パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

イタリアと日本

2009年09月10日 21時18分38秒 | Weblog


上の写真は、夏休みにイタリア旅行した妹夫妻が撮影したミラノの
建築物(よく見かけるが残念ながら自分は名前は知らない)



続いてはヴェネチアから
しかし、やはりこれも知らない



雰囲気はがらっと変わってこれは京都 泉涌寺



上の写真は 紅葉がきれいな事で有名な東福寺の方丈の庭園

こうして並べて比較するとその違いがより鮮明になる

西欧の建築物は、より壮大なもの、永遠なもの、意志的なものへの
傾向が強く感じられ見るものはその力に圧倒される

一方日本の建築物は、やはり作り込んでいる点では同じでも
どこか自然と一体化するような、自らを誇示するようなところが無い

圧倒されるのとホッとする感覚
そのどちらが好ましいかは
その時々の自分のコンディションによるだけで
優劣は付けられない

ただ年齢を重ねると保守的になると言うが
確かに日本的なものが
(昔は地味で渋くて派手さが無く思えたものが)
じんわりと心にしみいってくる様になったのも事実

アニメだけでなく、日本にはまだ誇るべきこのような文化の程度の
高いものが数多くある
それらをないがしろにしてお金になりそうな流行ものばかりに
関心がいくのは少しばかり不安

アニメの殿堂よりも先にすべき事は
たくさんありそうに思えるのだが、、、


コメント
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