パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

サッカーの見方

2014年05月28日 09時03分32秒 | サッカー
おそらくサッカーの見方は主観的なものとなる
テレビでも解説の音をオフにすれば
もっと際立っていろんな思いが浮かぶに違いない

昨日のキプロス戦
今朝の新聞の記事を読むと(一般紙)自分の感じたものと
随分違う

本田は運動量が少なく、云々とあったが
前半はミスが多かったのは事実
しかし後半は下がってボールをもらいに行ったので
結構な運動量はあった

柿谷は孤立してセレッソの不調を引きずっていた
と記事にあった
しかし、イタリア人の監督はFWにそれほど下がることを
要求していない
下がってゴールから遠いところにいると
ゴールの可能性は低くなるので
ストレスが溜まっても前にいろと言う指示を出した可能性がある
それに時々才能を感じさせる部分もあった
特に後半から良くなった感じがしたが、、、

ということで感じ方、見方は随分違うということ

それよりも心配になったのは岡崎のこと
あのポジションで精緻な攻撃をするのには
彼は少し雑
だがめげないで頑張る姿勢は貴重なので
的確なポジションはどこか?
またそうやってみんなと合わせていくかが問題

誰も岡崎のことを話題にしなかったが
あのようにDFが引いた場合
岡崎はあまり機能しないかもしれない
清武の技術のほうが生きる可能性の方がある

しかし、岡崎の実績からすると外しにくい
とすると岡崎をワントップにする?
しかし点で合わせるタイプでキープ力などには不安

話は飛んでザッケローニ監督が捨てた戦法
ヘッドでの攻撃(FKの場合は違うが)
確かに今までのワールドカップでも
アジア予選のようにはサイドからのクロスを
ヘッドであわせて得点というのは見られなかったし
可能性も低い
屈強なDFの中で点を取る方法は
日本はアジリティを活かすほうが可能性は高い

日本の守備を心配して闘莉王を入れて
もう少し守備を安定させてから攻撃すべきとの意見も
あちこちから聞こえたが
本田、長友の南アフリカで感じたことは
心のなかに深く刻まれている
それはパラグアイ戦のこと
時間内では負けなかった、しかしどうやって点を取るのか
勝つのか?と言う問題はテレビ観戦している自分らでも思ったこと

本田は攻撃して勝つ
負けないサッカーではなく
勝つサッカーを目指す
そしてそれはそのまま日本の姿勢となっている
もちろんそれには危険が伴う
だが何事もあれもこれも望むことはできない
割り切るしかない
今回は攻撃的にいく
これが日本の方向性
そしてその攻撃とはパスを主体としてアジリティに富んだ攻撃

多分素人は今のJリーグ選手レベルの相手をした時の
パフォーマンスを代表に期待する
しかし相手は半端じゃない国の代表
それは想像以上に難しい
それに対抗するには「才能」「センス」
そうしたものに頼るしかないのも事実

なにはともあれ時間は迫ってきた
あとはコンディションを万全に

しかし、一般メディアは柿谷が済んだら
今度は大久保を持ち上げて忙しいことだ

そしてにわかサッカーファンは
これらの報道をそのまま信じてしまうので
サッカーへの深い理解が進むかは大いに疑問
できることならもう少しまともな報道があればいいのだが
(セルジオさんは言わんとすることは分からないでもないが
 現場を離れた無責任な言いっぱなしの傾向が強すぎるかな)
コメント
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