アメリカ「新製品のトマホークBlockⅤが出たよ。誰か買わない?」
オーストラリア「うちは今金がないので。日本が買った後なら買ってもいいよ」
カナダ「俺も日本が買うなら買うよ」
アメリカ「日本はどう?」
日本「わ、わが国は専守防衛ですので・・・」
アメリカ「そんなこと言ってたら守ってあげないよ。中国が怖くないの?」
日本「そ、そ、それは怖いですけど・・・」
アメリカ「だったら、とりあえず400発注文して」
日本「そ、それは、現状、国内世論が許しません」
アメリカ「そこは、『台湾が陥落すれば石油が入らなくなる』とかなんとか言って、マスコミと一緒に説得しなよ」
日本「は、はい、分かりました。400発分の予算だけは確保しときます」
というやり取りがあったかどうかは不明だが、まずトマホークを買う/買わせるという話があって、「敵基地攻撃能力」の議論は、つじつま合わせの為に来たのではないかと疑われる。
結局、アングロ=サクソン・グループの”蚊帳の外”におかれたまま、金だけは出すという、いつか見た光景が繰り返されているようだ。
他方、国内では、「自省/自社の予算を増やそう」、あるいは「増税のネタが作ろう」、などといった思惑から、この機会を逃すなとばかりに様々な集団が蠢いているわけである。