んだり、探したりしていました。子ども連れや障害者への配慮もなされているようです。ちょっとしたテラスで本が読めるというのも面白い!
駐輪場が地下であったり(商業施設との共用のため、3時間以内は無料ですが、
つい周りに駐めてしまう人も多いようです。「駐輪禁止」の張り紙がどこまで効果があるやら)車で来たときはどうするのか(たくさん本を借りたりする場合もあるので)ちょっと心配な点もありましたが。
写真は、テラス付近から西側を撮ったもの。3階からですが、見ての通り、ほとんど高い建物はありません。
こうした下町の低層の家々の並ぶ土地柄、これからは、こうした地域性に配慮した運営(企画物など)にも気を遣いながら、地に足のついた、新たな文化を発信する意気込みが求められているようです。
大きな高層マンションを中心に、大きなテナントが入るビル。その3階に「図書館」が出来ました。今までは、水戸街道沿いの、ちょっと街並みからはずれた「葛飾図書館」が葛飾区の中では大きくて、中心的な存在の図書館でした。
それが再開発を機に、駅前の一等地に図書館を創設するなどという、あえて「大胆」な施策を実行したわけです。駅から数分。とても賑やかな商店街の中の図書館。他の商業施設を誘致した方がどれほど儲かるか、下々の考えはそんなものですが・・・。
この金町地域。JR金町駅の西北、かつての三菱製紙の跡地には、東京理科大学が来ることになっています。また、その向かい側には高層マンションが建設されなど、金町駅周辺再開発の巨大なプロジェクトが進んでいます。この図書館建設も、その一貫としてのものでしょう。「文教地域」「住宅地域」として完成度の高い街づくりを行っているようです。
実際、初めて行ってみてびっくりしました。今までの図書館のイメージが一新。高い書棚がずらっと並んで、手に取ってみるのも容易ではなく、閲覧室も離れた場所に、コピーをするにも一苦労だった、そんな苦労など全くない。
書棚も低く、すぐ手に取れ、閲覧用の椅子も随所に置かれ、・・・。何しろ蔵書の数が半端でない!大型の歴史資料集や専門書も、自由に閲覧できます。まるで大型の本屋さんのような雰囲気。
貸し出しも自動貸出機なども完備され、借りるのも簡単、また検索機も多くて、目当ての書籍・資料を探すのも簡単。けっこう人もたくさんいましたが、思い思いに本を読んだり、探したりしていました。子ども連れや障害者への配慮もなされているようです。ちょっとしたテラスで本が読めるというのも面白い!
駐輪場が地下であったり(商業施設との共用のため、3時間以内は無料ですが、
つい周りに駐めてしまう人も多いようです。「駐輪禁止」の張り紙がどこまで効果があるやら)車で来たときはどうするのか(たくさん本を借りたりする場合もあるので)ちょっと心配な点もありましたが。
写真は、テラス付近から西側を撮ったもの。3階からですが、見ての通り、ほとんど高い建物はありません。
こうした下町の低層の家々の並ぶ土地柄、これからは、こうした地域性に配慮した運営(企画物など)にも気を遣いながら、地に足のついた、新たな文化を発信する意気込みが求められているようです。