「 ここ数年債務上限は政治問題に、2011年はぎりぎりで上限引き上げも米格下げで市場は混乱。
2013年と2015年は債務上限の適用停止で対処、このほか暫定延長や特例措置という手法も。
債務上限については引き上げ以外にも複数の対処法があり、米国のデフォルトは行き過ぎた懸念。 」
「下院の完全投票は、ケビン・マッカーシー下院議長のリーダーシップのテストになります。彼は、法案を可決すると、バイデンは連邦政府の31.4兆ドルの借入限度額を解除することと引き換えに支出削減の交渉に同意する可能性があると主張しています。・・・
一方、数人の下院共和党員は、さまざまな理由で法案に反対を表明しており、支出を十分に削減していないと言う人もいれば、地元地区に大きな打撃を与えるのではないかと心配する人もいます。マッカーシーは、法案が可決された場合、彼の狭い222-213の過半数からわずか<>票を失う余裕があります。」(自動翻訳)
「米下院は26日、大幅な歳出削減を伴う連邦債務上限引き上げ法案を可決した。 」
アメリカ政府の資金繰りが危機的な状態に陥っていた。
やや分かりにくいが、債務上限を引き上げる点に争いはなく、民主党側が交換条件として、共和党が主張する歳出削減を飲むかどうかが問題になっているようである。
事前報道では、共和党の足並みの乱れを指摘するものがあったが、共和党の団結を示す結果となった。
翻って我が国を見るに、「防衛増税」を巡っては、与党内で足並みの乱れがみられる。
これを打開するために、首相が解散を決意するのかどうかが注目される。